書籍『デジタル時代のシン・アナログ経営～社員 100人からの人的資本経営～』を 8 月 19 日発売

効率化の取り組みに血を通わせ、効果を出すノウハウを公開

船井総合研究所

2024年8月19日 10時00分

中堅・中小企業を対象に専門コンサルタントを擁する経営コンサルティング会社の株式会社船井総合研究所（本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：真貝大介）は、書籍『デジタル時代のシン・アナログ経営～社員100人からの人的資本経営～』を技術評論社より2024年8月19日(月)に発売します。

■書籍発行の背景

コロナ禍により、多くの中堅・中小企業が人に関する３重苦（“採用苦”、“育成苦”、“定着苦”）に直面するなか、当社も、2020年から一気にリモートワークに振り切り、かなりの仕事をデジタル化した結果、社員1人1人への個別対応が不足するようになり、退職率は前年の2倍近くまで急増、会社の成長にブレーキがかかりました。社員間のコミュニケーション量も激減するなど、業務にもさまざまな悪影響が生じるようになったのです。

この危機を打開するために、

会社全体の共通の目的を持つ
アナログで効果を追い、デジタルで効率を求める。それをパラレルで走らせ、それぞれの長所を最大限活かす「シン・アナログ経営」を実践する
人的資本経営に取り組む前に，人と組織の「OS」を改善する

の３つのアクションを実践した結果、2023年には船井総研グループの業績はそれまでの2桁成長を取り戻して過去最高益を達成し、退職率も大幅に下げることができました。また、定期的におこなっている社員エンゲージメントに関する調査においても、「⁠会社の理念・ビジョンへの共感」と「会社・仕事への誇り」のスコアが上昇しています。

本書はこれらの実践知をもとに、当社がデジタルを駆使すると同時におこなっているアナログなアプローチと、人的資本経営に東証プライム上場企業として取り組んできた経験、一方で中堅・中小企業向け経営コンサルティング会社として日々会社のステージごとに「今おこなうべきこと」について経営者にお伝えしている内容を整理、体系化して紹介しています。

当社はこれからも中堅・中小企業の持続的な成長と企業価値向上をサポートしてまいります。

■書籍の概要

著者：株式会社船井総合研究所（著）

出版社：技術評論社

定価：1,980円（税込）

単行本（ソフトカバー）：264ページ

詳細は技術評論社のサイトをご覧ください。

https://gihyo.jp/book/2024/978-4-297-14297-1

Amazonリンク：https://www.amazon.co.jp/dp/429714297X

■目次

第1章　完全リモートワークでわかった「オンラインの弊害」

第2章　「OS改善」には「カルチャー改革」が不可欠

第3章　カルチャーの定着は“直接の働きかけ”から

第4章　ベタなアナログ施策が人の「気持ち」をつなぐ

第5章　社員100人からの人的資本経営

第6章　「会社のリアル」を計測し，数字で把握する

第7章　究極のアナログ戦略であり投資「オフィス」の拡大移転

■株式会社船井総合研究所について

中堅・中小企業を対象に専門コンサルタントを擁する日本最大級の経営コンサルティング会社。業種・テーマ別に「月次支援」「経営研究会」を両輪で実施する独自の支援スタイルをとり、「成長実行支援」「人材開発支援」「企業価値向上支援」「ＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）支援」を通じて、社会的価値の高いサステナグロースカンパニーを多く創造することを目指している。その現場に密着し、経営者に寄り添った実践的コンサルティング活動は様々な業種・業界経営者から高い評価を得ている。