IDOM、子会社のIDOM CaaS Technologyの第三者割当増資を実施。価値共創を軸にCaaS事業の成長戦略を加速。

株式会社IDOM(本社：東京都千代田区、代表取締役社長：羽鳥由宇介、以下：IDOM)の子会社でCaaS事業を展開する株式会社IDOM CaaS Technology （本社：東京都千代田区、代表取締役社長：羽鳥 貴夫、以下、ICT）は、同事業のさらなる成長を図るべく、大手金融事業者から第三者割当増資による資金調達を実施しました。

◾️　株式会社IDOM CaaS Technologyの設立
当社では、クルマそのものの所有や利用方法に対する価値観の多様化が進む中、活用ニーズが高まっている”サービスとしてのクルマ”の価値提供を今後注力すべき重要な成長戦略の1つに捉え、中古車定額乗り換えサービスの「NOREL」（読み、ノレル）や個人間カーシェアサービスの「GO2GO」（読み、ゴーツーゴー）などのCaaS（Car as a Service、以下、CaaS）領域を積極的に事業展開しております。IDOMのCaaS事業は、独自に保有するプラットフォーム、システム、在庫、顧客基盤、パートナーシップなどのアセットを強みとする中で、より拡張的な成長を目指すため、株式会社IDOM CaaS Technologyを2020年4月に設立し、IDOMから会社分割を行い同事業を継承いたしました。

◾️　高まるモビリティニーズとwithコロナにおける「NOREL」の好調な推移
ICTが提供する「NOREL」は、カーシェアリングやライドシェアといったモビリティニーズが高まる中、2016年のサービス開始以降、異業種間同士の「共創」を戦略の軸に据え、様々な異業種企業と連携してまいりました。2020年3月には、三菱地所株式会社様とともに都市間移動のハードル低減と移動による消費経済の活発化を目指す新プロジェクト「New Mobile Economy」を発足、「0円カーレント」を展開し、多くのお客様やパートナーから反響をいただいております。新型コロナウイルス感染拡大以降は、withコロナにおけるこれからの安全かつ快適なライフスタイルとして、いわゆる「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる方のみならず、通勤通学等の移動手段の1つとして飛躍的な利用が進んでいます。

 

 

◾️　資金調達の背景と“価値共創の未来”へ向けた今後の展開
ICTは、これまで培ってきた事業基盤や競争優位性の更なる改善・発展に尽力するのみならず、今後は、これまで以上に外部パートナーとの共創関係を強化構築することにより、新しい価値提供に取り組んでいく必要があると考えています。一方で、CaaS市場は、シェアリングエコノミー領域の一旦を担う市場として、より自由度の高い開発体制とサービス発想力によって、さらなる市場の成長が高く期待されています。ICTが展開するCaaS事業は、当社グループのCaaS戦略の象徴として、既存事業と深く連携しながらも、モビリティやAIをはじめとしたデータやテクノロジーを用いながら進化し続けるサービス開発・拡張を予定しております。
今回、調達した資金約3.7億円は、ICTが保有するプラットフォームやサービスの改善・強化を目的に活用してまいります。また、ICTは、資金調達先である大手金融事業社と戦略的なパートナーシップを組んで、新たな価値創造を図ってまいります。

◾️　株式会社IDOM CaaS Technologyについて
株式会社IDOM CaaS Technology（以下、ICT）は、CaaS事業の新たな価値の提供と社会の発展を目指して、これまで株式会社IDOMが展開してまいりました中古車定額乗り換えサービスのNOREL（読み、ノレル）や個人間カーシェアサービスのGO2GO（読み、ゴーツーゴー）などのアセットを結集し、2020年4月にIDOMの子会社として設立、同年6月に会社分割による事業を継承をしました。ICTは、お客様の幸せや便益をファーストに「もっと自由で、もっとスマートなカーライフをお客様に提供するために。」をスローガンに掲げています。CaaS事業の運営と改善を継続していくとともに、様々な外部パートナーと共創しながら、ユニークなサービスの開発と拡張を目指してまいります。
 

• 商号（日本語）：株式会社IDOM CaaS Technology （イドム カース テクノロジー）
• 商号（英語）　：IDOM CaaS Technology Inc.
• 所在地　　：東京都千代田区丸の内2-7-3
• 役員　　　：代表取締役社長 羽鳥 貴夫
• 事業内容　：自動車関連サービス
• 決算期　　：2月末
• 設立　　　：2020年4月22日