日本の小説を世界へ。一般書籍部門世界第2位のハーパーコリンズ・パブリッシャーズ日本法人が国内作家の新レーベルを始動！

『虎に翼』の脚本家による話題作『にじゅうよんのひとみ』、10万人が泣いた青春小説『夏空に、きみと見た夢』が文庫新レーベル〈ハーパーBOOKS＋〉のプレ創刊タイトルとして、3月25日に刊行。

ハーパーコリンズ・ジャパン

2025年3月18日 15時57分

「世界をめくれ。」から「世界でめくれ。」へ。

一般書籍部門世界第２位のグローバル出版社ハーパーコリンズ・パブリッシャーズ（本社ニューヨーク）の日本支社として2015年に誕生した株式会社ハーパーコリンズ・ジャパン（本社：東京都千代田区、代表取締役：鈴木幸辰）は、10周年を迎える今年2025年、国内小説の文庫レーベル〈ハーパーBOOKS＋〉を創刊します。

「世界をめくれ。」のキャッチコピーとともに各国のベストセラー小説を刊行してきた〈ハーパーBOOKS〉の新ラインとして、今度は「世界でめくれ。」をキャッチコピーに、日本中の面白い本を発掘・発信し、ハーパーコリンズ・グループをはじめとする海外出版を視野に話題作を刊行してまいります。

3月のプレ創刊は注目の2タイトル。

2025年5月の本創刊に先立ち、3月25日には人気作家の名作が装いも新たに登場します。

『にじゅうよんのひとみ』吉田恵里香

『虎に翼』の脚本家によるオリジナル小説、待望の文庫化。

「なんだかなぁ」とさえない日々を過ごしてきたひとみ。けれど24歳の誕生日を迎えた0時過ぎ、目の前に突然赤ん坊が現れる。

1時間に1歳ずつ成長するその不思議な子は、なんと過去の自分自身だった――。自由奔放な彼女に振り回され、うんざりしていたひとみだが、自分への誕生日プレゼント代わりに、これまで諦めてきたことをしてあげよう、と思い立ち……。

https://amzn.asia/d/8eLgd6n

定価：820円（税込）

発売日：2025年3月25日（金）

ページ数：272

『夏空に、きみと見た夢』飯田雪子

冒頭からラスト、180度違う展開に、きっと涙する。

高校三年生の悠里（ゆうり）はある日の放課後、見知らぬ男子高校生に呼び止められる。悠里のことを好きだったという友人、天也（たかや）の葬式に来てほしいというのだ。会ったこともない、話したこともない男子の一方的な想いを告げられ、気味悪さを感じた悠里だったが、その日から身の回りで奇妙なことが起こりはじめて……。

感涙必至の名作を大幅改稿で復刊。

https://amzn.asia/d/a8EwI3c

定価：820円（税込）

発売日：2025年3月25日（金）

ページ数：272

5月の本創刊を記念した、柊サナカ×三日市零の著者トークイベントが予約スタート！

2025年5月15日の本創刊は、『人生写真館の奇跡』（宝島社）が世界29カ国で刊行決定と、いま最も旬の作家のひとり柊サナカ氏と、『復讐は合法的に』（宝島社）がスマッシュヒットとなりシリーズ累計10万部突破と、いま最も勢いある作家のひとり三日市零氏が登場。

これを記念した著者2人によるトーク＆サイン会が、ジュンク堂書店池袋本店にて5月18日（日）開催されます。

『黒猫のいる回想図書館』柊サナカ

「人生最悪の日ですか？」

街角で黒猫に訊かれたら、それは不思議な図書館への招待――

結婚式を目前にして恋人に振られた千紗（ちさ）は、同時に仕事も住む場所もなくして不幸のどん底にいた。そんな千紗に声をかけてきたのは、路地裏の一匹の黒猫――人生最悪の日かと黒猫に訊かれ、やけくそ気味に「そうだ」と答えた千紗は、気がつくと不思議な図書館に。自分の人生を一冊の本に書きあげるまで出られないと言われるが、そこには千紗同様迷い込んできた、個性豊かな人たちがいて……。

定価：820円（税込）／予定ページ数：256

『魔女の館の殺人』三日市零

この謎から、脱出せよ――

山奥の洋館で始まった〈脱出ゲーム〉という名の怪奇殺人。

進藤理人（りひと）は理学部に通う大学二年生。ルームメイトの柏木詩文（しぶん）とは、性格こそ正反対ながら「謎解き」という共通の趣味があり馬が合う。ある日二人は、山奥の洋館で催される脱出ゲームに参加することに。だがその最中、何者かの焼死体が館内で見つかった。戦慄のなか、やがて次の犠牲者が……。館を出られる条件は唯一つ、9つの謎を解くこと――「殺人」×「謎解き」の読者参加型ミステリー！

定価：880円（税込）／予定ページ数：392