TD シネックス、AMD-XilinxのSmartNIC普及を強力に推進
~データセンター市場の共通課題“CPU過負荷”への対策として、FPGA搭載SmartNICプラットフォームを提供開始~
当社販売パートナーは、複数データセンター事業者、および企業の情報システム部門に対し、SmartNICによるCPU過負荷への対応とネットワーク・ストレージ・コンピューティング等の高速化に向けた提案を行えるようになります。
https://www.ecnex.jp/connect/articles/2847
■今回提供の背景
エッジクラウド、5G、IoT、ハイブリッドクラウド統合等のニーズを受けクラウド変革が必要とされる昨今、通信量は急増し、サーバーのリソース消費は増加の一途を辿っています。
ビジネスにおいてもリモートワークが浸透しIPsec-VPN(*注)の使用に加え、仮想化技術の一般化を受け運用・ネットワーク一部機能が仮想化される等、サーバーリソースを消費するケースが増えています。
*注:IPsec(Security Architecture for Internet Protocol)を活用し、インターネット上に安全な通信経路を確立するVPN(Virtual Private Network)の方式の1つ
このような状況のなか、クラウド事業者にとって”CPU過負荷”への最適なソリューションとして、CPU負荷を肩代わりさせることでサーバーリソース有効活用を実現できるSmartNICの普及推進を目指し、TD SYNNEXとAMD-Xilinxが協業を強化、AMD-Xilinx のSmartNICを提供開始することとなりました。
■当社提供によるメリット(販売パートナー視点)
・TD SYNNEXの提供するECサイト「ECNex(イーシネックス)」での注文が可能
ECNexから注文可能なため、手間をかけずに見積と発注を行えるメリットがあります。
ECNex:https://www.ecnex.jp/connect/
■今回提供するSmartNICの特徴
Alveo™ U25 SmartNIC
- 単一プラットフォームにネットワーク、ストレージ、演算アクセラレータ機能を統合した真の統合ソリューション
- 最新ラインのパワフルなAlveo™SmartNIC を搭載
- さまざまなターンキーアクセラレーションアプリケーションを実現
- 完全にプログラマブル
Alveo™ SN1000 SmartNIC
- 再構成可能なハードウェアを備えた業界初のSmartNIC
→コントロールプレーンとデータプレーンの分離
→Vitis Networking P4,C++, RTLによるプログラミング
今回の発表に際し、TD SYNNEX常務執行役員 プロダクトマネジメント部門 部門長 伊藤 弘泰は次のように述べています。
「この度のAMD-Xilinx様とのSmartNIC普及推進に向けた協業強化と、AMD-XilinxブランドのSmartNIC提供を大変光栄に思います。
急増するデータトラフィックにリアルタイムに対応するため、SmartNICによるサーバーのパフォーマンス向上を行うアプローチは、データセンター事業者様にとって有益なソリューションと思います。
データセンター市場含めた幅広い市場にこの技術をさらに認知いただくためにも、両社協力してより一層のSmartNIC普及促進に努めさせて頂ければと考えております」
AMDのAECG (Adaptive and Embedded Computing Group) データセンターグループAPAC担当営業ディレクターのニラージ・ヴァルマ氏は次のように述べています。
「この度、TD SYNNEX株式会社と協業し、日本でのSmartNICの拡販を開始することになりました。データセンターが今日直面している高演算負荷と、刻々と変化するワークロードに対するソリューションとして、FPGAベースのSmartNICのニーズが高まっています。
TD SYNNEXの強力なパートナー・エコシステムを通じて、AMD-Xilinxの SmartNICの価値を幅広いお客様にお届けできるものと期待しています」
なお、今回の提供開始を記念し、TD SYNNEX、AMD-Xilinx、富士ソフトの3社は、2022年5月18日(水)にウェビナーの共同開催を予定しています。詳細は、以下ページをご参照ください。
TD SYNNEX イベントページ:https://www.synnex.co.jp/event/220518/
上記ウェビナーを共同開催いただく富士ソフト株式会社様からも、以下のようなコメントを頂いております。
【富士ソフト株式会社コメント】
TD SYNNEX様とAMD様が提供するSmartNICを活用したサーバーソリューションは
データトランスファにおけるリアルタイム性能をさらに加速させることで、データ
センター事業者様の市場拡大に貢献できるものと思います。
当社はXAP(Xilinx Alliance program)、VAR(Value Added Reseller)パートナー
として、FPGA市場で長年培ってきた豊富な開発実績と経験を活かし、導入時の開発
支援を行うことでTD SYNNEX様と共に、SmartNICの普及促進をおこなってまいります。
エンドースメント発行者名
富士ソフト株式会社
執行役員 インダストリー事業本部長
大石 崇人
今後もTD SYNNEXは、目標、戦略、リソース、テクノロジーソリューションを共有することで、顧客、ビジネスパートナー、従業員が成功を収めることを支援します。
賢い投資、イノベーション、ソリューションベースの製品により、すべてのステークホルダーに対する企業価値を高めます。
TD SYNNEXについて
TD SYNNEX株式会社は、世界トップクラスのITディストリビューターである米国TD SYNNEX Corporation(※)の日本法人です。
世界100カ国、取引メーカー数1500社を超えるグローバルネットワークを強みに、従来の卸売ビジネスに加え、国内外の製品やサービスを組み合わせて、お客様のビジネスの課題に最適なITソリューションを提供するソリューションアグリゲーターです。
私たちはテクノロジーを通じ、日本のお客さまや地域社会に貢献してまいります。
※TD SYNNEX Corporationは全世界100ヵ国以上で従業員を有し、IT製品を中心としたディストリビューション、ロジスティクス、 ソリューションを提供する、米国Fortune(フォーチュン) 100社(2021年60位)に選ばれているグローバルディストリビューターです。フォーチュン ランキングについての詳細な情報は、
https://fortune.com/company/tech-data/fortune100/
をご参照ください。
TD SYNNEX Corporationページ https://www.tdsynnex.com/
【本件に関するお問い合わせ】
〒135-8559 東京都江東区東陽6-3-1 東京イースト21ビジネスセンター2F
TD SYNNEX株式会社
デジタルトランスフォーメーション&マーケティング部門
マーケティング本部広報担当
e-mail : pr@synnex.co.jp
※© Copyright 2022 Alveo、UltraScale、Xilinxおよびこの文書に含まれるその他の指定されたブランドは、米国およびその他各国のAMD社の商標です。PCIe および PCI Express は PCI-SIG の商標であり、ライセンスに基づいて使用されています。その他すべての名称は、それぞれの所有者に帰属します。
※掲載されている社名又は製品名は、各社の商標又は登録商標です。
©2022 TD SYNNEX K.K.
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