マスクの内側の肌は刺激を受けている!
~マスクの着用による肌への影響の本質が明らかに~
冬にマスクを着用すると、肌は守られると思っていませんか?花王は、マスクの着用による肌への影響の本質を明らかにすることをめざし、マスクをした冬の肌を調査しました。
- マスクの着用により、肌の見た目にどんな変化があるの?
- 冬のマスク内の環境は?
- マスクの内側の肌状態は?
加えて、マスクの内側と外側の肌の表面の皮脂について調べたところ、分泌量に差はなかったものの、マスクの内側の肌の皮脂は遊離脂肪酸の比率が高いことも明らかになりました(図3)。遊離脂肪酸は肌に刺激を与える物質のため、マスクによるこすれ(図4)と共に、マスクの内側の肌をさらに悪化させる一因になっていると考えられます。
これらの結果から、マスクの着用が続く今般は、刺激を受けやすくなっているご自身の肌をいたわる、丁寧なお手入れを心がけることをおすすめします。
なお、今回の研究知見は、第86回SCCJ研究討論会(2021年7月15日)にて発表しました。
※1 2021年1月~2月(n=23, 平均39歳)と2017年1月(n=10, 平均40歳)との比較
※2 IL-1ra/IL-1α比により評価
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