【Algomatic】ゲーム開発プロセスを生成AIで革新する『AlgoGames』シリーズを始動
生成AI × ゲームタイトルのコンテキストデータで、ゲーム企画・開発から運営までを一気通貫で支援
株式会社Algomatic(本社:東京都港区、代表取締役:大野 峻典、以下「Algomatic」)は、2025年9月3日、生成AI ×ゲームタイトルのコンテキストデータでゲーム開発プロセスを革新する『AlgoGames』シリーズの提供を開始いたしました。これにより、ゲームの企画・開発から運営までを一気通貫で支援する新たなプラットフォームとして、ゲームタイトルの世界観を尊重しながら、高速かつ柔軟なゲーム開発を実現します。また本シリーズの提供開始に伴い、現在提供中の『DMM GAME翻訳』を『AlgoGames 翻訳』へ名称および機能をアップデートし、ゲーム開発プロセスの包括的なサポート体制を強化してまいります。
・AlgoGames
※上記サイト内にて各サービスの詳細と申し込み方法を順次公開予定です。

◾️背景
生成AIの加速度的な進化に伴い、従来のゲーム開発・運営プロセスにおける生産性と柔軟性も大きく押し上げられ、IPビジネスにおける競争環境が急速に変化しています。特に、原作IPの世界観やキャラクター性を損なうことなく、スピーディかつ多言語で展開する力が、グローバル市場での成功の鍵となりつつあります。
Algomaticでは、2024年以降『DMM動画翻訳』『DMM GAME翻訳』を通じて、作品ごとの文脈を踏まえた高精度な翻訳およびローカライズ支援を展開してきました。2025年には炎上対策AIエージェント『炎上対策ミマモルくん』β版の提供も開始し、IPホルダーやゲームパブリッシャー向けの包括的支援体制を強化しています。これまで手がけた翻訳タイトルは累計100本以上にのぼり、平均で約75%のコスト削減と50%以上の翻訳期間短縮を実現。AI活用がゲーム開発にもたらす変革のインパクトを具体的に示すとともに、従来は時間とコストの制約が大きかったゲームビジネスにおいて、AI活用が効率化と品質向上の両立を可能にする新たな潮流を生み出しつつあります。
こうした実績と知見を基盤に、生成AIとゲームタイトルのコンテキストデータを融合し、スピードと品質、そしてIP保護の三立を実現する、次世代型のゲーム開発プロセスのインフラとなることを目指し、『AlgoGames』を始動する運びとなりました。
◾️ゲーム開発プロセスを生成AIで革新する『AlgoGames』について
『AlgoGames』シリーズは、ゲームタイトルの世界観やキャラクター性、口調といったIPコンテキストデータをもとに、最先端の生成AI技術を組み合わせ、翻訳にとどまらず、マーケティング、シナリオライティング、QA、パブリッシングまで、ゲーム開発・運営を包括的に支援するプラットフォームです。
生成AIによる高い生産性に加え、IPごとの文脈を深く理解する独自の強みを武器に、AIの強みである「安さ・速さ」のその先にあるクリエイティブ価値を提供。日本発のゲームタイトルが、世界市場で継続的に成功するための開発・運営インフラを目指しています。

<特長>
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ゲーム開発に特化した生成AI技術の知見
作品ごとの世界観、キャラクター性、口調といった文脈情報をデータとして蓄積・活用。AI翻訳を超えた“IPの深い理解”に基づく、高精度かつ表現力のあるサービスを提供します。 -
翻訳で培ったAIワークフローを多領域に展開
『DMM GAME翻訳』で構築してきたAI活用の知見と運用ノウハウを基盤に、マーケティングやシナリオライティングなど、多様な領域への横展開を実現しています。 -
開発から運営・パブリッシングまで一気通貫で支援
BtoB向けの開発支援に加え、運営・パブリッシング領域にも対応。将来的には自社タイトル開発も視野に入れ、包括的なゲーム事業の展開を目指します。 -
日本発 × グローバル視点でのゲーム体験を支援
日本ならではのIP開発力と、AIによる多言語対応・ローカライズ技術を掛け合わせ、グローバル市場で通用するゲーム体験の創出を支援します。
◾️展望
2025年中ををめどに、ゲーム開発プロセスにおけるマーケティング支援にフォーカスしたプロダクトを『AlgoGames』シリーズとして展開し、日本発ゲームタイトルがグローバル市場で継続的に成功するための開発・運営インフラとなることを目指して、引き続き事業開発および運営に取り組んでまいります。
【コメント】
・塩川 洋介 氏(ファーレンハイト213株式会社 代表取締役 ゲームデザイナー・クリエイティブディレクター)
「ゲーム開発を取り巻く環境が年々難しくなっていく中で、AIの技術は、特に私たちのような小規模の新興ゲーム会社にとって、一筋の希望の光になりえるものと感じています。ここまでの研究開発から見えた範囲だけといわずに、あれも、これも、そんなところまでも、私たちの想像を越える領域まで、サポートしていただけることを期待します。AlgoGamesのこれからの挑戦を応援しています。」
・森川 幸人 氏(モリカトロン株式会社代表取締役 ゲームAI設計者、グラフィック・クリエイター)
「もはや当たり前の技術となった生成AIですが、ゲーム業界での活用はまだまだ進んでいません。そんな中で生成AIの知見をお持ちのAlgomatic社が、ゲーム製作現場に参入されるということで、同業者として大変うれしく思い、期待しております。ぜひ、連携してゲーム業界のAI活用を進めていきましょう。」
・亀山 敬司 氏(合同会社DMM.com 会長 兼 CEO)
「DMMグループでは創業以来、常に新しい挑戦を続け、コンテンツ産業における可能性を広げてきました。Algomaticが手がける『AlgoGames』シリーズは、その流れを加速させる大きな一歩です。ゲームごとの世界観を尊重しながら、AIの力で翻訳や開発、運営の効率を飛躍的に高める取り組みは、IPホルダーやパブリッシャーにとって強力な武器になるでしょう。DMMグループとしても、この革新が日本発のゲームタイトルをさらにグローバルに羽ばたかせる原動力となることを期待しています。」
・野田 克樹(株式会社Algomatic 執行役員 横断CXO 兼 AlgoGames事業責任者)
「これまで『DMM動画翻訳』『DMM GAME翻訳』を通じて培ってきたエンタメコンテンツにおけるAI活用の知見を、さらに広い領域へと広げるのが『AlgoGames』シリーズです。ゲームの世界観やキャラクターの個性を大切にしながら、開発から運営までをAIで一気通貫で支援できることが、私たちの強みだと考えています。日本発のゲームが世界で長く愛され続けるためには、効率化に加えて作品ごとのクリエイティビティを最大限に引き出す仕組みが不可欠です。『AlgoGames』を通じて、開発現場の皆さまの挑戦を後押しし、そこから新しい物語や体験が次々と生まれていくことを心から楽しみにしています。」
■Algomaticについて
社 名 :株式会社Algomatic
所在地 :東京都港区六本木三丁目2番1号
代表者 :大野 峻典
設 立 :2023年4月13日
事業内容: 大規模言語モデル等生成AI技術を活用した、サービスの開発・提供
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