サーキュラーエコノミーパートナーシップにおけるユニ・チャーム株式会社の新規加盟に関するお知らせ
当社子会社である(株)タケエイ(東京都港区、以下「タケエイ」)が本年2月に地元自治体、企業、大学等の8団体と締結した「一般廃棄物リサイクル技術推進に関するサーキュラーエコノミーパートナーシップ」(以下「当パートナーシップ」)へ、ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久、以下「ユニ・チャーム」)が新規加盟いたしましたので、お知らせいたします。
当パートナーシップは、第2次中期経営計画(2024年5月15日発表)にて掲げている新たな環境複合事業「相馬サーキュラーパーク」構想の一環です。産・官・学の様々な団体が共に連携し、それぞれの有する強み・情報・資源を持ち寄って、一般廃棄物の排出抑制、リサイクル及びカーボンニュートラル技術やスキームの社会実装を推進するなど、従来の消費型社会から資源循環型社会への転換を加速し、地域の特性を活かした循環経済圏の構築を目指すものです。
ユニ・チャームは、生理用品や紙おむつなどの衛生用品の製造・販売を手掛け、海外での売り上げが6割以上に上る衛生用品の大手メーカーです。また、使用済み紙パンツ(紙おむつ) の水平リサイクルを実現する「RefFプロジェクト」を推進しています。当パートナーシップ締結以降、使用済紙おむつのリサイクル技術に関しては、これまで「乾式」のみでの実証実験を行ってきましたが、ユニ・チャームの参画にあたり、「湿式」での実証による水平リサイクルも検討してまいります。6月27日に実施された加盟式においては、タケエイ、ユニ・チャーム、相馬市、南相馬市が参集し、取り組みテーマや実証実験の計画について情報交換会を行いました。
今後も様々なパートナーの参画を歓迎し、産・官・学連携を深めることで、高度循環型社会並びに脱炭素社会の実現を目指します。

左から、福島県相馬市 民生部長 村井智一氏、
ユニ・チャーム 上席執行役員 城戸 勉氏、
当社執行役員 三本 鋭植、
南相馬市 市民生活部長 中本直記氏

※下記のプレスリリースもご参照ください。
2024年5月28日 「使用済紙おむつのリサイクル技術推進に関する連携協定」締結のお知らせ
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