IX ホールディングス、Zoom ソリューション導入でコスト削減と業務効率化を実現
サポート業務とコミュニケーションの円滑化で、中小企業が実践する「人にやさしい DX」
日本、東京、2024年11月7日 - Zoom Video Communications, Inc(本社:米カリフォルニア州サンノゼ、代表取締役 CEO : Eric Yuan 、以下 Zoom )の日本法人 ZVC JAPAN 株式会社は、IX ホールディングス株式会社(本社:三重県伊勢市、代表取締役社長:浜田 吉司、以下 IX ホールディングス)が、Zoom Meetings と Zoom Phone を導入し、 グループ内外のコミュニケーション環境の向上に取り組んでいることをお知らせいたします。
IX ホールディングスは、和菓子界のロングセラー米菓「おにぎりせんべい」を販売する 1965 年創業の株式会社マスヤ(本社:三重県伊勢市、代表取締役社長:森 紀之、以下マスヤ)を含め、酒造や観光、旅館、ブライダル、介護など、三重県伊勢志摩を中心とする 8 社の事業会社で構成されています。伊勢志摩の「I」、Transformationを意味する「X」を社名に冠する同社は、「伊勢志摩の変革の一翼を担う」べくグループ全体で業務のデジタル化に取り組んでおり、従業員の要望を汲み取って進める「人にやさしい DX」を推進しています。その取り組みは、経済産業省認定の「DX セレクション 2024」の優良事例にも選ばれています。
IX ホールディングスでは以前より、三重県という立地のため都心部の取引先と離れており、グループ内外におけるコミュニケーション基盤の確立が課題となっていました。また、グループ企業のマスヤでは 20 年近く利用した構内 PHS の電話交換機の老朽化が進んでおり、対策が急がれていました。
Zoom Meetings でサポート業務の効率化を実現
まず IX ホールディングスが取り組んだのは、オンライン ミーティングとチャットの導入です。2020 年の新型コロナウイルスによるテレワーク拡大の前に Zoom Meetings の導入が完了していたため、ワークスタイルの変化にもいち早く対応できました。導入後は Zoom Meetings の高い音声品質やわかりやすい UI が便利で使いやすいと社内で評価され、急速に社員間に浸透し、今では業務に欠かせないツールとなっています。特に Zoom Meetings のリモート コントロール機能は、相手の画面を見ながら指示したり、マウスやキーボードを遠隔で動かすことが可能なため、全国各地にいる社員へのサポート業務を効率化し、外部業者に依頼するコストの削減にもつながりました。
Zoom Phone で社内外のコミュニケーション環境を改善
グループの中核をなすマスヤでは、社員間のやりとりには頻繁に内線電話を使用しており、約 20 年にわたり PBX(Private Branch Exchange)として構内 PHS を利用していました。Zoom Phone の導入以前は、構内 PHS の電話交換機にかかる数百万円の修理コスト、PHS 端末の通話品質低下、スプリアス規定の改定によって将来 PHS が法的に使えなくなる可能性が懸念されており、そのため、交換機の更新にかかる投資やランニング コストを抑えられる、より便利な PBX 環境への刷新が求められていました。
導入に際しては、他のクラウド型の PBX サービスも検討していましたが、Zoom 社製品の品質と Zoom Meetings を使ってきた信頼と親しみが大きな決め手となり、2022 年に IX ホールディングス、2023 年にマスヤで Zoom Phone の導入を開始しました。
マスヤでは従来の PHS では工場内の機械音などノイズを拾いすぎてしまうことがありましたが、Zoom Phone 導入後は、ノイズ キャンセリング機能により通話品質が向上しました。アカウント オーナーが各ユーザーに番号を割り当てることができ、チームごとの番号の割り振りといった細かなグルーピングや変更が可能なユーザー管理機能も高い評価を得ています。また、グループ コール ピック アップ機能を使えば、はじめに職長、次はサブリーダーと、設定した順に着信コールを鳴らすこともできるため、特定の人に電話が集中し、対応に追われる機会が減少しました。番号の割り振りや、着信の順番設定も簡単にできるので、これまでは電話業者に依頼していた作業も自社で完結できるようになり、時間とコストに加え、管理上のストレスも大幅に軽減されました。
IX ホールディングスでは、外線通話を第三者(社内の管理者や上長を想定)が聞いて、特定の通話者にだけささやくようにに話しかけアドバイスができる Zoom Phone のウィスパリング機能や、オプションで追加できる自動文字起こし機能を高く評価しています。また、Zoom Phone での内線電話から Zoom Meetings にそのまま移行できるので、資料や写真を交えた説明の際に役立てています。
Zoom Phone によって、IX ホールディングスでは社内外のコミュニケーション環境も大きく改善しました。私物のスマートフォンに Zoom アプリを入れることで、会社にかかってきた外線電話を外出中でも取ることができ、どこにいても仕事がしやすい電話環境を構築できました。また、各自が手元のスマートフォンで外線を取れるようになったことにより、テレワークをする社員と出社している社員間のやりとりも効率化することができました。外部とのやりとりの多いアカウントは無制限通話プランに加入することで、Wi-Fi 環境下であれば海外や遠方にいても通話料無料で利用でき、毎月の通話コストの見通しが立てやすいと評価しています。
IX ホールディングスは今後も、従業員の意見を聞きながら DX で効率化していく方法を考えていきたいとしています。また、従業員の業務が少しでも楽になるよう、今後も Zoom には使いやすいソリューションを出し続けて欲しいと期待を寄せています。
詳細については、下記リンクよりお客様事例全文をご覧ください。
https://www.zoom.com/ja/customer-stories/masuya/
Zoom について
Zoom のミッションは、無限に広がる人とのつながりを可能にする AI ファーストのワーク プラットフォームを提供することです。Zoom Workplace でチームワークを再構築 – Zoom の AI Companion を搭載したオープン コラボレーション プラットフォームで、チームの生産性を向上します。Zoom Workplace とともに、Zoom Contact Center を含む営業、マーケティング、カスタマー エクスペリエンス チーム向けの Zoom の Business Services は、顧客ライフサイクルを通じて顧客との関係を強化します。2011 年に創業した Zoom は上場しており(NASDAQ: ZM)、米国カリフォルニア州サンノゼに本社を置いています。詳細については zoom.com をご覧ください。
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