優れたITリーダーになるためのすべてがここに『CTOの思考術 技術と組織を動かす意思決定・戦略・リーダーシップ』、発売

株式会社マイナビ出版

株式会社マイナビ出版(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:角竹輝紀)はこのたび、『CTOの思考術 技術と組織を動かす意思決定・戦略・リーダーシップ』を2025年12月16日に発売します。

日本においてCTO(最高技術責任者)という立場・役割が重視されるように

本書は、CTOとして成功するために必要な要素、CTOとしての役割に必要な実践的なアドバイス、注意すべき点、役立つフレームワーク、CEOとの関係構築やセキュリティ侵害への対応など、CTOが経験する課題などを一冊にまとめました。CTOを目指す人、新米CTO、CTOの役割を理解したいCEOなどに役立つ内容になっています。
DXやAIの導入など、企業におけるICT活用の重要性が高まっている昨今、日本企業においてもCTOという立場・役割は重要視されるようになってきています。2019年には「一般社団法人日本CTO協会(*)」が創設され、グーグル・クラウド・ジャパン合同会社や弁護士ドットコム株式会社をはじめとする幅広い会社が参画しています。
また、エンジニアのキャリアパスとして「独立してスタートアップベンチャーを立ち上げる」といったことも今はそれほど珍しいことではなくなってきており、CTO兼技術者として活躍する(したいと考えている)人なども増えてきています。

*…一般社団法人CTO協会 https://cto-a.org/

現代のCTOに求められる思考の土台となる1冊

日本でも「CTO」という肩書は定着しましたが、その役割はいまだ曖昧です。「技術力の一番高い人」がとりあえず担っているというケースも少なくありません。スタートアップの立ち上げから経営と現場の両面を見てきた私自身の経験と照らし合わせても、本書に描かれる数々の葛藤は、まさに日本の開発現場で起きている「現実」そのものです。
本書は、CTOの“仕事の全体像”を具体的に言語化した一冊です。技術選定やアーキテクチャといった領域にとどまらず、採用・組織づくり、予算管理、投資判断、さらにはM&Aにおけるデューデリジェンスに至るまで、CTOが直面する課題が網羅されています。海外の書籍ではありますが、企業の成長フェーズごとに発生する「壁」や組織的な痛みは、日本の企業環境とも驚くほど合致します。
私が特に強調したいのは、CTOは単なる「技術部門の長」ではなく、「技術がわかる経営者」として振る舞うべきだという点です。エンジニアリング組織は企業の「資産」であり、そこから生み出されるアウトプットがプロダクトを形成し、最終的に売上・利益という「ビジネス価値」へ変換されます。この構造を深く理解し、技術への投資をビジネスや財務の言葉で翻訳し、経営判断を下すことこそが、現代のCTOに求められる要件です。本書はそのための思考の土台を築いてくれます。(以下略)
(『CTOの思考術 技術と組織を動かす意思決定・戦略・リーダーシップ』「監訳者より」より抜粋) 

著者・監訳者・翻訳者情報

【著者】
Alan Williamson
15年以上にわたり、プライベートエクイティ(PE)ファンドの支援を通じて技術チームの構築と成長に携わり、複数のポートフォリオ企業でCTOを務めた経験を持つ。PEファンドが支援する企業では、CTOエグゼクティブチームのリーダーとしても活躍。現在は、創業者経営の中堅企業を専門とするシカゴのPEファンド「New Harbor Capital」にて、移行期のCTOやメンタリングサービスを提供するポートフォリオオペレーションズグループのパートナーを務めている。IT業界で25年以上の経験を持ち、Javaで書かれた世界初のCFMLエンジンの開発に貢献。イギリス初のJavaチャンピオン。

【監訳者】
上野彰大
東京大学生命科学研究科修了。大阪府堺市出身。新卒でIGPI(経営共創基盤)に入社した後、2018 年12 月に次世代オンライン薬局を運営するPharmaX株式会社(旧 株式会社YOJO Technologies)を共同創業、同社のCTOを務める。また、アプリケーション設計・実装、統計・機械学習、ブロックチェーン、量子コンピュータなど、IT を中心に幅広く調査・実践するコミュニティ「StudyCo」運営者の1人。

【翻訳者】
長尾高弘
株式会社ロングテール社長。技術翻訳者として、ソフトウェア開発やAI、組織論など幅広い分野を手掛ける。訳書に『The DevOps ハンドブック』、『継続的デリバリーのソフトウェア工学』(ともに日経BP)、『数式なしでわかるAIのしくみ』、『データビジュアライゼーションのためのデザイン原則』(ともにマイナビ出版)、『Wiring the Winning Organization 成功する組織を導く3つのメカニズム』(日本能率協会マネジメントセンター)、『scikit-learn、Keras、TensorFlowによる実践機械学習 第3 版』(オライリー・ジャパン)、『Web APIテスト技法』(翔泳社)、『Scalaスケーラブルプログラミング 第4 版』(インプレス)など、これまでに手掛けた訳書は百数十冊にのぼる。

書誌情報

CTOの思考術 技術と組織を動かす意思決定・戦略・リーダーシップ

著作者名:Alan Williamson(著)

監訳者名:上野彰大

翻訳者名:長尾高弘

書籍:3,200円(税込)

電子版:3,200円(税込)

判型:A5

ページ数:528ページ

ISBN:978-4-8399-87794

発売日:2025年12月16日

備考:EPUB[リフロー版]は2026年1月16日頃に発売予定です。

Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4839987793

マイナビBOOKS:https://book.mynavi.jp/ec/products/detail/id=149109

※流通の都合により、ストアによって発売日が異なる場合がございます。

マイナビ出版について

株式会社マイナビ出版は、経営理念「知と学び、体験、ビジネスを通じて、あなたの明日をともに描く」を掲げ、従来の書籍や情報発信にとどまらず、学びを実践できる体験や、読者同士のコミュニケーションの場の提供など、みなさま一人ひとりの仕事とプライベートをともに支えるパブリッシャーです。 

【会社概要】
2015年10月に、株式会社毎日コミュニケーションズの出版事業部門を分社化し、株式会社マイナビ出版として出発しました。45年続けてきた出版事業で培ったノウハウを核に、 IT、将棋、世界遺産、ライフスタイルなどのジャンルで、みなさまの仕事と生活の充実と課題解決に寄り添える会社を目指します。
本社:東京都千代田区一ツ橋二丁目6番3号
代表取締役 社長執行役員:角竹輝紀
公式HP:https://pub.mynavi.jp/ 

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会社概要

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URL
http://pub.mynavi.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区一ツ橋2-6-3 一ツ橋ビル 2階
電話番号
03-3556-2730
代表者名
角竹輝紀
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
2015年10月