島根県立石見美術館　コレクション展「カラフル！」の開催

島根県

2019年4月19日 10時00分

　島根県立石見美術館では、コレクション展「カラフル！」を下記の通りに開催しています。

１．会　期　　平成31年4月10日（水）～5月27日（月）
　　　　　　　休館日＝毎週火曜日(4月30日は開館)
２．会　場　　島根県立石見美術館　展示室Ｂ（グラントワ内）
３．展覧会概要及び見どころ　　
　去年の1月から2月にかけて、多色を用いた美術と対極にあるモノクロームの美術をテーマとした「モノクロームの世界」展を開催いたしました。今回は、それと対をなす形で、カラフルな美術の魅力を紹介します。「美術」という言葉が生まれたのは近代に入ってからですが、当然ながらそれ以前から美しいものを認識し愛でる概念は存在しました。明和2（1765）年頃、絵師の鈴木春信を中心に創始された多色摺りの木版画は「錦絵」と呼ばれ、浮世絵版画の主流になりますが、技法と主題の幅を広げたことで、多くの優れた作品が生み出されました。このように「色彩豊か」であることは、美的要素のひとつであり、色をたくさん用いることで得られる華やかさが気持ちを浮き立たせ、様々な場面で我々の生活を彩ってきたと言えます。ここでは、近現代美術を中心に様々な分野の「カラフル」な作品群を紹介します。「カラフル」とひとくちにいっても、作者の出身国や個性、素材や目的が異なると見え方がずいぶんと違うことに気がつきます。目を楽しませながらお楽しみ下さい。（展示点数18点）　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　

岸田劉生　岸田劉生個展ポスター