グローリー、IBMのBPOサービスを活用して間接材購買改革を推進

日本IBM

日本アイ・ビー・エム株式会社(以下 日本IBM)は、グローリー株式会社(本社:兵庫県姫路市、社長:三和 元純、以下 グローリー)の間接材購買改革を支援するため、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを、本年1月から提供開始しました。グローリーは、BPOを活用して間接材購買業務を全社的に最適化することにより、業務の効率化やコスト削減を目指します。
グローリーは、市場環境の急速な変化を見据え、さらなる発展を遂げるため、2018年4月に「グローリーグループ長期ビジョン2028」を策定し、通貨処理機メーカーとして培ってきた技術と信頼を基に、デジタル革命の波に乗り新たな事業領域を拡大すべく、最新技術との融合を推進し、社会が求める「新たな信頼」を創造していく考えです。企業競争力のさらなる向上のためには、経営基盤をより一層強化することが重要であり、その一つとして間接材購買改革に取り組むことになりました。

対象は、事務用品、オフィス機器、社用車の車両リースといったグローリーの中核である製造業務以外のすべての製品やサービスで、80品目以上の間接材です。購買部門が取引先の選定、価格交渉、発注、支払指示といった購買業務を集中して行う体制へと変更したことで、全社的な観点から最適化された間接材購買業務を実行できるようになりました。これにより、取引先の集約や最適な価格見積もりが可能となり、業務の効率化やコスト削減を図ることができるようになります。

今回、IBM購買部門の専門バイヤーの知見を生かし、間接材各品目のソーシング戦略策定、サプライヤー選定、価格交渉を支援しています。また、グローリーの購買部門への業務集約と併せて、購買オペレーション業務に関する経験やスキルを持つIBMの中国・大連の人員によるオペレーションBPOサービスを利用し、ローコストオペレーションを実現します。グローリーでは、BPOサービスを利用するために購買業務を見直して標準化やデジタル化を進めたことにより、さらなる業務効率化を目指すことができるようになりました。また、IBMでは、業務を遂行する中で業務改革の提案も行っていき、共に業務の効率化に取り組みます。

グローリーは、今後BPOサービスのスコープを経理や人事に広げていく計画で、より一層の業務改革を推進していく予定です。

ご参考:
ニューノーマル下で進化するBPOの新たな役割
https://www.ibm.com/jp-ja/services/process/outsourcing

以上
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会社概要

URL
https://www.ibm.com/jp-ja
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門二丁目6番1号  虎ノ門ヒルズ ステーションタワー
電話番号
03-6667-1111
代表者名
山口明夫
上場
未上場
資本金
1053億円
設立
1937年06月