直感に頼らない経営判断を支援 ジンベイ、「経営会議向けAIエージェント」を提供開始

ジンベイ株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:上田英介)は、経営会議や経営戦略会議における意思決定を支援する「経営会議向けAIエージェント」を発表しました。
RAG(Retrieval Augmented Generation)やDeep Researchなどの技術を活用し、複数の“個性”を持つAIエージェントが経営層の議論に同席。各エージェントが異なる視点から論点を提示し、経営判断のスピードと客観性を高めます。
▼背景
生成AIの導入は業務現場を中心に広がりを見せていますが、経営判断の領域では依然として「経験や勘」に頼る部分が多く残っています。
市場変化が激しく、リスク要因も複雑化する中、AIが多角的な論点を提示することで、より再現性の高い判断を実現することが求められています。
ジンベイはこれまで、AI-OCR「ジンベイ GenOCR」やAI検索「ジンベイ GenSearch」などを通じて、現場業務の自動化・高度化を推進してきました。今回の取り組みでは、そのAI活用領域を“経営判断”へと拡張し、会議の質とスピードの両立を目指します。
▼特徴
■ 複数の視点を持つAIエージェント群
ジンベイの経営会議向けAIエージェントは、用途や特性に応じて複数の「人格(ロール)」を持つAIで構成されています。
経営陣が検討する議題に応じて、それぞれが論点や助言を提示します。
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専門家エージェント:RAG技術を活用し、最新の法務・財務・ESG・人事データを参照。リスクや外部トレンドを即座に抽出。
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戦略コンサルエージェント:Deep Research技術で市場や競合を分析。複数の戦略シナリオを提案し、議論の壁打ち相手に。
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ファクトチェッカーエージェント:議題内の数値・根拠を即時検証。主観的な発言をデータで補強。
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顧客視点エージェント:消費者データやSNSの反応を解析し、顧客インサイトを代弁。
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イノベーションエージェント:他業界事例や最新テクノロジーを検索し、議論に“非連続の視点”をもたらす。
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リスクマネジメントエージェント:法務・コンプライアンス・サステナビリティの観点から潜在リスクを可視化。
これらのエージェントは議題ごとに適切な組み合わせで“同席”し、経営層の意思決定を多面的にサポートします。
▼効果
経営会議向けAIエージェントの導入により、以下のような効果が期待されます。
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意思決定のスピード向上:議題ごとにAIが論点を整理し、会議準備・確認プロセスを約30%短縮。
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客観性の担保:データドリブンな分析により、感覚的判断の偏りを軽減。
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ナレッジ共有の促進:議事録・過去の議論データを活用し、意思決定の再現性を高める。
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戦略思考の深化:AIが複数のシナリオやリスク視点を提示し、議論の質を向上。
▼今後の展開
今後は、各企業固有の議事録やナレッジデータを学習した「自社専用エージェント群」の構築にも対応予定です。
また、既存のジンベイGenOCR・GenSearchとの連携により、会議資料の生成から議事録検索までを自動化し、AIが“経営チームの一員”として機能する環境を目指します。
■ジンベイについて
ジンベイ株式会社は「働くを変える」をミッションに、最新の生成AI技術を活用した業務DXを推進しています。私たちが提供する「ジンベイ生成AIエージェント」は、各業務プロセスをデジタル化し、過去のデータや社内外のコミュニケーション情報を有効活用することで、生産性向上と企業の成長を支援します。
法人名:ジンベイ株式会社
代表者:代表取締役 上田 英介
所在地:〒220-0072 神奈川県横浜市西区浅間町1-7-1 BIZcomfort横浜西口 C-39
設立:2024年5月24日
事業内容:AI・システム開発、コンサルティング、および関連するサービス
メール :info@jinbay.co.jp
ジンベイGenOCRサービス資料:https://hubs.ly/Q03f2FhC0
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