【ファミリーネット・ジャパン】既設VDSLを高速化し最大1.7Gbpsへ、G.hn方式による高速インターネットを提供開始

配線工事不要、導入コストを抑え既設マンションの通信品質を向上

株式会社ファミリーネット・ジャパン(代表取締役社長:浜西 豊、以下「FNJ」)は、集合住宅向け一括インターネットサービスの品質向上を目的として、既設の電話線(メタル配線)を活用し、最大1.7Gbps(※1)の高速通信を実現できる「G.hn方式」の提供を開始いたしました。

本サービスは、すでにVDSL方式によるインターネットをご利用中のマンションにおいて、共用部および各住戸内の機器交換のみ(※2)で導入が可能です。建物への新たな配線工事を行うことなく、高速なインターネット環境へのアップグレードを実現します。

※1 通信速度は理論値であり、実際の通信速度はご利用環境により異なります。

※2 建物の仕様・状況によっては、住戸内で電話線疎通確認のためのお客様立ち会いが必要となる場合があります。

■サービス提供の背景 ~VDSL方式は「終了・移行フェーズへ」~

昨今、動画配信サービス・オンラインゲーム・テレワークの普及等により、マンションを含む全国的なインターネットトラフィックは継続的に増加しています。こうした状況を受け、より快適な通信環境を実現するため、インターネット通信の高速化は不可欠となっています。
このような快適な通信環境へのニーズが高まる一方、VDSL方式は共用部での通信速度が仕様上最大100Mbpsとなり、複数世帯で利用する集合住宅では速度低下が顕在化しやすい環境にあります。また、以下の課題により高速化が困難なケースが多く存在します。

【VDSL方式のマンションにおける課題】

・建物の構造上、光ケーブルやLANケーブルの新規配線が不可

・新規配線に伴う露出配管施工が建物美観を損なう

・新たなケーブル配線工事費用が高額のため、管理組合の追加の設備投資が困難

加えて、VDSL方式はNTT東日本・NTT西日本において新規申込の受付が終了しており、今後は「VDSLからの移行」が市場全体で求められるフェーズとなっています。FNJが提供するG.hn方式は、これらの課題を解決し、「既設配線のまま高速化」を実現するソリューションです。

■G.hnサービスの特長とご提供イメージ

・既設配線のまま高速化が可能
・共用部/住戸内機器のG.hn対応機器への交換のみ
・工期短縮・コスト削減を両立

なお、本サービスは2025年初頭より先行導入を開始しており、すでに分譲マンション5棟・約400戸にて本方式による高速化を実現しております。導入後は通信品質向上への評価が高く、既設配線のまま高速化を図りたい管理組合様からの問い合わせが増加しています。

FNJは今後も、今回の「G.hn方式」や、既設LAN配線で最大2.5Gbpsを実現する「マルチギガビット・イーサネット方式」をはじめ、集合住宅の通信品質向上につながる先進技術の導入を進めてまいります。これらのソリューションを通じて、「高速化したいが工事費が課題」という建物にも最適な提案を行い、入居者の利便性向上と物件価値向上に貢献してまいります。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
https://www.fnj.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区愛宕2-5-1 愛宕グリーンヒルズMORIタワー29階
電話番号
03-6759-2200
代表者名
浜西 豊
上場
未上場
資本金
4億9000万円
設立
2000年10月