国立あゆみ保育園で「不適切保育防止研修」「メンタルヘルス研修」を実施
社会福祉法人絆友会が研修実施業務を受託。地域の保育施設職員も参加し、日々の保育と自身の心の状態を振り返る機会に
社会福祉法人絆友会は、社会福祉法人あゆみ会 国立あゆみ保育園(東京都国立市)より研修実施業務の委託を受け、2026年7月28日(火)に「不適切保育防止研修」と「メンタルヘルス研修」を実施しました。
国立あゆみ保育園では今年度、不適切保育防止研修とメンタルヘルス研修をそれぞれ全4回実施する予定で、今回は第1回として、不適切保育防止研修「人権尊重と定義編」と、メンタルヘルス研修「気づきとストレス理論」を行いました。
当日は、国立あゆみ保育園の職員に加え、地域の保育施設からも参加者が集まり、施設の垣根を越えて意見を交わしました。
講師は、保育士として現場に携わりながら、「ハッピーチルドレン」代表として保育者向けの研修活動を行う新城陽太氏が務めました。

不適切保育防止研修「人権尊重と定義編」
子どもの命と人権を守る専門職として、日々の保育における自身の関わりを振り返りました。
不適切保育を防ぐために必要な視点を確認するとともに、保育現場で起こり得る事例をもとに、子どもの気持ちや保育者との信頼関係への影響について、参加者同士で意見を交わしました。
日頃の関わりを一人で振り返るだけでなく、異なる施設や立場の参加者と考えを共有することで、子どもの尊厳を大切にした保育について改めて考える機会となりました。

メンタルヘルス研修「気づきとストレス理論」
保育の仕事が持つ「感情労働」の側面を踏まえ、保育者自身がストレスや心身の変化に早めに気づくことの大切さについて学びました。
自身の状態を客観的に振り返るワークも行い、無理を抱え込みすぎず、必要な休息や周囲への相談につなげるための考え方を確認しました。
保育者自身の心身の状態を整えることを、個人だけの問題ではなく、安定した保育を続けていくために大切な視点として捉える研修となりました。
研修後アンケートでは、回答者全員が「業務に活かせる」と回答
研修後に実施したアンケートでは、不適切保育防止研修について9割以上、メンタルヘルス研修については全回答者が「満足」と回答しました。
また、「すぐ活かせる」「一部活かせる」を合わせ、回答者全員が研修内容を今後の業務に活かせると回答しています。
今後、同様の研修があれば受講したいかという質問についても、9割以上が「思う」と回答しました。
参加者から寄せられた声
「保育士は感情労働ということが勉強になりました。難しいですが、無理をしすぎず、楽しんで仕事をしていきたいと思いました」
「とても良い時間になり、自分の気持ちの見直しにもなりました。またぜひ研修を受けたいと思います」
「今回の研修で思い当たることがあったので、声を掛け合って仕事をしていこうと思いました。自分が行っていた言動についても、良いところと注意すべき点があったので、今後は気をつけたいと思います」
このほかにも、「もっと話を聞きたかった」「機会があれば、時間をかけて聞きたい」といった声が寄せられました。
※参加者の声は、内容を変えない範囲で表記を一部整えています。
講師コメント
今年度、国立あゆみ保育園で各4回を予定している「不適切保育防止研修」と「メンタルヘルス研修」の第1回を実施しました。
前回伺った1月とはまた異なり、今回は園庭に夏の草花や虫たちの気配が感じられ、園全体が明るく柔らかな活気に包まれていました。
不適切保育防止研修では、不適切保育を防ぐうえで大切な視点として、「子どもの尊厳を大切にした関わりを続けていくこと」をテーマにディスカッションを行いました。
国立あゆみ保育園の職員の皆さまや、地域の保育施設から参加された皆さまの意見交換は大変活発で、その様子から、園内の風通しのよさと地域のつながりの温かさを強く感じました。
メンタルヘルス研修では、「心の充電」と「ストレスの排水」を両立させる大切さや、自分自身の状態を把握することについて、参加者の皆さまと考えました。
研修後には、園長先生方と、メンタルヘルスの観点から、日頃の感謝を言葉にして伝えることの大切さについて語り合う時間もいただきました。
学びと対話が自然に重なり合う、本当に楽しく心温まるひとときとなりました。
次回も皆さまとお会いできることを楽しみにしています。
国立あゆみ保育園について
国立あゆみ保育園は、1974年に開園した東京都国立市の認可保育所です。
「明るく、強く、正しく」をモットーに、児童福祉の理念と児童憲章の精神に基づく保育を行っています。
園が位置する国立市南部には清流や田園地帯が広がり、園外保育などを通して、子どもたちが四季の自然に触れる機会を大切にしています。
また、「自然がいっぱいの環境で」「本物に出会い、感性を磨く」「大事な乳幼児期にたくさんの経験を」という3つの保育理念を掲げています。
専門講師による体育・音楽・英語・自然・剣道・絵画などの活動も取り入れ、知識の習得だけでなく、子どもたちの感性や体力を育み、多様な経験につなげることを大切にしています。

講師紹介
新城 陽太氏
「ハッピーチルドレン」代表
幼稚園・保育園での現場経験を持ち、現在も保育士として現場に携わりながら、保育現場の質の向上を目的とした人材育成・研修講師として活動しています。
社会福祉法人絆友会による研修実施支援
社会福祉法人絆友会は、東京都内にて保育施設等を運営するとともに、保育士等キャリアアップ研修、不適切保育防止研修、メンタルヘルス研修、防災研修など、保育現場に向けた実践型研修事業を行っています。
現場の課題や悩みに寄り添いながら、“聞いて終わり”ではない、対話と実践を重視した研修を実施しています。
多様なテーマでの研修を実施しております。ご関心がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
社会福祉法人絆友会・一般社団法人絆友会
Mail:office★kizuna-info.com
※★を@に変えて送信してください。
TEL:080-5188-5855
URL:https://www.honbu.hanyuukai.biz/
受付時間:平日9:00~16:00
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