平成27年度石炭国内受入研修(中国第2期)開講式を開催
~中国石炭産業における保安向上・生産安定化に貢献~
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、10月20日(火)、JOGMEC本部にて平成27年度産炭国石炭採掘・保安技術高度化事業のうち中国第2期18名の国内受入研修開講式を開催しました。
本研修は、我が国の安定的な石炭供給の確保を目的として実施している事業で、中国等の産炭国から研修生を受け入れ、我が国の石炭採掘・保安技術を移転しています。
今年度の国内受入研修のうち中国研修第2期生として、保安監督管理向上コースおよび通気ガス自然発火管理技術習熟コースに参加する計18名の研修生が、10月20日(火)に来日しました。同日JOGMEC本部にて開催した開講式では、中華人民共和国駐日本国大使館の景春海参事官から研修生に対して激励のあいさつを頂戴しました。また、研修生代表の蔡穏成副調研員からは、約1ヶ月間の研修に向けての抱負が述べられました。
中国第2期研修生は、翌10月21日(水)より北海道釧路市のJOGMEC炭鉱技術研修センターにおいて研修を受講しています。我が国で長い年月をかけて蓄積された石炭坑内採掘に関する保安・生産技術を学び、帰国後は母国における炭鉱保安の向上や石炭生産の安定化に成果を上げるものと期待されています。
なお、今年度の国内受入研修事業としましては、産炭国より150名程度の研修生を受け入れる予定です。現在は、中国第2期研修生のほか、10月6日(火)に来日したベトナム第2期研修生15名がJOGMEC炭鉱技術研修センターにて研修を受講しています。
■ 10月20日(於:JOGMEC本部)中国第2期研修開講式の様子
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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000057.html?mid=pr_151027
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