おうち病院、希少性疾患に対応したオンライン診療連携を開始。第1弾として「オンライン血管性浮腫外来」をリリース

遺伝性血管性浮腫の専門医と連携し希少性疾患への対応を強化

株式会社アナムネ

2024年8月5日 11時10分

（上記：当該公式サイトURL：https://anamne.com/clinic/angioedema/ ）

株式会社アナムネ(本社：東京都中央区、代表取締役：菅原康之、以下「アナムネ」)は、2024年8月1日より、当社が運営する「おうち病院」オンライン診療サービスの特化型外来に、血管性浮腫および遺伝性血管性浮腫の診断を専門医と連携しサポートする「オンライン血管性浮腫外来」を開始いたします。
今回のオンライン血管性浮腫外来の開設において、オンライン診療だけでなく、疾患コミュニティも同時に運用することで、日々の生活まで医療を継続的にサポートするおうち病院にしか提供できない価値を提供します。同時に、血管性浮腫および遺伝性血管性浮腫についての啓蒙にも貢献していきます。

オンライン血管性浮腫外来の概要と日本の医療への貢献：

「オンライン血管性浮腫外来」とは、原因の分からない継続的な腫れやむくみ症状を抱える方に、おうち病院オンライン診療サービスを基盤として、オンライン診療にて血管性浮腫および遺伝性血管性浮腫の可能性についての一次診察を行い、適切な診察情報と共に全国の専門医にお繋ぎするサービスです。
血管性浮腫および遺伝性血管性浮腫は、その症状が発現する部位が四肢や唇などの皮膚症状として発現するケースもあれば、胃の痛みとして消化器症状として発言するケースもあり、適切な診療科および医師を受診するのが難しい疾患であるため、正しい診断がされず誤った処方を継続されることも多くみられます。おうち病院では、前述のケースに迅速に対応できるよう、受診時に適切な確認を実施し、その情報と併せて専門医に紹介状（もしくは診療情報提供書）を提供する機能を実装しています。
現在、日本には血管性浮腫患者が約2万5000人、遺伝性血管性浮腫患者が2500人いると推定されています。しかし、そのうち実際に治療を受けているのはわずか20％以下と言われています。おうち病院の希少性疾患に関する仕組みを上手に活用することで、正しい診断を受けるまでに平均20年を要すると言われる希少性疾患に関しても、最短で正しい診断にたどり着けるようになり、日本の希少性疾患治療に大きく貢献できるとかんがえております。

「おうち病院オンライン血管性浮腫外来」サービス概要：

・サービス名称：おうち病院 オンライン血管性浮腫外来

・公式サイトURL：https://anamne.com/clinic/ angioedema/

・利用料金(利用者・患者)：
クリニックでの患者負担分診療費用、システム利用料及び決済手数料。紹介状を発行する場合には紹介状発行料。

予約・診療から紹介状受取りまでの流れ

「おうち病院オンライン診療サービス」で血管性浮腫の診断サポートを受けたい方（患者）は、上記サイトから注意点をご確認の上、プロフィールの入力、診療科の選択（血管性浮腫外来）、クリニックの選択を行います。その後、問診票の入力、健康保険証の登録、受取り薬局店舗を選択し、ご自身が空いているスケジュールを選択・予約すると、ビデオ通話にて診察を受けることができます。
※血管性浮腫外来はお薬の処方を前提とした外来ではありませんが、診察の結果お薬の処方が可能な場合がありますので、受取が可能な薬局をご選択ください。

オンラインでの診療・決済の後、一次診察の結果および患者様のご希望によって、最適な専門医に対しての紹介状を発行致します。利用者ご自身のご都合に合わせて病院を受診しますが、その前後もおうち病院にて最適な受診をサポート致します。

費用は、オンライン診療における診療費、紹介状発行料および諸経費がかかります。