IoTにおける「デバイス〜クラウド間」での双方向のファイル送受信が可能に
MODE ロボットクラウドにファイル転送機能を追加
シリコンバレー発のIoT・コネクテッド関連のプラットフォームを提供するMODE, Inc.(本社:アメリカ合衆国・カリフォルニア州サンマテオ、CEO:上田 学、以下、MODE)は、IoTにおけるデバイスとクラウドとの双方向でファイルを送受信できるファイル転送機能を追加いたしました。
- 機能追加の背景
しかしOTAアップデート機能は多数のデバイスを管理するための仕組みのため、研究開発や実証段階のように、製品開発における初期段階でフレキシブルに、ファイルを双方向で送受信するには不向きでした。
また、MODE ロボットクラウドをご利用のお客様から「デバイスからデバッグログを集めたい」「最新のファームウェアを特定デバイスに送りたい」というご相談をいただきました。デバイスとクラウドの双方向でファイルを送信するシステムは、これから市場の成長が見込まれるロボット産業やAI産業を中心に、多くのIoTデータ活用現場で必須の機能と考え、今回機能拡張を行いました。
- 新機能の活用シーン
・代表的なユースケース1:既存システムとのレトロフィット
インターネットに繋がっていない既存のコンピュータシステムや機器をIoT化したいケースでご活用いただけます。そうしたシステムや機器が出力したデータをクラウド上にアップロードしたい場合、特殊なデータフォーマットや時系列データベースに向かないファイルでも、簡単に送受信することができます。すでにお使いの機械をそのまま使うことができる点で、機械の入れ替え作業とそれにかかる費用を削減することができます。
・代表的なユースケース2:機械学習後のAIなどの大量配布
ゲートウェイがAIを搭載している場合、機械学習によるAIのアップデートをゲートウェイで実行するのは現実的ではありません。
ファイル転送機能を使うことで、機械学習は別の高性能なコンピュータで行い、その学習結果はインターネットを通じて、ゲートウェイに大量に配布することが可能となります。大量のゲートウェイを設置している場合でも、わざわざ人の手を介して書き換えに行く必要がなく、作業の効率化を図ることができます。
- MODE ロボットクラウドの概要
MODE ロボットクラウドはパッケージソリューションのため、すぐにご活用いただくことができ、ロボット管理クラウドの開発にかかるコストと時間を最小限に抑えることが可能になります。
- 詳細・お問い合わせ先
https://www.tinkermode.jp/robot_cloud/
- 会社概要
MODEは、日本のDXを加速させるIoTソリューションを提供しているシリコンバレー発のスタートアップです。
2022年2月には業界初のSaaS型部門横断IoTプラットフォーム「MODE BizStack」をリリースしました。IoT技術を使い、アナログな業務の多い現場データをクラウド上に集約し、専用のダッシュボードで一元的に可視化することで、経営戦略を効率的に遂行できるようになります。
インターネット未接続機器をIoT化したり、サイロ化しやすい様々なセンサデータをMODE BizStackという1つのプラットフォーム上に統合したりすることで、データを収集する側と分析する側の双方で、現場測定における雑務をなくし、本来の仕事に集中することが可能となります。
会社名:MODE, Inc.
代表者:CEO / Co-Founder 上田 学
所在地:アメリカ合衆国カリフォルニア州サンマテオ市ゲートウェイドライブ1840、スイート250
設立:2014年7月
事業内容:センサープラットフォーム及び関連ソフトウェアサービスの提供
URL:https://www.tinkermode.jp
CEOメッセージ動画:
- 採用情報
MODE, Inc.では現在、様々なポジションの採用を強化しています。
▼ MODE, Inc.の採用ページ
https://www.tinkermode.jp/careers
▼ MODE, Inc.の募集職種一覧
https://boards.greenhouse.io/tinkermode
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