世界保健デーに寄せて:国際スタンダードなSRHR情報・サービスを日本にも
女性の「健康とライツ」。国内外で積極的に啓発、推進
セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利、以下SRHR)を推進する、国際協力NGO 公益財団法人ジョイセフ(東京都新宿区、理事長:石井澄江)は、国内の喫急の課題に緊急に対応すべく、2022年度の世界保健デーの今日、連携企業・団体を募集します。
4月7日は、世界保健デー。2022年のテーマは、“Our planet, our health”「私たちの地球、私たちの健康」(仮訳)です。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響がいまだ長期化する中、開発途上国では、児童婚や若年妊娠、女性性器切除(FGM)の増加など、若い女性から学ぶ機会と人生の選択肢を奪い、命と健康を危険に晒す事態が深刻化しています。先進国でも、ジェンダーに基づく暴力が増え、人工妊娠中絶に関する規制が強化されるなど、女性のSRHRを後退させる動きがあります。
日本では、先進国でありながら、女性が「産むか産まないかを主体的に選択する権利」を守るための環境も、国際水準に達していません。先日発表されたHPVに関するワールドレポート(World: Human Papillomavirus and Related Diseases, Summary Report 2022)では、日本は子宮頸がんの罹患率が、アジアでトップ12位にランクするなど、先進国の中では異例で多くの途上国からも立ち遅れているのです。
このような状況を鑑み、ジョイセフは2022年度、日本国内の喫急の課題に対応すべく、I LADY.プロジェクトを中心に国内でのSRHR推進活動を強化していきます。
I LADY.とは
I LADY. は、グローバルな視野で、日本の10~20代を対象にSRHR(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ:性と生殖に関する健康と権利)に関する幅広い情報提供を行い、一人ひとりのアクションのきっかけをつくる活動です。
※I LADY.の頭文字は以下を表しています。
Love(自分を大切にする)、Act(自分から行動できる)、Decide(自分で決める)、
Yourself !(自分らしい人生を!)
I LADY.の活動を通し、自分を大切にし、自分から行動し、自分で自分の人生を決めるライフキルを持ったI LADY.に生きる人=「I LADYist」を増やしています。
恋愛、セックス、妊娠や出産、避妊、月経、更年期、パートナーシップ、女性特有の疾患などSRHRの幅広いテーマの中から、2022年度は、「月経」「子宮頸がん」「産む・産まない」の3つをメインテーマとして活動を展開していきます。
【2022年度活動イメージ図】
2022年4月から新たに始動する連携の取り組み(一例)
私たちジョイセフと一緒に、上記事業に取り組んでくださる企業・団体を募集しています。
下記までご連絡ください。
【企業・団体の問い合わせ先】
I LADY.事務局(櫻井、畑地)
Email:ilady@joicfp.or.jp
※ピア・アクティビスト:I LADY.のメッセージやSRHRのグローバルスタンダードな情報を同世代に伝えていく16~29歳の若者
※SRHRユースアライアンス:日本国内でセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ課題とジェンダー課題に取り組むユース(個人/団体)によるアドボカシーのためのネットワーク
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■SRHR(性と生殖に関する健康と権利)について
セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルスとは、性や子どもを産むことに関わるすべてにおいて、身体的にも精神的にも社会的にも良好な状態であることです。
セクシュアル・リプロダクティブ・ライツは、自分の意思が尊重され、自分の身体に関することを自分自身で決められる権利のことです。
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■国際協力NGOジョイセフについて
ジョイセフは、世界のどこにいても女性が自分の人生を自分の意思で選択できる社会をめざし、主に、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利:SRHR)を推進する、1968年に誕生した日本生まれの国際協力NGOです。国連、国際機関、現地のNGOや地域住民と連携し、アジアやアフリカで、保健分野の支援活動を行っています。2011年の東日本大震災を機に日本国内での支援活動を開始。2017年に第1回ジャパンSDGsアワードのパートナーシップ賞を受賞。ウェブサイト:https://www.joicfp.or.jp/
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響がいまだ長期化する中、開発途上国では、児童婚や若年妊娠、女性性器切除(FGM)の増加など、若い女性から学ぶ機会と人生の選択肢を奪い、命と健康を危険に晒す事態が深刻化しています。先進国でも、ジェンダーに基づく暴力が増え、人工妊娠中絶に関する規制が強化されるなど、女性のSRHRを後退させる動きがあります。
日本では、先進国でありながら、女性が「産むか産まないかを主体的に選択する権利」を守るための環境も、国際水準に達していません。先日発表されたHPVに関するワールドレポート(World: Human Papillomavirus and Related Diseases, Summary Report 2022)では、日本は子宮頸がんの罹患率が、アジアでトップ12位にランクするなど、先進国の中では異例で多くの途上国からも立ち遅れているのです。
このような状況を鑑み、ジョイセフは2022年度、日本国内の喫急の課題に対応すべく、I LADY.プロジェクトを中心に国内でのSRHR推進活動を強化していきます。
- I LADY. 連携パートナー(企業、団体)を募集します
I LADY.とは
I LADY. は、グローバルな視野で、日本の10~20代を対象にSRHR(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ:性と生殖に関する健康と権利)に関する幅広い情報提供を行い、一人ひとりのアクションのきっかけをつくる活動です。
※I LADY.の頭文字は以下を表しています。
Love(自分を大切にする)、Act(自分から行動できる)、Decide(自分で決める)、
Yourself !(自分らしい人生を!)
I LADY.の活動を通し、自分を大切にし、自分から行動し、自分で自分の人生を決めるライフキルを持ったI LADY.に生きる人=「I LADYist」を増やしています。
恋愛、セックス、妊娠や出産、避妊、月経、更年期、パートナーシップ、女性特有の疾患などSRHRの幅広いテーマの中から、2022年度は、「月経」「子宮頸がん」「産む・産まない」の3つをメインテーマとして活動を展開していきます。
【2022年度活動イメージ図】
- SRHRを普及する若者「ピア・アクティビスト*」の育成(自治体、企業等との連携)
- 3つの強化テーマの勉強会、キャンペーン実施
- SRHRユースアライアンス*を通じたアドボカシー(緊急避妊薬、DV・性暴力等に関する勉強会、パブリックコメントキャンペーンなど)
2022年4月から新たに始動する連携の取り組み(一例)
- 文京区と若者エンパワーメント事業
- 渋谷区とWomen's Wellness Action事業
- サラヤ株式会社と子宮頸がん予防啓発プロジェクト など
私たちジョイセフと一緒に、上記事業に取り組んでくださる企業・団体を募集しています。
下記までご連絡ください。
【企業・団体の問い合わせ先】
I LADY.事務局(櫻井、畑地)
Email:ilady@joicfp.or.jp
※ピア・アクティビスト:I LADY.のメッセージやSRHRのグローバルスタンダードな情報を同世代に伝えていく16~29歳の若者
※SRHRユースアライアンス:日本国内でセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ課題とジェンダー課題に取り組むユース(個人/団体)によるアドボカシーのためのネットワーク
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■SRHR(性と生殖に関する健康と権利)について
セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルスとは、性や子どもを産むことに関わるすべてにおいて、身体的にも精神的にも社会的にも良好な状態であることです。
セクシュアル・リプロダクティブ・ライツは、自分の意思が尊重され、自分の身体に関することを自分自身で決められる権利のことです。
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■国際協力NGOジョイセフについて
ジョイセフは、世界のどこにいても女性が自分の人生を自分の意思で選択できる社会をめざし、主に、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利:SRHR)を推進する、1968年に誕生した日本生まれの国際協力NGOです。国連、国際機関、現地のNGOや地域住民と連携し、アジアやアフリカで、保健分野の支援活動を行っています。2011年の東日本大震災を機に日本国内での支援活動を開始。2017年に第1回ジャパンSDGsアワードのパートナーシップ賞を受賞。ウェブサイト:https://www.joicfp.or.jp/
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