《3PL事業者様向け》「EC物流の対応状況」に関するアンケート調査:EC物流用の営業ツールを持っている企業は全体の約3割
クラウド型在庫管理システムのリーディングカンパニーであるロジザード株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:金澤 茂則、以下ロジザード)は、2021年1月・2月に「《3PL事業者様向け》ロジザードEC×物流セミナー2021」を開催、セミナーに参加された、これからEC物流対応を始める・強化を検討している3PL事業者様を対象に、EC物流の対応状況についてアンケート調査を行いました。
- Summary
・月間の問い合わせ件数は、「EC物流受託数6社以上」の企業の内52%が「6件以上」
・EC物流の営業を行うためのツールを持っている企業は、全体の約3割
- 現在請け負っているEC物流案件は、「2~5社」が36%
「現在請け負っているEC物流案件は何社ですか?」の質問に対し、36%が「2~5社」、35%が「6社以上」、17%が「0社」、12%が「1社」と回答し、請け負っているEC物流案件は「2~5社」と「6社以上」が合わせて71%という結果となりました。「EC物流対応は既に行っているが、もっと強化したい」と考える3PL事業者様が多いことが伺えます。
- 月間の問い合わせ件数は、「EC物流受託数6社以上」の企業の内52%が「6件以上」
・全体の回答
「EC物流案件の問い合わせは、月に何件ありますか?」の質問に対しては、39%が「2~5件」、21%が「0件」「6件以上」、19%が「1件」と回答し、票が分かれたものの、月間の問い合わせ件数は「2~5件」が最も多いという結果となりました。これからEC物流対応を始める・強化を検討している3PL事業者様へ、EC物流に関するお問い合わせが既に一定数来ていることから、EC物流の需要の高さが伺えます。
・現在請け負っているEC物流案件数別の回答
現在請け負っているEC物流案件数別の回答を見ると、「EC物流受託数6社以上」の企業の内52%が月間の問い合わせ件数は「6件以上」と回答。既に複数社のEC物流を受託している企業はEC物流案件の問い合わせ件数も多いことが伺えます。これに対し、「EC物流受託数0社」の企業の内92%が月間の問い合わせ件数は「0件」と回答し、EC物流案件の受託数が少なければ少ないほど、EC物流案件の問い合わせ件数も少ないことがわかりました。
また、「EC物流受託数1社」の企業の内44%が月間の問い合わせ件数は「2~5件」と回答し、EC物流の受託数が少なくても問い合わせは一定数来ていることがわかりました。EC物流をあまり行っていない場合、一般的にEC物流に関するお問い合わせは少なくなる傾向があります。この結果からは、既存のBtoB物流の荷主様がECを始めるにあたりEC物流も併せて委託したい、EC物流は別の倉庫に委託していたがBtoBの倉庫に集約したい、といったお問い合わせが来ていることが考えられます。
- EC物流の営業を行うためのツールを持っている企業は、全体の約3割
・全体の回答
「EC物流の営業を行うために持っているツールは何ですか?」の質問に対しては、回答者の内30%が「EC物流用の見積や価格体系」、26%が「EC物流用のWEBサイト・ページ」と回答。どのツールも全体の3割ほどの企業しか持っておらず、「どれも持っていない」は全体の26%という結果となりました。
・現在請け負っているEC物流案件数別の回答
現在請け負っているEC物流案件数別の回答を見ると、「EC物流受託数6社以上」の企業の内52%が「EC物流用のWEBサイト・ページ」と回答し、「どれも持っていない」は4%という結果となりました。
これに対し、「EC物流受託数2~5社以上」の企業の内43%が「EC物流用の見積や価格体系」と回答し、「EC物流用のWEBサイト・ページ」は14%に留まりました。EC物流案件の受託には、WEBサイト上でEC物流に対応していることをアピールすることが重要と言えそうです。また、既に複数社のEC物流を受託している企業は持っているツールも多く、EC物流案件の受託にはEC物流専用のツールが重要であることが伺えます。
「EC物流受託数0社」の企業の回答を見ると、46%が「どれも持っていない」と回答し、ツールを持っていないとEC物流案件の受託がしづらいということが推測されます。
ロジザードでは、WEBサイトの制作支援を行っています。EC物流用のWEBサイト・ページ作成をご検討の際は、お気軽にご連絡くださいませ。
お問い合わせフォーム:
https://www.logizard-zero.com/contact/
- まとめ
これからEC物流対応を始める・強化を検討している3PL事業者様が今回セミナーに参加された一番の目的は、57%が「EC物流営業に必要なノウハウを得る方法を知りたい」、29%が「EC物流を始めるためにまず必要なことを知りたい」と回答し、EC物流営業に必要なノウハウを得る方法を知りたい方が半数以上という結果となりました。
現在請け負っているEC物流案件数別の回答を見ると、「EC物流受託数6社以上」の企業の内78%が「EC物流営業に必要なノウハウを得る方法を知りたい」と回答。既に複数社のEC物流を受託している企業は、案件を更に獲得するための営業手法を知りたい方が多いことが推測されます。また、「EC物流受託数0社」の企業の内77%が「EC物流を始めるためにまず必要なことを知りたい」と回答。EC物流案件の受託数が少なければ少ないほど、EC物流の始め方を知りたい方が多く、EC物流受託数が1件以上ある企業の場合は、EC物流案件獲得に必要なノウハウを知りたい方が多いことが伺えます。
EC物流の営業を行うためのツールをあまり持ってない・体制が整っていないと、問い合わせが来づらい、問い合わせが来ても受託につながりづらいことも伺えます。受託してもEC物流用の標準WMSが無いことで荷主様ごとに運用を変えるなど作業が煩雑になってしまう恐れがあるため、EC物流を強化するために必要な準備として、ツールや体制を揃えることが重要と言えそうです。
EC物流を強化するために必要な準備について、詳細はこちらをご覧ください。
URL:https://www.logizard-zero.com/columns/seminar02.html
- 調査概要
調査方法:オンラインによるアンケート調査
対象者 :主に3PL事業者様(「ロジザードEC×物流セミナー2021」に参加された方)
回答者数:77名
- ロジザード株式会社
2019年にはクラウドWMS「ロジザードZERO」と連携した店舗管理システム「ロジザードZERO-STORE」、オムニチャネル支援ツール「ロジザードOCE(オムニチャネルエンジン)」を提供開始、EC・店舗等様々な物流現場でのご提案が可能となりました。
名 称 : ロジザード株式会社(証券コード:4391)
代表者 : 金澤 茂則
所在地 : 東京都中央区日本橋人形町三丁目3番6号
設 立 : 2001年7月16日
事業内容 :
SaaS(クラウドサービス)事業
情報システムの開発及び販売
物流業務・小売業務コンサルティング
U R L : https://www.logizard.co.jp/
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