新型コロナワクチン公共情報タスクフォース設立のお知らせ
ーインフォデミック対策として特設サイトをオープンー
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への感染対策が予断を許さない中、国内でもコロナワクチンの接種が始まりました。4月からは65歳以上の高齢者が接種対象に含まれ、医療従事者以外の方もワクチンを接種できる見込みです。ワクチン接種の進捗や国民の皆様の関心の高まりとともに、ワクチンの効果や副反応に関する多様な報道がなされ、国民の皆様は一層のインフォデミック(情報氾濫)にさらされることが予想されます。
インフォデミックとは、主にインターネットを中心に、ある事象に関する大量の情報が氾濫することで社会に影響を及ぼすものです。不正確な情報や誤った情報が急速に拡散してしまうことが懸念されます。コロナワクチンにおいても既にインフォデミックが発生しており、国民の意思決定に迷いや不安を与えております。
新型コロナワクチン公共情報タスクフォースでは、こうした状況に対し、医師や各界の専門家の集合知によってインフォデミック対策を実施してまいります。
衆議院議員で医師の今枝宗一郎が座長を努め、代表幹事には医師で米国国立研究機関博士研究員の峰宗太郎が、代表副幹事には医師の木下喬弘が就きます。
具体的には、専門医らの協力のもと、コロナワクチンに関するエビデンス(信頼性の高い臨床研究による実証結果)とエクスペリエンス(臨床現場における経験と実績)を基にした情報をまとめる特設サイトを開設します。また、政府広報や各種メディア、医師の有志団体ととも協力し、不正確な情報や誤った情報の拡散を防止いたします。新型コロナワクチン公共情報タスクフォースではこれらの取り組みによって、まずは初期の接種対象となる医療従事者の中でワクチンの接種に不安や迷いを持たれている方が、ワクチンを接種するかどうか、自分の判断で納得して決められるよう支援してまいります。
▽座長メッセージ
新型コロナパンデミックは、我が国にもあまりにも大きな影響を与えています。国民の皆様お一人おひとりには、自らの活動を制限して感染拡大防止にご尽力頂き、医療関係を始めエッセンシャルワーカーの皆様には大変なご苦労をおかけしているにも関わらず献身的にご尽力頂いていることに、この場をお借りして深くお礼申し上げます。
そのような中で、令和2年2月14日に我が国では、新型コロナに対するワクチンが特例承認されました。
日本のワクチンの歴史は当初は接種義務から始まりますが、一人ひとりの選択を重視すべき観点から努力義務になり、今回の新型コロナワクチンも努力義務となっています。
接種を希望する/しないで差別が行われては絶対にいけません。差別を防止するとともに、国民の皆さまお一人おひとりが、正しい情報を得て、主体的に接種を選択して頂くことが重要と考えています。
しかし、一方で、新型コロナ全般にも言えることですが、デマや科学的論拠のない情報が蔓延し、インフォデミックと呼ばれる状態となってしまいがちでもあります。
そのような状況を回避する為、またインフォデミックが発生しても、いち早く正しい情報が提供され、その情報が拡散されることが重要です。
現に、官民挙げて様々な関係者が正しい情報発信に努めています。私たちタスクフォースも、感染症やワクチンの専門家など医療関係者に加え、コミュニケーションの専門家から様々な層へのインフルエンサーたちが正確で分かりやすい情報提供に努めるとともに、様々な関係者のハブとなり、国民の皆様に主体的な選択ができるよう貢献することを目指します。
今枝 宗一郎
衆議院議員/医師
自由民主党新型コロナ対策医療系議員団本部幹事長
▽特設サイト
「これでわかる!新型コロナワクチン情報」
コロナワクチンに関する基礎情報をまとめるとともに、国内における接種状況等に関するデータを確認することができます。流布している情報が正しいかどうかを確認できるチェックリストなどを閲覧することが可能です。コンテンツは順次追加されます。( URL:https://medicalnote.jp/covid19-vaccine/ )
新型コロナワクチン公共情報タスクフォース(※50音順) 1座長 2 顧問 3代表幹事 4副代表幹事 5部会長 6事務局長 5 井上祥 株式会社メディカルノート代表取締役/医師 1 今枝宗一郎 衆議院議員/医師/自由民主党新型コロナ対策医療系議員団本部幹事長 2 大曲貴夫 国立国際医療研究センター国際感染症センター長 海﨑泰宏 株式会社メディカルノート 公共政策室 4 木下喬弘 医師/救急医学会専門医/外傷学会専門医/公衆衛生学修士 坂元晴香 慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室 特任助教/医師/公衆衛生学修士 櫻井桂子 慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室 特任助教/薬剤師/公衆衛生学修士 椎名毅 椎名つよし法律税務事務所 所長/弁護士 重見大介 産婦人科医/公衆衛生学修士 柴田綾子 淀川キリスト教病院 産婦人科 2 高山義浩 沖縄県立中央病院 地域ケア科・感染症内科副部長 2 中野貴司 川崎医科大学小児科学教授 中村洋基 PARTY / Yahoo! Japan/ 電通デジタル Executive Creative Director 野口翔平 埼玉医科大学総合医療センター産科麻酔科 助教 藤原未来子 一般社団法人日本サイバーセキュリティ・イノベーション委員会事務局長 松岡綾乃 株式会社メディカルノート執行役員/CPO 3 峰宗太郎 米国国立研究機関博士研究員/医師/薬剤師/博士 2 宮田裕章 慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室 教授 山﨑里紗 長崎大学医学部医学科 学部学生 6 山本隆太郎 クオリーズ株式会社代表取締役/日本医療ベンチャー協会 副理事長 |
▽協力企業・団体
株式会社メディカルノート(新型コロナワクチン公共情報タスクフォース事務局)
株式会社メディカルノートは、第一線で活躍を続ける医師や専門家の協力のもと「人々が医療において迷わない」環境作りを行なっています。「医師と患者をつなぐ」をビジョンとし、医療情報メディア「Medical Note」やオンライン医療相談サービス「Medical Note医療相談」などを提供。ITを活用することで、医療をより身近なものとし、誰もが最適な医療を選択できる社会の実現を目指しています。
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