先進独自の技術で、社会ニーズ・課題解決に取り組む企業姿勢を伝える企業広告シリーズ「世界は、ひとつずつ変えることができる。」~Wヒト型ナノセラミド技術篇~ TVCM放映のご案内

― 8月15日(土)より全国にて放映開始 ―

富士フイルム

 富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、さまざまな分野において、先進独自の技術で社会ニーズ・課題解決に取り組む企業姿勢を、企業広告シリーズ「世界は、ひとつずつ変えることができる。」を通して、お伝えしています。
 今回は、ストレスや加齢の影響により、保湿成分セラミドが減少することで、肌の角層内に隙間が生じ、肌の健康状態が低下する※1という課題を、富士フイルムが開発した『Wヒト型ナノセラミド技術』で解決することを紹介します。2種類の「ヒト型ナノセラミド」が、肌の角層の隙間を埋め、構造を整えることで、人々の肌の健康状態を守ることを分かりやすく伝えます。本TVCMは、8月15日(土)より全国で放映いたします。
※1:外部からの刺激に弱くなったり、内部から水分が逃げてしまう状態

 

■肌の仕組みとバリア機能

 肌の最も外側には、角層が存在します。角層は、角層細胞と細胞間脂質から成り、細胞間脂質は数種類のセラミドや脂肪酸、コレステロールなどで構成され、これらが層状に規則正しく積み重なった構造※2を形成し、角層細胞のスキマを埋めることで肌のバリア機能※3を発揮しています。
 角層のセラミドがストレスや加齢などにより減少すると※4、角層にスキマが生じます。肌の潤いを維持するためには、セラミドを補い、規則正しく整列させることが効果的です。

 ※2:「ラメラ構造」と呼ばれ、層状構造の物質が皮膚の細胞と細胞の間に存在している状態
※3:角層への外部からの異物の侵入を阻止し、体内から体外への水分透過蒸散を抑制する効果
※4:肌のセラミド量は、加齢とともに減少することが実証されている(J Invest Dermatol 96:523-526,(1991))

 


■富士フイルムが着目した2つの「ヒト型セラミド」
当社は、様々な種類があるセラミドの中で、肌の角層に存在するセラミドとまったく同じ構造で、肌になじみやすく、角層の構造を整える効果が期待できる「ヒト型セラミド※5」、「ヒト型アシルセラミド※6」に着目しました。2種類の「ヒト型セラミド」には、それぞれ水分を蓄える、構造を整える役割があり、両方を角層に届けることで肌のバリア機能を改善することを発見しました。しかし、「ヒト型セラミド」は、水やオイルに溶け難く、結晶化してしまうため、従来技術では粗大なサイズとなり、角層に浸透しにくいという課題がありました。そこで、当社はこれまで、写真技術で培い進化させてきた独自のナノテクノロジーにより、世界最小クラス・約20ナノメートルの極小粒子化した「ヒト型ナノセラミド※5」と「ヒト型ナノアシルセラミド※6」を開発。浸透性を高めたセラミドを角層に補充することで肌を潤いで満たし、バリア機能を改善してきました※7。

 「ヒト型ナノセラミド」と「ヒト型ナノアシルセラミド」の両方を角層に補充し、角層のスキマを埋めることで、肌のバリア機能が2.3倍向上することが確認出来ました(右図)。
(ヒト型ナノセラミド+ヒト型ナノアシルセラミドによるバリア機能向上効果)

 


※5:「セラミドNP」・「セラミドAP」(化粧品成分表示名称):肌への親和性が最も高く、保湿の働きがある保湿成分(うるおいを蓄える役割)
※6:「セラミドOP」(化粧品成分表示名称):高い疎水性があり、角層の水分蒸散を抑制する働きがある(うるおいをとどめる役割)
※7:「アスタリフト ジェリー アクアリスタ」にて、世界最小20ナノメートルサイズに高濃度安定分散した「ヒト型ナノセラミド」(2010年より)・「ヒト型ナノアシルセラミド」(2015年より)を配合

■人々の肌の健康を科学で守っていく。
 TVCMに登場するのは、Wヒト型ナノセラミド技術の開発を手がけた実在の研究員です。
 近未来的な研究所の中央には、肌に手をあてる女性のホログラフィ映像が映し出され、研究員が真剣な眼差しで、肌の状態についてデータの分析・解析を行っています。

 シーンは変わり、女性の肌を拡大スコープで直接チェックする研究員。モニターに映る肌(角層)のシミュレーション画面には、角層の主成分セラミドが減少して細胞間脂質の隙間がひろがり、潤いが 失われる肌の様子が確認できます。
 そこで、研究員は2種類の「ヒト型ナノセラミド」を開発。水分を蓄える「ヒト型ナノセラミド」と、角層の構造を整える「ヒト型ナノアシルセラミド」。その両方を角層に補充することで、細胞間脂質の隙間をきちんと埋めることに成功したのです。
 『科学で、肌を守る。』 技術に裏付けされたスキンケアへの熱い想いで、自分の肌を触ってみる研究員。
 富士フイルムは、写真事業で培ってきた独自技術を進化させ、肌の健康や美を守っていくという信念を持ち、今後も画期的な製品や技術を開発・提供し、人々の健康の向上に貢献していきます。

■TVCMで使用した楽曲について
 本シリーズのCM音楽には、NEW YORKの「Q Department(キューデパートメント)」を起用しています。「Q Department(キューデパートメント)」は、NYを拠点にする最先端の音楽制作・サウンドデザイン集団として、CM・テレビ番組・インタラクティブ・ゲームなどで幅広く活躍しています。

■ナレーターに、宮沢和史さんを起用
 ナレーターには、ロックバンドTHE BOOMのボーカリストとしてデビューし、シンガーソングライター、俳優としても幅広く活躍されている、宮沢和史(みやざわかずふみ)さんを起用しています。大ヒット曲「島唄」は、日本国内だけでなく世界中で知られており、日本を代表するミュージシャンの一人です。

■スタッフリスト
クリエイティブディレクター:TUGBOAT、赤石正人、町田聖二
CMプランナー:TUGBOAT、町田聖二
コピーライター:赤石正人
ディレクター:サノ☆ユタカ
撮影:石田東
プロデューサー:森崎秀嗣、宮崎真人
音楽プロデュース:MR.MUSIC 渡辺秀文
音楽制作:Q Department(キューデパートメント)
ナレーター:宮沢和史
クリエーティブエージェンシー:TUGBOAT
制作会社:ビスポークフィルム
広告会社:㈱電通

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

CMに関するお問合わせ先
富士フイルムホールディングス株式会社
コーポレートコミュニケーション部 宣伝グループ
ff-brand@fujifilm.com

「Wヒト型ナノセラミド技術」に関するお問合わせ先
株式会社 富士フイルム ヘルスケア ラボラトリー
ブランドマネージメントグループ
TEL.0120-186-833(代表)

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会社概要

富士フイルム株式会社

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URL
https://fujifilm.jp/index.html
業種
製造業
本社所在地
東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン本社
電話番号
03-6271-3111
代表者名
後藤 禎一
上場
東証1部
資本金
400億円
設立
2006年10月