行方市自治体制定書体「行方市フォント」が決定
全国初のプロジェクト「『行方市フォント』プロジェクト(行方市制定書体プロジェクト)」

行方市では、市制施行20周年を記念して、行方市の制定書体「行方市フォント」を職員および子どもたちと一緒に選定する「『行方市フォント』プロジェクト(行方市制定書体プロジェクト)」を、フォントメーカーである株式会社モリサワと協力しながら進めています。
※制定書体とは、企業全体や個別のプロジェクトで使うことを決めた、特定の書体を指します。
企業で制定する書体は「コーポレートフォント」と呼ばれ、多くの場合は統一したブランドイメージを表現するために採用されます。
自治体が制定書体を持つことは、日本では先例が少ないものの、フィラデルフィアやシカゴ、ドバイ、ソウルなど、多くの都市で自治体の書体が制定されています。
本制定書体は、広報物など行政からの発信物・業務上の制作物において利用することを想定し、自治体のDNAを書体デザインと関連付けて、市の職員自身や住民も関わって選定・制定することで、インナーブランディングやシティプロモーションへの貢献を期待します。
9月8日(月)から12日(金)までの期間で行われた市内中学生の投票によって「行方市フォント」が、以下のとおり制定されました。
■「行方市フォント」
フォントに込められた“行方市らしさ”(テーマ)
『自然と調和するまち/自然の豊かさと共存するまち』

制定された「行方市フォント」は、広報物など行政からの発信物・業務上の制作物での利用のほか、特定の文字(「行方市」など)にカスタマイズを行い、市章やロゴマークに使用していく予定です。
カスタマイズ後のデザインは、今後の発表を予定しています。
■制定までの過程
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市職員向けワークショップ(7月)
職員が「行方市らしさ」とは何かを考え、未来の行方市がどうなっていて欲しいか、行方市のいいところ、不便なところなどを述べ、それを表す書体としてふさわしいものを選出しました。
その結果をもとに、「行方市フォント」候補4書体を選定しました。
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小学生向けワークショップ(8月)
市内小学校の4、5、6年生を対象に開催された「いきいきキャンプ2025」内で実施されたもので、「フォントって何だろう」という学習から始まり、「行方市フォント」候補4書体を使ったポストカードづくり、最後には、候補4書体を対象に、模擬投票が行われました。
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中学生による投票(9月)
市内中学校生徒を対象に投票(アンケート)を行い、制定書体を決定しました。


ニュース&プレスリリース/株式会社モリサワ
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