スタジアム、高校の就職指導のDX推進サービスを、教育現場の負担ゼロ(無料)で提供開始。サービス開始3ヶ月で500校から問い合わせ。全国38都道府県の学校へ導入を完了。
求人票デジタルファイリングシステム「Handy進路指導室」で、生徒・学校・企業・家庭の4者にとってフラットでオープンな高校生の就職活動を実現
日本では、毎年およそ15万人の高校生が卒業後に就職しています。高校生が就職する場合、通学先の学校の先生を介して、就職先を紹介されることが一般的となっています。就職活動による学業への影響を最小限にとどめるため、企業側の求人方法は就職協定で定められており、企業が生徒にアピールする機会は限られています。
そのため、学校には、高校生の採用を希望する求人企業から、印字された求人票が郵送やFAXで送り届けられます。学校は、生徒の要望に合致すると思われる求人票を選び出し生徒に開示します。そして、高校生は、学校に届いたこれらの紙の求人票から、自分の関心や条件に合致する企業を見つけ出し、応募しています。
ここ10年近くは毎年98%以上の高校生が就職できる状態を維持できていますが、この数字を達成するために、求人票の開示までかなりの業務負担を教育現場で受け止めていただいていることはあまり知られていません。
〇高校生の就職活動の流れと現場課題
例年、就職活動が解禁される7月1日以降に、求人票が一斉に学校に届き始め、多い学校では2,000件以上の求人票が届くケースもあります。そして、夏休みに入るまでに生徒に情報を開示するために、進路指導の先生方が、残業や休日の作業を行って、この準備を終えているケースもあります。
また、せっかく準備を終えても、紙のファイリングは、デジタルネイティブな生徒にとっては少し取り扱いにくく、また学外へ持ち出すことも困難なため、生徒は時間と場所の制約を受けながら就職活動を進めざる得ませんでした。
これらの状況を踏まえ、私たちは下記の3項目について、高校生の就職活動に改善の余地があると考えています。
- 高校生の就職活動の手続きの多くは「紙」に依存すること
- 「紙」による手続きを成立させるために、多くの「手作業」が教育現場で発生していること
- 「紙」が起点となる仕組みなので、「デジタル(スマートフォン、タブレットなど)」による
高校生の就活が困難であること
私たちは、教育現場の「紙」と「手作業」による就職指導のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進することで、高校生の就職活動の再構築を行います。これにより、日本の未来を担っていく15万人の高校生にとってベストな就職活動を提供していきたいと考えています。
[提供サービス「Handy進路指導室」について]
まずは、教育現場の負担になっている、紙ベースの求人票の仕分け・入力・製本を、当社のデジタルファイリング技術により自動化します。これにより、先生が手作業に費やしてきた作業時間を低減し、本来の生徒一人一人に向き合う就職指導の時間に充てられるようになります。また、デジタルファイリングされた求人票は、生徒が利用しているPC、スマートフォン、タブレット上で閲覧が可能になります。個人別に発行されたアカウントを利用してアクセスできるため、学校外からの閲覧も安全に行えるようになり、場所や時間にとらわれない就職先探しが可能になります。
また、教育現場への導入障壁を下げるために下記の方式を予め採用しております。
- インターネットに繋がればOK、専用ソフト不要なので、既存のICT環境をフル活用可能
- 生徒の個人情報や、企業の求人情報の二次利用は一切なし
- 学校主導で利用者アカウント(ID)の発行管理を行うことで、部外者への情報開示を制限
- 全て無料で利用可能
- 就職協定を逸脱しない形でのサービス設計
運営にかかるコストを、高校生の採用を検討中の求人企業様へスポンサードいただくことで、教育現場の負担ゼロを実現したビジネスモデルです。
〇「Handy進路指導室」の使い方
[導入による変化や効果のご紹介]
当社は、サービス提供開始前の2021年7月からクローズドベータ版による実証を4校で行ってきました。実証に参加頂いた学校からは、生徒・教員の双方から高い満足度と評価を頂いており、就職指導のデジタルトランスフォーメーションへの高い期待を確認しております。〇クローズドベータ版による先行トライアルの検証結果
1)利用した生徒からの満足度
・デジタル化された就職活動について60%以上の生徒が支持
・検索性、アクセスの容易さ、共有のやりやすさで、従来の紙の方式よりも高い評価を得られた
2)就職指導にあたる教員の負担軽減度合い
・80%以上の工数削減率を達成。平均で約50時間の作業時間の圧縮効果が期待できるという結果
[サービスの導入状況]
2021年12月に、サービスの正式リリースを行いましたが、すでに3ヶ月で500件以上の学校からの問い合わせを頂いており、導入校数も飛躍的に伸びております。すでに全国の都道府県の多くで、学校形態を問わずご利用を頂いています。[教育現場からのメッセージ]
導入を頂いた学校の先生方や、教育業界の関係者の皆様からは下記のようなメッセージをいただき、当社が掲げる「就職指導のDX化」について高い期待を感じております。
〇メッセージ一部抜粋
・埼玉県立川越初雁高校 進路指導部 上田祥子先生、池田美友貴先生
「学校に寄り添った形で支援をして頂きました。現場の教員の負担を軽減しつつ、高校生のより充実した就職活動の実現に近づいた気がします。リリースが楽しみです。多くの高校が関わることで、更に良いサービスになっていくのでは、と思っています」
・愛知県立豊田東高校 進路指導主事 三ツ矢卓先生
「デジタル化が進む時代に、未だアナログな膨大な求人票の処理…これが、かなり楽になりました!リリースを楽しみにしています!!」
・京都両洋高等学校 学習進路指導統括部 統括部長 芦谷先生
「求人情報一覧作成に多大な労力を割いていることを考えると、Handy導入で生徒と関わる時間を今まで以上に増やすことができると期待しています。また、従来の方法では検索性が低く、求人票が公開される7月から動いていては、会社の情報を十分に得ることができないまま生徒が会社見学に参加することも多かったが、Handy導入により検索性が高まり、より多様な仕事や会社を比較検討できるようになり、生徒の納得感が高い就職活動ができるようになるのではないかと期待しています」
・三重県立桑名北高等学校 進路指導部 井上和也先生
「就職指導の充実とあわせて進路指導の省力化が大きく期待されます。 win-winの関係が実現できる、まさに夢のシステムです」
・北海道留萌高等学校
「求人票の整理だけでなく、それに付随する様々な業務の効率化が実現できそうです」
・弘前学院聖愛高等学校
「担当教員の負担になっている煩雑だった求人票が簡単に整理でき、かつ生徒が検索しやすくなりました」
・岩手県立盛岡農業高等学校
「効率的な求人情報提供に役立つツールとして期待しています」
・鹿島学園高等学校
「Handy進路指導室を利用することで、教職員の業務負担の軽減と進路指導の充実化が図られ、また、生徒にとっても求人情報をわかりやすく手に入れることができとても便利なツールだと確信しています!」
・埼玉県立狭山工業高等学校
「求人票を迅速にデータ化できるようになり、生徒と向き合える時間が増えました」
・木更津総合高等学校
「教員も生徒も、ぴったりの求人票が異次元のスピードで見つけられそうです。業務効率化が期待できます」
・東京都立羽村高等学校
「今まで手作業で分類していた求人票の整理を、データ化することによって大幅に効率化することが出来ます。その分の時間を生徒の進路相談に使えることが、このシステムを導入する最大のメリットだと思います」
・静岡県立金谷高等学校
「期待しています。Handy進路指導室によって、生徒のスマホが『社会に開かれた進路室』の一部になることができます」
・広島県立戸手高等学校
「求人票の整理だけではなく、さまざまな面で教員の負担軽減になります。生徒と一緒に就職について考える時間が確保できそうです」
・広島県立広島商業高等学校
「求人票のデータ入力に係る教員の負担が軽減されるとともに、生徒も様々な方法で求人票を検索・閲覧することができるため、就職指導を効果的に行うことができるシステムであると考えています」
・長崎県立鹿町工業高等学校
「職員の負担軽減と、生徒と保護者が求人票をすべて見ることができ、一緒に検討することができるようになりました」
・熊本県立玉名工業高等学校
「様々なことが激しく変化する時代。未来を切り開く力が必要とされる昨今。教職員の働く環境のアップデートに活用させて頂きます」
・一般社団法人スクール・トゥ・ワーク代表理事 古屋 星斗様
「高校生の就職・採用は紙面でなされてきました。企業は大学生の採用でWEBをフル活用していても、高校生の採用にはほとんど活用されてきませんでした。このため先生方は紙面をデータ入力するところから就職指導を始めていました。さて、学校にもDXの波が押し寄せています。求人票を学校ごとにデータ化することは、単に業務負荷の削減が見込めるだけではありません。生徒が色々な就職先の情報に触れる機会を増やし、興味のアンテナを広げ、自分なりの納得感をもって就職していく。このサービスがそんな機会を学校に作る、そんな日を楽しみにしています」
・ 一般社団法人HASSYADAI social 代表理事 勝山 恵一様
「多忙な教員の方々の業務効率化、進路指導の最適化ができて、本来一番時間を使うべき生徒との時間を作ることが出来る素敵なサービスだと思っております。今後弊団体としてもキャリア支援における連携を益々強化していきたいです」
[サービスの活用方法を知るための先生向けのイベントも開催]
テーマ : 高卒就活のデジタル化って実際どうなの?~先生と人事が語る高卒就活の本音~
開催日時:2022年3月28日(月) 13:00~14:00
参加費:無料(zoomでオンライン開催となります)
共催:UTグループ株式会社
お申込みページ:https://handy.school/event-2022-03-28
イベント概要:
- 高校就活のデジタル化のお手伝いをしている「Handy進路指導室」をご利用中の先生と企業の人事の方をお招きした高校の先生向けのイベントを開催します!
- 高校生の就職活動のデジタル化を今まさに行っている先生は、メリットとデメリットをどう整理し、校内で就職指導をどう推進しているのでしょうか。実際に現場で実践されている先生のリアルな本音と、今後の展開方法についてお聞きし、是非自分の勤務校での進め方の参考にしてみてください。
- また、企業で実際に高校生の採用をご担当されている人事の方にもご登壇いただき、普段はなかなか聞けない企業目線の高卒就職に対するご意見や人事側の本音も語っていただきます。貴重な機会になると思いますので、奮ってご参加ください!
当社は、今後も教育現場の声を受け止め、今後もサービスの改善に努めてまいります。また、教育関連サービスとの連携やイベントの開催などを通じて、教育現場のDX化の一翼を担っていきたいと考えておりますので、ご関心をお持ちの事業者の皆様はぜひお声かけをお願いいたします。
◆「Handy進路指導室」概要
Handy進路指導室は、高校生向け求人票管理システムです。紙の求人票をデジタルファイリングすることで、手作業による先生の仕分け作業の手間を軽減し、同時に、生徒はいつも使っているスマートフォンから、Web上で自由に求人票を探し出せるようになります。導入にかかる費用や、月額の利用料は一切発生しません(※学校、生徒の利用の場合)。
[提供機能一例]
・先生向け:求人票のデジタルファイリング機能(読込、転記、入力、一覧作成、検索)など
・生徒向け:求人票のスマートフォン/PC閲覧、検索機能など
※URL:https://handy.school/
◆スタジアム会社概要
スタジアムは、新規開拓営業やルート営業など、大手クライアントを中心に多数の実績を誇る「セールスアウトソーシング」と、求職者と企業との面接をオンラインで実行支援するWeb面接・録画面接システム「インタビューメーカー」を提供しています。 「インタビューメーカー」は、国内導入社数2,700社を突破し、2020年度2月に実施した日本マーケティングリサーチ機構による調査において、Web面接ツールの5部門で顧客満足度No.1を獲得しています。
社名 :株式会社スタジアム
代表者 :代表取締役 兼 CEO 太田 靖宏
所在地 :東京都港区赤坂3-4-3 赤坂マカベビル6F
設立 :2012年8月
HP :https://stadium.co.jp/
■お問い合わせ
Handy進路指導室に関するお問い合わせ
https://handy.school/contact
Tel:050-1746-7539
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像