【国立アイヌ民族博物館】アイヌ民族を紹介する国外展示を12月18日から開催! バルセロナの民族学・世界文化博物館にて「aynu」展
バルセロナでは初となるアイヌ民族を主題とした展覧会

国立アイヌ民族博物館(北海道白老町、野本正博 館長)は、スペイン国カタルーニャ州バルセロナの民族学・世界文化博物館(Museu Etnològic i de Cultures del Món、以下MuEC)との共同企画として、国外での特別展「aynu」を開催いたします。
本展は、当館にとって初の海外開催となる展覧会であり、またバルセロナにおいても初めてのアイヌ民族を主題とする展覧会となります。本展では、アイヌ民族の言語や歴史、文化、そして世界観を、伝統と現代の両方の視点から紹介します。
MuECのホワイエでは、本展の導入として、エウダル・セラに関する展示をご覧いただけます。セラは、アイヌ資料の収集や博物館への寄贈等によって、現在のMuECにおけるアイヌ関連資料のコレクションの礎を築きました。

本展は、当館で進められた調査研究プロジェクトをきっかけとし、開催される運びとなりました。また、本年は「日本・カタルーニャ交流年」に当たり、そのプログラムの一環として本展が実施されます。
詳細
会 期:2025年12月18日(木)~2026年6月14日(日)
会 場:Museu Etnològic i de Cultures del Món (バルセロナ市)
共 催:国立アイヌ民族博物館、Museu Etnològic i de Cultures del Món
資料数:特別展+ホワイエでの展示を合わせて約95点(うち国立アイヌ民族博物館からの貸出数67点)
WEBサイト:https://www.barcelona.cat/museu-etnologic-culturesmon/en/
展示資料例




その他(予告)
国立アイヌ民族博物館では、「日本・カタルーニャ交流年」のプログラムの一環としたエントランスロビー展示を1月中旬より開催予定です。本展示では、1947年のエウダル・セラの北海道への訪問、特に白老とその周辺、旭川・近文でのアイヌ民族との出会いや、芸術・収集活動について紹介します。こちらもぜひご期待ください!
本展覧会の広報を目的として画像をご利用の場合は、別紙「キャプションリスト」のキャプションを表記してご使用ください。他の目的でご利用の場合は、キャプションリストに表記された連絡先までお問い合わせください。
※国立アイヌ民族博物館は、民族共生象徴空間(愛称:ウポポイ)のなかにあります。
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