「機会格差」、「地域活性化」、「ヘルスケア」3領域のビジョンペーパー、課題の本質的な追求と社会変革を目指すためのガイダンス「VPログ」とともに発行
またSIIF以外の様々な組織においても、課題の本質的な追求と、「社会変革(システムチェンジ)」が起きることを促していくために、本ビジョンペーパー制作のプロセスや気づきをまとめたガイダンス「ビジョンペーパーの制作過程と記録(VPログ)も併せて本日公開しました。
本ビジョンペーパーは、「課題の構造分析」、「変化の仮説(セオリーオブチェンジ)」、「 変化を促すためのアクション案」の3つパートで構成されており、今後、ともに社会課題を解決するパートナーとの連携を視野に入れ、具体的な施策や事業の方向性を検討して参ります。
https://www.siif.or.jp/wp-content/uploads/2023/07/SIIF_VP_Opportunity-gap.pdf
子育てや介護などのケア負担やジェンダーギャップ、国籍、親世代の貧困など様々な起点が生む機会格差の課題。経済活動は機会格差を生み出す原因でもあり、その解決策にもなり得る。顕在化した格差を緩和・解消するイノベーションを支えるとともに、企業経営における人的資本投資の促進や行政の意思決定プロセスとの連携なども含めた、あらゆる人の「社会的包摂とエンパワーメント」を実現するための取組を模索。
SIIFが注力する3つの社会課題#02「機会格差」 格差のループを乗り越えるためにインパクト投資の世界でできることは
https://note.com/siif_pr/n/n67c8ca0730c9
https://www.siif.or.jp/wp-content/uploads/2023/07/SIIF_VP_Regional-activation.pdf
地方の地場産業の衰退、雇用の質・量の悪化に伴う人口の流出、既得権益構造の中での変化への抵抗などにより、東京をはじめとした都市への人口集中が続き、地域の地盤沈下に歯止めがかからない。地方創生の重要性の認識は浸透し、若い世代の地方でのチャレンジも増える中、個別の取組の支援を越えた構造的な課題へのアプローチを模索。
SIIFが注力する3つの社会課題#01「地域活性化」 変化を起こそうとする「人」が新しい価値観を運び地域を元気にする
https://note.com/siif_pr/n/nff7a9b532acb
https://www.siif.or.jp/wp-content/uploads/2023/07/SIIF_VP_Healthcare.pdf
コロナ禍は、少子高齢化だけではなく、所得や地域による健康格差の問題など、日本社会が抱えている様々な潜在的問題を一気に顕在化させた。医療・介護の制度や産業の構造転換だけではなく、身体的・精神的・社会的な健康から誰も取り残さないように、個々人の認識や相互扶助のありかたの変化を同時に促すような取組を模索。
SIIFが注力する3つの社会課題#03「ヘルスケア」 すべての人に訪れるものとして、老いと孤独、そして死を考える
https://note.com/siif_pr/n/n29f0f53437af
ビジョンペーパーの制作過程と記録(VPログ)
https://www.siif.or.jp/wp-content/uploads/2023/07/siif_visionpaper_log.pdf
<目次>
VPログとは
SIIFの戦略
システムチェンジとは
SIIFが注力する3つの課題領域
ビジョンペーパーの制作プロセス
全体概要
各プロセスについて
課題構造分析
ToCの策定
変化を促すためのアクション
各プロジェクトの記録
機会格差
地域活性化
ヘルスケア
まとめ
付録A:用語集
付録B:VP設計のためのテンプレート
付録C:参考文献
社会変革推進財団(SIIF)
2013年より日本財団内においてインパクト投資に関する調査研究に着手し、日本財団から助成金を受けて、2017年社会的投資推進財団として設立されました。その後、2019年社会変革推進機構と合併し、社会変革推進財団となりました。GSG国内諮問委員会の設立や賛同メンバーの招集や、インパクト投資における提言書や現状を記した報告書の発行、金融庁との共催で金融機関等との勉強会の開催などインパクト投資の推進のための活動をしています。様々な社会課題が山積する日本において、自助・公助・共助の枠組みを超え、社会的・経済的な資源が循環する社会の実現を目指し活動をしています。
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