内閣府 民間機関等における研究開発プロジェクトに認定されました
東京西川の健康社会構築のための睡眠時バイタルデータ収集と解析、利活用に関する研究が「科学技術イノベーション総合戦略2017」の特別選定プロジェクトに選ばれました
東京西川が新たに開始する研究開発プロジェクト「健康社会構築のための睡眠時バイタルデータ収集と解析、利活用に関する研究」が、科学技術イノベーション総合戦略2017に基づく「民間機関等における研究開発プロジェクト」として内閣府（科学技術・イノベーション担当）の特別選定プロジェクトの認定を受けました。
【研究開発プロジェクト発案の背景】
世界の平均睡眠時間調査結果では、日本は7時間43分と韓国に次いで短く、先進国の中でも非常に短いです。直近の10年間の調査でも徐々に短くなってきており、睡眠不足の国であるとの印象を受けます。国内の睡眠満足度に関するアンケート調査の結果では、睡眠が「あまりとれていない」「全く取れていない」と回答した40代は20%にのぼり、忙しい勤労世代に睡眠に対する不満が多いようです。日本では、眠らないことは勤勉であり、眠ることは怠惰であるとされる文化が、未だ根強く残っています。一方、睡眠不足は医療事故、産業事故などの大事故に直接つながります。また、生産性や作業効率の低下による我が国の経済損失は年間3兆円に上るとも言われています。更に、近年、睡眠不足と疾病との関係が研究され、鬱病、認知症、糖尿病、癌などになるリスクが高くなることが明らかになっています。健康をつかさどる「運動」「食事」「休息」の一つである「休息（睡眠）」に関する取り組みは、急務であると考えています。
【研究開発プロジェクトの目的】
本研究開発プロジェクトの目的は、睡眠を契機として個人の健康意識を向上させることにより、我が国の健康寿命の延伸に貢献することです。この目的を達成するための過程で取られる種々の施策が、現在の大きな課題である医療費増加、就労人口減少、労働生産性の低下、重大事故発生などの対応策の一部になると考えられます。
弊社は寝具・寝装品の製造卸売分野において長年事業を実施してきました。その中で得た知識により、「睡眠」を契機とする健康意識向上を実現し、ひいては上述の課題解決に貢献できると考えています。そこで、先ずセルフケアとして個人に自身の睡眠を意識してもらうため、睡眠時バイタルデータを採取し個々人にフィードバックすることが必要であると考えます。これにより、睡眠時間は十分か、良質な睡眠が取れているかなどを知ることができ、睡眠に対する意識向上を目指します。次に、多数個人の睡眠バイタルデータを経時的に採取し、医療機関が保有する診療データや疾病データと関連付けるアルゴリズムを作成します。これにより睡眠時バイタルデータに変化が認められた時には、その個人と地域の医療機関に連絡し早期の対応が可能になり、また疾病の予防にも寄与できると考えます。
研究開発プロジェクトの初年度は、睡眠時バイタルデータ採取のためのセンシングデバイスの選択、デバイスの寝具・寝室または身体へ装着する方法、睡眠時バイタルデータから睡眠状態を推定するアルゴリズムの開発、睡眠時バイタルデータおよび解析データの保管方法、解析データの個人と医療機関へのフィードバック方法について検討します。
【科学技術イノベーション総合戦略2017 「民間機関等における研究開発プロジェクト」認定について】
種々の社会課題に対する､多彩な対応策の開発と柔軟な対応能力を確保するため､民間企業が独自の着想に基づき発案した科学技術イノベーション総合戦略2017の対象領域に合致する研究開発プロジェクトを広く公募､認定を行うことで､企業が有する知的創造能力の活性化に加え､潜在能力の覚醒を促し､社会課題解決の多彩かつ柔軟な対策の核となる研究開発力の強化を図ることを目的としています｡
WEBサイト： http://www8.cao.go.jp/cstp/sogosenryaku/nintei2017.html
当社の研究機関「日本睡眠科学研究所」については、下記をご覧ください。
【東京西川 日本睡眠科学研究所について】
WEBサイト： https://www.nishikawasangyo.co.jp/company/laboratory/
東京西川（西川産業）
☎03-3664-3964
https://www.nishikawasangyo.co.jp
世界の平均睡眠時間調査結果では、日本は7時間43分と韓国に次いで短く、先進国の中でも非常に短いです。直近の10年間の調査でも徐々に短くなってきており、睡眠不足の国であるとの印象を受けます。国内の睡眠満足度に関するアンケート調査の結果では、睡眠が「あまりとれていない」「全く取れていない」と回答した40代は20%にのぼり、忙しい勤労世代に睡眠に対する不満が多いようです。日本では、眠らないことは勤勉であり、眠ることは怠惰であるとされる文化が、未だ根強く残っています。一方、睡眠不足は医療事故、産業事故などの大事故に直接つながります。また、生産性や作業効率の低下による我が国の経済損失は年間3兆円に上るとも言われています。更に、近年、睡眠不足と疾病との関係が研究され、鬱病、認知症、糖尿病、癌などになるリスクが高くなることが明らかになっています。健康をつかさどる「運動」「食事」「休息」の一つである「休息（睡眠）」に関する取り組みは、急務であると考えています。
【研究開発プロジェクトの目的】
本研究開発プロジェクトの目的は、睡眠を契機として個人の健康意識を向上させることにより、我が国の健康寿命の延伸に貢献することです。この目的を達成するための過程で取られる種々の施策が、現在の大きな課題である医療費増加、就労人口減少、労働生産性の低下、重大事故発生などの対応策の一部になると考えられます。
弊社は寝具・寝装品の製造卸売分野において長年事業を実施してきました。その中で得た知識により、「睡眠」を契機とする健康意識向上を実現し、ひいては上述の課題解決に貢献できると考えています。そこで、先ずセルフケアとして個人に自身の睡眠を意識してもらうため、睡眠時バイタルデータを採取し個々人にフィードバックすることが必要であると考えます。これにより、睡眠時間は十分か、良質な睡眠が取れているかなどを知ることができ、睡眠に対する意識向上を目指します。次に、多数個人の睡眠バイタルデータを経時的に採取し、医療機関が保有する診療データや疾病データと関連付けるアルゴリズムを作成します。これにより睡眠時バイタルデータに変化が認められた時には、その個人と地域の医療機関に連絡し早期の対応が可能になり、また疾病の予防にも寄与できると考えます。
研究開発プロジェクトの初年度は、睡眠時バイタルデータ採取のためのセンシングデバイスの選択、デバイスの寝具・寝室または身体へ装着する方法、睡眠時バイタルデータから睡眠状態を推定するアルゴリズムの開発、睡眠時バイタルデータおよび解析データの保管方法、解析データの個人と医療機関へのフィードバック方法について検討します。
【科学技術イノベーション総合戦略2017 「民間機関等における研究開発プロジェクト」認定について】
種々の社会課題に対する､多彩な対応策の開発と柔軟な対応能力を確保するため､民間企業が独自の着想に基づき発案した科学技術イノベーション総合戦略2017の対象領域に合致する研究開発プロジェクトを広く公募､認定を行うことで､企業が有する知的創造能力の活性化に加え､潜在能力の覚醒を促し､社会課題解決の多彩かつ柔軟な対策の核となる研究開発力の強化を図ることを目的としています｡
WEBサイト： http://www8.cao.go.jp/cstp/sogosenryaku/nintei2017.html
当社の研究機関「日本睡眠科学研究所」については、下記をご覧ください。
【東京西川 日本睡眠科学研究所について】
WEBサイト： https://www.nishikawasangyo.co.jp/company/laboratory/
東京西川（西川産業）
☎03-3664-3964
https://www.nishikawasangyo.co.jp
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