地域課題の解決を目指す 「地域デザインファクトリー奈良」 「国際文化観光都市としての美観の維持増進」PRポスターが完成!
奈良市×地元クリエイターが「ポイ捨てする気持ちをRethink」!
作品の完成に伴い、地元クリエイターから奈良市への作品贈呈式を12月26日(火)に奈良市役所にて執り行います。
①作品タイトル:ごみ、そこに捨てるん?
②作品タイトル:奈良市からの感謝状
■テーマは「国際文化観光都市としての美観の維持増進」!ゴミを持ち帰る美しいまちへ導くポスターを作成
「地域デザインファクトリー奈良」のテーマは、奈良市「国際文化観光都市としての美観の維持増進(ポイ捨て防止の推進)」。
奈良市では、心ないポイ捨て行為に対して自覚を促し、国際文化観光都市として美しい奈良市のまちづくりを進めるために、罰則を定めた「奈良市ポイ捨て防止に関する条例」を制定しています。そんな中でも、「美化促進重点地域」にほど近い奈良公園周辺にいる国の天然記念物「奈良のシカ」が、ポイ捨てゴミを誤食することで死に至る状況も発生しています。奈良市民・観光客に向け、国際文化観光都市として奈良市の美観を維持増進していくため、ポイ捨てを防止する活動をどのように広めていくかを県内在住クリエイター5名が同市関係者と共に検討しました。
地元クリエイターたちが協力し、「Rethink(=視点を変えて考える)」で導き出したコンセプトは「ポイ捨てする気持ちをRethink」。
ポイ捨てする人も、ポイ捨てをしない人も、それを見ている第三者がいることに焦点を当てた2案を制作しました。
① ごみ、そこに捨てるん?
隠れているつもりでも、地域の目が見ていること、将来を担う子どもが大人の行動を注視していることを、大きく端的なコピーと分かりやすいイラストでストレートに表現し、インパクトを持たせました。その中でも、子どもの表情は読み手によって受け取り方が異なるよう含みを持たせたり、文字の中にこっそりゴミが隠れていたりと、示唆に富んだデザインとしました。
② 奈良市からの感謝状
ふだん何気なく気をつけていること、それこそが「まちの美化」に繋がっているとして、感謝の気持ちを全面に押し出しました。街中で見ることはない大きな感謝状でアイキャッチとしての違和感を演出し、奈良市らしい自然や風景のモチーフをあしらいました。
〈完成作品の贈呈式〉
日程:12月26日(火) 11時45分〜12時30分
場所:奈良市役所 中央棟5階 キャンベラの間
参加者:地元クリエイター、奈良市 仲川市長 他
〈掲出場所〉
奈良市役所・出張所等公共施設、デジタルサイネージ(近鉄線全11駅、JR奈良駅)他【12月28日〜2024年1月31日掲出予定】
〈参加クリエイター紹介(順不同)〉
月見 啓子(ツキミ ケイコ)さん
フリーランスデザイナー
奈良県在住。大阪芸術大学デザイン学科卒業後、メーカーに勤務し、石鹸やヘアケア製品、化粧品の企画開発・ブランディング・パッケージデザイン等に従事。
退社後、専門学校にてWeb制作を学びフリーランスとして独立。
グラフィック、Web、動画やイラスト制作まで、色々つくるフリーランスデザイナーとして活動中。
竹村陽子(タケムラ ヨウコ)さん
フォトグラファー・グラフィックデザイナー
奈良市在住。短大卒業後、ビジュアルアーツ専門学校にて写真を学ぶ。後、フォトグラファー須佐氏に師事。1999年両親とDPE店ピクチャレスクを大阪天満にて開業。コマーシャルカメラマンの専属プリンターとして知名度を高める。デジタル化となり、ネガが低迷し、人物写真をメインに撮影業を再開、コロナ禍で大阪を離れ2021年奈良市にてスタジオ ピクチャレスクをオープン。リクルートゼクシィ専属・メタモルフォーゼ(アパレル)専属・他企業多数。大阪市内・西宮市・尼崎市にて保育園・幼稚園6園と提携。
宮ノ下 厚志(ミヤノシタ アツシ)さん
仕掛家(しかけか)
奈良県在住。2006年、フリーランスとしてデザイン&コンサルティング業を開始。
2015年から約5年間、会社員としてWeb制作会社・不動産屋・工務店で経験を積み、2021年より再びフリーランスに。
2019年から現在まで、大和郡山市公式フォトライターを継続中。
2020年、「第1回リノベーションスクール@大和郡山」を修了。
2021年、古民家を買い取り、空き家再生プロジェクト「大和ベース1930」を開始。「まちのリアル縁側」を目指して、チャレンジオフィス・チャレンジキッチン・レンタルスペース・民泊などを目的とした改装を進行中。
カトウシンヤ(カトウシンヤ)さん
デザイナー/コミュニティナース
奈良県在住。地域に根ざすデザイナーおよびコミュニティナースとして活動。キャラクターデザインやロゴデザインを通して地域の子供たちや障害者、企業を結びつける活動を行っている。こちらからのデザインを発信するだけでなく、地域に生きる人たちのデザインを活かしそれらを発揮するお手伝い・ディレクションを通して地域の活性化とデザインへの関心を引き立てられるようにしている。
前田 俊樹 (マエダ トシキ)さん
webデザイナー、グラフィックデザイナー、動画クリエイター
奈良市出身・在住。大学卒業後、サラリーマン(列車製造)。デザインや漫画が描きたいと退職、時間的な自由の利くバイト生活に。デザイン等業界に対してあまりにも知識やツテが無いので、専門学校(通信)を受講。元々photoshopはなぜか使えたため、在学中からフリーランスサイトで活動を開始する。webサイトよりも、販促物等のデザインが得意。ポップでキャッチ―なデザインを心がけている。
■『Rethink Creator PROJECT』地域デザインファクトリーについて
2022年より実施している「地域デザインファクトリー」では、セミナーやコンテストに参加経験のある”地元を愛する心”や”地域活性に向けた想い”を持ったクリエイターの皆様と共に、地元が抱えている課題をクリエイティブの力で解決することを目指しています。昨年は全国7地域の自治体・クリエイターと連携してポスター作品を制作・納品し、実際に地域課題の解決のために活用いただいております。
2023年は、これまでセミナーを開催した自治体からの要望を受けたエリアを中心に、6月に宮崎市・福岡市、7月に鹿児島市、9月に藤沢市・奈良市にてスタートいたしました。それぞれの地域課題の解決に向け、ポスターを中心としたクリエイティブの制作・活用に取り組んでいます。
■『Rethink Creator PROJECT』 について
株式会社クリエイターズマッチが提供するカリキュラム【ワークショップ型セミナー/アイディア重視のコンテスト/自治体と連携した制作活動】を通じ、“視点を変えて考え(Rethink) - 考えを形にし(Creative)- 伝えることができる人財(Rethink Creator)を生み出していく”プロジェクトで、Rethink PROJECTの協賛のもと実施しています。
日本の各地にRethink Creatorを生み出し、それぞれの地域の課題を地域のRethink Creatorが地元産業のリソースとして解決する「クリエイターの地産地消」により、地域創生の実現を目指しています。『Rethink Creator PROJECT』の思想は、「Rethink PROJECT」を体現したものであり、その想いの共感によって、2023年度も取り組みを行っています。
株式会社クリエイターズマッチ
代表者:代表取締役 呉 京樹(ご けいじゅ)
所在地:東京都渋谷区笹塚1-64-8 Daiwa笹塚ビル8F
設立 :2007年8月1日
資本金:100,000,000円
業務内容:プラットフォーム事業「thinc」/広告制作・サイト運用事業/AdFlow事業
URL: http://c-m.co.jp/
■〈協賛〉Rethink PROJECT について
Rethink PROJECTは、JTがパートナーの皆さまとともに行う地域社会への貢献活動の総称です。私たちは、心みたされるよりよい明日の実現に向けて、Rethinkをキーワードにこれまでにない視点や考え方を活かしながら、地域社会の様々な課題に向き合っていきます。プロジェクト詳細については、以下公式オンラインページをご覧ください。
Rethink PROJECT webサイト:https://www.rethink-pjt.jp/
日本たばこ産業株式会社
代表者:代表取締役 寺畠 正道(てらばたけ まさみち)
所在地:東京都港区⻁ノ⾨4-1-1
設立:1985年4月1日
資本金:100,000,000,000円
業務内容:たばこ事業、医薬事業、加工食品事業
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