パン屋の倒産、過去最多 ― パン製造小売業者の倒産動向調査(2019年)
近畿エリアで急増
帝国データバンクは、「パン製造小売」を主業としている事業者の2010年~2019年の倒産(負債1000万円以上の法的整理)について分析した。なお、本調査は今回が初めて。
<調査結果(要旨)>
1. 2019年の倒産件数は31件。前年比2.1倍となり過去最多を更新した。負債総額は、18億200万円となり、負債5億
円以上の倒産<(株)CH、大阪府>が、2010年以来9年ぶりに発生した
2. 負債規模別では、「5000万円未満」が22件と、小規模倒産が7割を占めた
3. 地域別では、「近畿」が19件で最多となり61.3%を占めた。もともと社数の多い地域における競争激化が要因とみられる
4. 業歴別では、「30年以上」が11社(構成比35.5%)で最多。家族経営がベースとなっている地方業者で、後継者問題を要因とするケースがみられた
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