介護関連事業経営者の76.7%が「ペーパーレス化」の重要性を実感 一方で、約8割の企業は「十分にペーパーレス化できていない」実態
〜課題は「現状の業務で余裕がない」「予算がない」「どう進めればいいか分からない」「ITリテラシー」など山積み〜
ペーパーロジック株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役:横山 公一)は、介護関連事業の経営に携わっていると回答した103名に、介護業界のペーパーレスに関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
- 調査サマリー
- 調査概要
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年12月14日〜同年12月19日
有効回答:介護関連の経営に携わっていると回答した方103名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「ペーパーロジック株式会社」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://paperlogic.co.jp
- 76.7%が、介護業界における「ペーパーレス推進」の重要性を実感
・非常にそう思う:39.8%
・ややそう思う:36.9%
・あまりそう思わない:15.5%
・全くそう思わない:4.9%
・わからない/答えられない:2.9%
- 重要だと思う理由として、7割以上が「スタッフの業務が多く、多忙だから」と回答
・スタッフの業務が多く、多忙だから:70.9%
・人材が不足しているから:48.1%
・他業種と比べるとDXが進んでいないから:41.8%
・利用者が増加しているから:22.8%
・新型コロナウイルスの影響があるから:13.9%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
- 他にも「経費削減のため」や「書類は保管義務があり、捨てられず施設のスペースを圧迫する」などの理由も
<自由回答・一部抜粋>
・57歳:経費削減のため。
・41歳:介護書類は未だに紙ベースが主流、大量の紙が必要になり、かつ書類は、保管義務があり、捨てられず施設のスペースを圧迫する。
・48歳:申請書類等が多すぎて、事務処理に時間がかかりすぎるから。
・55歳:ごみの量がとても多いため。
・29歳:電子帳簿保存法も進められているから。
・55歳:電算化すると情報共有が速い。
・50歳:記載内容の重複をなくす為。
・56歳:手書きだと何を書いているか分からず、紙だと資源の無駄だと思う。
- 一方で、79.6%の企業で「ペーパーレス化」が十分に進められていない実態
・非常にそう思う:3.9%
・ややそう思う:15.5%
・あまりそう思わない:39.8%
・全くそう思わない:39.8%
・わからない/答えられない:1.0%
- ペーパーレス化の推進ができていない企業の約8割が、「今後ペーパーレス推進に取り組んでいきたい」と意欲
・非常にそう思う:31.7%
・ややそう思う:43.9%
・あまりそう思わない:18.3%
・全くそう思わない:6.1%
・わからない/答えられない:0.0%
- ペーパーレス化の課題、「現状の業務で手一杯になっており、ペーパーレスを進める余裕がない」が50.0%で最多
・現状の業務で手一杯になっており、ペーパーレスを進める余裕がない:50.0%
・システム導入の予算がない:30.6%
・ペーパーレス化をどう進めればいいか分からない:27.4%
・現場からの理解・協力が得られない:27.4%
・年配のお客様が多く、説明が難しそう:27.4%
・ITに精通した人材がいない・雇い入れるあてがない:25.8%
・システムの運用がスムーズにいかない:25.8%
・その他:8.1%
ー39歳:社会福祉法人がどの書類をどこまでペーパーレス化していいのかがわからない
ー52歳:監査が紙での監査になるから
ー41歳:職員も高齢が多く対応が難しい
ー50歳:紙で残さなくてはならない書類が多い
・特にない:0.0%
・わからない/答えられない:1.6%
- 他にも「従業員のスキルにばらつきがある」や「監査において、紙だしが必須だから」などの課題も
<自由回答・一部抜粋>
・55歳:従業員のスキルにばらつきがある。
・52歳:監査において、紙だしが必須だから。
・40歳:実地調査時にペーパーで出力される場合もあり、区の方でもペーパーレスが進んでいない。
・63歳:慣習化。
・51歳:業界全体でもペーパーレス化が遅れていて、足並みが揃わない。
・41歳:職員の高齢化やデジタル化アレルギーが強い。
・50歳:重複している内容の拾い出しや、必要不必要の選別に時間を掛ける余裕や、どのように進めていけば良いか、わからない事もある。
・56歳:スタッフにパソコンの知識がない方が多いし、スタッフが高齢なので覚える気がない。
- ペーパーレス化により、約9割が「業務の効率化」を期待
・業務の効率化:85.5%
・費用削減:62.9%
・社内スペースの有効活用:38.7%
・人材不足の解消:33.9%
・サービスの向上:32.3%
・セキュリティの強化:30.6%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:1.6%
- 他にも「SDGsへの貢献」や「情報の有効活用」などへの期待も
<自由回答・一部抜粋>
・40歳:SDGsへの貢献。
・51歳:情報の有効活用。
・45歳:監査等にも対応して欲しい。
・29歳:働く場所の自由化。
・57歳:生産性向上、効率化、見える化。
・54歳:どこでも閲覧可能。
・41歳:職員の意識。
・50歳:簡単に入力でき、見やすいシステムの導入。
- まとめ
結果として、76.7%の経営者が、介護業界における「ペーパーレス推進」の重要性を実感する一方で、ペーパーレス化が十分に進められていないという課題の声が多く挙がりました。課題の多くは、「時間・余裕がない」「予算」「現場の理解」という要因があるようで、経営陣においては重要性が高いと感じられるものの、ペーパーレスに関する対応が後手に回ってる実態があるようです。
DXが叫ばれている社会背景の中、介護業界においても行政が補助金を出し積極的に推進しているものの、実際にはまだまだペーパーレスが浸透していないと実感する経営陣が多いことが分かりました。課題にも挙げられた通り、介護業界においては従業員も高齢化してきていることもあり、ケア記録から請求業務などを電子化した際の運用については、個々のITリテラシーにも左右されそうです。そういった意味でも、介護業界にペーパーレス化が浸透するには、誰でも簡単に使える「操作性」がカギとなりそうです。
- 電子帳簿保存法に完全対応した「paperlogic 電子契約」
ペーパーロジックのpaperlogic電子契約は、契約書にとどまらず、請求書や納品書、取締役会議事録など法定保存文書全般の電子保存へ広く対応しています。スキャナ保存文書や電子取引データを統合管理できる他、法令に基づく長期保存が可能です。月額固定料金で電子署名・タイムスタンプ使い放題(従量課金なし)、署名形態も立会人型(認印)、当事者型(実印)の両方へ対応、その組み合わせも可能です。令和3年改正電子帳簿保存法、特に新7条(電磁的取引データ保存)対応では使いやすいサービスとなっています。(詳しくは:https://paperlogic.co.jp)
会社名 :ペーパーロジック株式会社
設立 :2011年4月27日
代表取締役:横山 公一
所在地 :東京都港区港南二丁目16-5 NBF品川タワー5階ワークスタイリング内
事業内容 :経理・総務・法務の領域で、法律で原本保管を義務付ける書類を完全にペーパーレス化
(紙原本廃棄)するクラウドソリューションを提供しています。
URL :https://paperlogic.co.jp
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