「ミヤザキケンスケ 絵本『Over the Wall』原画展」のお知らせ
東京書籍株式会社から2024年6月に刊行予定の新刊、英語絵本『Over the Wall』の原画作品を、2024年2月15日(木)〜2月24日(土)に開催されるミヤザキケンスケ氏の個展にて絵本出版前に発表いたします。
英語絵本『Over the Wall』は、ミヤザキケンスケ氏によるこれまでの国際的な壁画活動をもとに、困難な時代に生きる子どもたちへ大切なメッセージを伝えます。
会期中は会場にて絵本の内容を紹介した冊子とともに絵を観覧でき、絵本の先行予約も受け付けます。
■ミヤザキケンスケ 絵本『Over the Wall』原画展
会期:2024年2月15日(木)〜2月24日(土)
トークイベント:2024年2月15日(木) 15:00 ~
11:00〜19:00(土・17:00まで)/18日・19日は休廊 ※23日(金・祝日)もオープン
会場:ART FOR THOUGHT (アート フォー ソート)
住所:東京都中央区銀座8-10-4 和孝銀座8丁目ビル1F
☎: 03-6228-5922
✉:info@artforthought.jp
アクセス:
●銀座駅 (銀座線、日比谷線) A3出口より徒歩6分
●新橋駅 (銀座線 1番出口より徒歩6分/JR山手線 銀座口より徒歩7分)
●東銀座駅(日比谷線、都営浅草線) A1出口より徒歩6分
【ミヤザキケンスケ】
1978年佐賀市生まれ。筑波大学修士課程芸術研究科を修了後渡英、Super Happyをテーマに制作。世界中で壁画を残す活動 “Over the Wall”を主宰し、ケニアのスラム街(2015)、東ティモールの国立病院(2016)、ウクライナでのUNHCRとの共同制作(2017)、エクアドルの女性刑務所(2018)等の活動を行う。本個展では、これまでの活動をまとめた、2024年6月刊行予定の英語絵本『Over the Wall』(東京書籍)の原画作品を出版前に発表予定。会期中は会場にて絵本の先行予約も受け付けます。
■英語絵本『Over the Wall』について
タイトル:『Over the Wall』
出版社:東京書籍
ミヤザキケンスケ/画 清田洋一/原作・文
刊行予定:2024年6月(予定)
定価:1,650円(本体1,500円+税10%)
判型・頁数:A4変型・40頁
ISBN 978-4-487-81749-8 C8780
■書籍概要
世界中を飛びまわるツバメのサミー。彼には石巻に人間のヒロシという友達がいます。石巻にはOver the Wallプロジェクトが作成した壁画のひとつがあり、その絵の中にいるクジラのウィニーから、サミーは世界中の壁画の中の友だちを紹介されます。サミーは世界中を旅し、エクアドルではハチドリのタイニーと出会い、貧しさ故に罪を犯した悲しい囚人のエピソードを聞きます。絵の中にある花の蜜を吸うことはできないけれど、その花々は、人々の心のなかに花を咲かせることができると伝えられます。東ティモールでは、ワニのフェリックスと出会い、太陽の大切さ、太陽が人々に生命を与えていることを教わります。命を守る象徴として、病院の壁に太陽が描かれていることを知りました。次にサミーはウクライナへ飛びます。そこにはカモメのキラがいて、ウクライナに伝わる昔話、旅人が落とした手袋の中でさまざまな動物たちがあたたまり、そのぬくもりが平和を作り出すという話を聞きます。サミーは石巻に戻りウィニーと話します。ウィニーから、石巻でもかつて大きな津波があったことを知らされ、自然も時に牙をむくことを知ります。ヒロシはサミーから世界中の壁画の話を聞き、スケッチブックに花やハチドリやワニを描きます。そこへ、ほかのツバメがやってきて、ウクライナで戦争が起こっていることを伝えます。ウクライナの壁画は破損し、手袋の中の動物たちはいなくなったように見えます。動物たちは途方に暮れ、ハチドリのタイニーはせめてものできることとして、ひとしずくの水を口に含み、戦火を消そうとします。
翼を持たないヒロシは自分には何もできない、と途方に暮れます。しかしツバメのサミーがヒロシにはなった言葉とは――。
東京書籍株式会社のプレスリリース一覧
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像