株式会社ケンコー・トキナー、米ミード・インスツルメンツ社製の天体望遠鏡を11月27日に発売。
自動導入式天体望遠鏡「MEADE ETX-90 ウェッジ(W)付 三脚/キャリングケースセット」。
株式会社ケンコー・トキナー(本社:東京都中野区、代表取締役社長:山中 徹)は、ミードインスツルメンツ社[Meade Instruments Corp.](アメリカ、カルフォルニア州、CEOJoseph A. Lupica, Jr.)とミードブランドおよびコロナドブランドの日本国内販売総代理店契約を締結、その第一弾として、11月27日(木)より、自動導入式天体望遠鏡「MEADE ETX-90ウェッジ(W)付三脚/キャリングケースセット」を全国量販店、光学専門店にて発売開始いたします。オープン価格ですが、想定販売価格(税別)は91,000円程度です。
MEADE ETX-90ウェッジ(W)付三脚/キャリングケースセット
美しいディープブルーのカラーリングが施された鏡筒には、シャープな見え味に定評があるミードのマクストフ光学系が組み込まれ、初心者からベテランまで、納得できるクオリティを誇ります。
自動導入はオートスターハンドコントローラにより制御。三脚に組み込まれたウエッジを利用して、赤道儀で使えるのは他機にないメリットです。
さらに、天体の知識に不安がある方も、イージアラインさえマスターできれば、ETX-90をパソコンにつなぎ、天体シミュレーションソフトで楽しく学びながら活用することができます。
持ち運びに便利な、トランクケースとキャリーバックが標準装備。
JANコード:4961607600467
[2014年11月27日発売] オープン価格
特長
新しいギアメカニズム
新型ETX-90は、従来のETXのすぐれた特徴をを受け継ぐ機種ですが、機械的には上位機LX90 をそのまま縮小コピーした構造です。径の大きな両軸ウォームホイールにより、従来機のようにギアに負担をかけることなく、すぐれた追尾精度、導入精度を実現。また、水平軸の回転リミッターを廃した構造なので、回転限界によるギアトラブルが解消しています。
高性能なマクストフカセグレン光学系
“高倍率でもシャープ” と定評のあるミードマクストフカセグレン光学系を採用。光学系のスケールが大きい(焦点距離が長い)ので「すばる」、「アンドロメダ大星雲」など視直径の大きな対象を視野にすっぽり入れることはできませんが、観望対象の大多数を占める視直径 1°以内の対象(たとえば月など)は、高性能な ETX-90 鏡筒の、格好の観望対象です。
高透過率を誇るUHTCコーティング
反射2面と透過2面、合計4面の光学面を持つマクストフカセグレン光学系は、コーティングのクオリティーがきわめて重要です。ミード社の誇るUHTCコーティングにより、他社の類似機をしのぐクリアで明るいイメージを実現しています。
コンパクトなフォーク式経緯台
鏡筒が短いので、コンパクトなフォーク式経緯台でも駆動系への負担が少なく、天体の自動導入機能を使うことができます。また、望遠鏡の可動半径がきわめて小さいので、狭い場所でのセッティングや、三脚から降ろして小さなテーブルの上に置いて手軽に観望できることも、大きなメリットです。また、両持ち式のメリットを活かし、三脚のウエッジを使えば「フォーク式赤道儀」として使うこともできます。
堅牢なフィールド三脚
付属のウェッジ付スチール三脚はETX-90を余裕で搭載。アライメントを正確におこなう土台となります。また、トッププレートを傾ければ赤道儀ウエッジになります。
静音モードでベランダ観望
ベランダで運用できることがフォークマウント経緯台のメリットのひとつですが、マンションなど隣室に接した環境では夜間の駆動音に配慮する必要があります。こうしたときのために静音モード(Quiet Slew)があります。自動導入速度が秒間4.5°から1.5°(対恒星時384倍)に減速しますが、劇的な静音化を達成できます。ETX-90は、ベランダ観望のマナーをわきまえた望遠鏡です。
イージーアラインで自動導入
アラインモードで最初に「ホームポジション」に鏡筒をセットするとき、付属の「水準器付コンパス」を接眼部に挿入すれば、「ホームポジション(= 筒先を北に向け、鏡筒を水平にする)」をすみやかにセットすることができます。続いて、観測地の場所(たとえば TOKYO:初回のみ)を選べば、日時は自動で取得されるので、すぐに 1 星目の基準星の導入がはじまります。接眼部にアイピースを取り付け、コントローラの方向キーを使って視野の中心に導き、ENTERキーを押せば2星目の導入がはじまります。1星目と同じ操作をおこなえばアライメントが終わり、自動導入の準備が完了。そのまま「ガイドツアー」プログラムに入れば、その夜の魅力的な天体を、オートスターが次々と自動で案内してくれます。
簡単操作で高機能な「オ-トスター」コントローラ」(英語表示)
片手で使える小さなハンドコントローラがすべての機能を制御します。対恒星時 1x ~秒間 4.5°の幅広い駆動速度をもつ高度なハードウエア機能を、6つのモードに分類される多彩なソフトウエア機能を使って強力にコントロール。38,320天体のデータベースは、カタログ別や星座別、種類別(銀河や散開星団など)などのソート機能と、「ガイドツアー」などのソフトウエアによってわかりやすく利用でき、そのすべてを自動導入することができます。キー操作はパターン化されているので、少しの練習ですぐ慣れることができます。
バッテリー駆動が可能(省エネ設計)
単3アルカリ電池6本を、本体上面に設けられた電池室に装填すれば、常温で約20時間の使用ができます。これは自動導入望遠鏡としてはたいへんな「省エネ」設計です。旅行や観望会への携行など、重い外部バッテリーを持ち運ぶ必要がありません。
赤道儀化できる
付属のフィールド三脚には赤道儀ウエッジが組み込まれているので、この機能を利用してフォーク式赤道儀として使うことができます。特に、オプションのT アダプターを使った撮影(月惑星撮影を推奨)では、赤道儀化することで、カメラの仰角が高く取れる(架台にカメラが当たらない)ので有効です。
なお、デジタル一眼レフを使った拡大撮影(システムが大がかりになる)や、星雲星団をターゲットにした長時間露光(10秒以上)撮影は、架台の強度や精度の点で、ETXには向きません。より小型・軽量のCCDカメラや、アイピース感覚で使えるビデオCCDカメラが適しています。
はじめての方でも安心(日本語取扱説明書付)
ETX-90は完全コンピュータ制御の望遠鏡です。勘や手探りの操作では、天体の自動導入も、追尾もできません。手順を踏んで正確に操作してはじめてETXの機能を使うことができます。付属の日本語取扱説明書では、スイッチONから順を追って操作方法を解説しています。参照しながら操作をすすめていくことで、どなたでも ETX 望遠鏡を使いこなせるようになります。
移動、保管に便利なケース付
ETX-90の本体のほか、アイピースやコントローラが収納できるトランクケースと、三脚を収納するキャリーバッグの2種類のケースが標準で付属します。ともに軽量設計なので、携行しての移動はもちろん、車に積んで移動する際も安心です。また、アクセサリー一式をまとめておけるので散逸がなく、省スペースにもなります。トランクケースはアルミフレームに合成樹脂のパネルで、内部は型抜きされたウレタンフォームです。三脚キャリーバッグは、ナイロン繊維製。ショルダーストラップ付で携行に便利。
仕様
鏡筒
光学系:マクストフカセグレン光学系(UHTC コーティング)
対物レンズ径:90mm
焦点距離:1250mm
F値:F13.8
分解能:1.3 秒
集光力:165倍
極限等級:11.7 等
最短合焦距離:約 3.5m
架台
形式:フォークマウント式経緯台
ドライブシステム:コンピューター制御天体自動導入・自動追尾システム
電源:単3形アルカリ乾電池6本(別売)
三脚
●ウェッジ付スチール三脚(トッププレートまでの地上高:69~115cm 重量:約6kg)
付属品
●4000 シリーズアイピース SP26mm(約48倍)、SP9.7mm(約129倍) ●レッドドットファインダー ●水準器付コンパス ●鏡筒トランクケース ●三脚キャリーバッグ ●日本語取扱説明書
美しいディープブルーのカラーリングが施された鏡筒には、シャープな見え味に定評があるミードのマクストフ光学系が組み込まれ、初心者からベテランまで、納得できるクオリティを誇ります。
自動導入はオートスターハンドコントローラにより制御。三脚に組み込まれたウエッジを利用して、赤道儀で使えるのは他機にないメリットです。
さらに、天体の知識に不安がある方も、イージアラインさえマスターできれば、ETX-90をパソコンにつなぎ、天体シミュレーションソフトで楽しく学びながら活用することができます。
持ち運びに便利な、トランクケースとキャリーバックが標準装備。
JANコード:4961607600467
[2014年11月27日発売] オープン価格
特長
新しいギアメカニズム
新型ETX-90は、従来のETXのすぐれた特徴をを受け継ぐ機種ですが、機械的には上位機LX90 をそのまま縮小コピーした構造です。径の大きな両軸ウォームホイールにより、従来機のようにギアに負担をかけることなく、すぐれた追尾精度、導入精度を実現。また、水平軸の回転リミッターを廃した構造なので、回転限界によるギアトラブルが解消しています。
高性能なマクストフカセグレン光学系
“高倍率でもシャープ” と定評のあるミードマクストフカセグレン光学系を採用。光学系のスケールが大きい(焦点距離が長い)ので「すばる」、「アンドロメダ大星雲」など視直径の大きな対象を視野にすっぽり入れることはできませんが、観望対象の大多数を占める視直径 1°以内の対象(たとえば月など)は、高性能な ETX-90 鏡筒の、格好の観望対象です。
高透過率を誇るUHTCコーティング
反射2面と透過2面、合計4面の光学面を持つマクストフカセグレン光学系は、コーティングのクオリティーがきわめて重要です。ミード社の誇るUHTCコーティングにより、他社の類似機をしのぐクリアで明るいイメージを実現しています。
コンパクトなフォーク式経緯台
鏡筒が短いので、コンパクトなフォーク式経緯台でも駆動系への負担が少なく、天体の自動導入機能を使うことができます。また、望遠鏡の可動半径がきわめて小さいので、狭い場所でのセッティングや、三脚から降ろして小さなテーブルの上に置いて手軽に観望できることも、大きなメリットです。また、両持ち式のメリットを活かし、三脚のウエッジを使えば「フォーク式赤道儀」として使うこともできます。
堅牢なフィールド三脚
付属のウェッジ付スチール三脚はETX-90を余裕で搭載。アライメントを正確におこなう土台となります。また、トッププレートを傾ければ赤道儀ウエッジになります。
静音モードでベランダ観望
ベランダで運用できることがフォークマウント経緯台のメリットのひとつですが、マンションなど隣室に接した環境では夜間の駆動音に配慮する必要があります。こうしたときのために静音モード(Quiet Slew)があります。自動導入速度が秒間4.5°から1.5°(対恒星時384倍)に減速しますが、劇的な静音化を達成できます。ETX-90は、ベランダ観望のマナーをわきまえた望遠鏡です。
イージーアラインで自動導入
アラインモードで最初に「ホームポジション」に鏡筒をセットするとき、付属の「水準器付コンパス」を接眼部に挿入すれば、「ホームポジション(= 筒先を北に向け、鏡筒を水平にする)」をすみやかにセットすることができます。続いて、観測地の場所(たとえば TOKYO:初回のみ)を選べば、日時は自動で取得されるので、すぐに 1 星目の基準星の導入がはじまります。接眼部にアイピースを取り付け、コントローラの方向キーを使って視野の中心に導き、ENTERキーを押せば2星目の導入がはじまります。1星目と同じ操作をおこなえばアライメントが終わり、自動導入の準備が完了。そのまま「ガイドツアー」プログラムに入れば、その夜の魅力的な天体を、オートスターが次々と自動で案内してくれます。
簡単操作で高機能な「オ-トスター」コントローラ」(英語表示)
片手で使える小さなハンドコントローラがすべての機能を制御します。対恒星時 1x ~秒間 4.5°の幅広い駆動速度をもつ高度なハードウエア機能を、6つのモードに分類される多彩なソフトウエア機能を使って強力にコントロール。38,320天体のデータベースは、カタログ別や星座別、種類別(銀河や散開星団など)などのソート機能と、「ガイドツアー」などのソフトウエアによってわかりやすく利用でき、そのすべてを自動導入することができます。キー操作はパターン化されているので、少しの練習ですぐ慣れることができます。
バッテリー駆動が可能(省エネ設計)
単3アルカリ電池6本を、本体上面に設けられた電池室に装填すれば、常温で約20時間の使用ができます。これは自動導入望遠鏡としてはたいへんな「省エネ」設計です。旅行や観望会への携行など、重い外部バッテリーを持ち運ぶ必要がありません。
赤道儀化できる
付属のフィールド三脚には赤道儀ウエッジが組み込まれているので、この機能を利用してフォーク式赤道儀として使うことができます。特に、オプションのT アダプターを使った撮影(月惑星撮影を推奨)では、赤道儀化することで、カメラの仰角が高く取れる(架台にカメラが当たらない)ので有効です。
なお、デジタル一眼レフを使った拡大撮影(システムが大がかりになる)や、星雲星団をターゲットにした長時間露光(10秒以上)撮影は、架台の強度や精度の点で、ETXには向きません。より小型・軽量のCCDカメラや、アイピース感覚で使えるビデオCCDカメラが適しています。
はじめての方でも安心(日本語取扱説明書付)
ETX-90は完全コンピュータ制御の望遠鏡です。勘や手探りの操作では、天体の自動導入も、追尾もできません。手順を踏んで正確に操作してはじめてETXの機能を使うことができます。付属の日本語取扱説明書では、スイッチONから順を追って操作方法を解説しています。参照しながら操作をすすめていくことで、どなたでも ETX 望遠鏡を使いこなせるようになります。
移動、保管に便利なケース付
ETX-90の本体のほか、アイピースやコントローラが収納できるトランクケースと、三脚を収納するキャリーバッグの2種類のケースが標準で付属します。ともに軽量設計なので、携行しての移動はもちろん、車に積んで移動する際も安心です。また、アクセサリー一式をまとめておけるので散逸がなく、省スペースにもなります。トランクケースはアルミフレームに合成樹脂のパネルで、内部は型抜きされたウレタンフォームです。三脚キャリーバッグは、ナイロン繊維製。ショルダーストラップ付で携行に便利。
仕様
鏡筒
光学系:マクストフカセグレン光学系(UHTC コーティング)
対物レンズ径:90mm
焦点距離:1250mm
F値:F13.8
分解能:1.3 秒
集光力:165倍
極限等級:11.7 等
最短合焦距離:約 3.5m
架台
形式:フォークマウント式経緯台
ドライブシステム:コンピューター制御天体自動導入・自動追尾システム
電源:単3形アルカリ乾電池6本(別売)
三脚
●ウェッジ付スチール三脚(トッププレートまでの地上高:69~115cm 重量:約6kg)
付属品
●4000 シリーズアイピース SP26mm(約48倍)、SP9.7mm(約129倍) ●レッドドットファインダー ●水準器付コンパス ●鏡筒トランクケース ●三脚キャリーバッグ ●日本語取扱説明書
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