【コロナ禍で初のオンライン開催】亡くなった犬たちへの感謝を胸に、広く遠方の方に参拝頂ける「慰霊祭」を開催
●(社福)日本介助犬協会( https://s-dog.jp/ )がこれまでに亡くなった犬たちの霊を慰める慰霊祭を10月30日にオンラインにて開催した。
●長年現地開催で行っていたが、本年初のオンライン開催になったことにより、遠方の方にも犬たちへ手を合わせて頂ける式典となった。
●長年現地開催で行っていたが、本年初のオンライン開催になったことにより、遠方の方にも犬たちへ手を合わせて頂ける式典となった。
肢体不自由者の生活を「落としたものを拾う」「携帯電話を探して持ってくる」など、 それぞれのニーズに合わせてサポートする介助犬。
介助犬の卵として新たに生を享ける犬がいる一方で、この世に生を享けながらわずかな時間でこの世を去った子犬たちや、病や老衰により亡くなる犬たちがいるのも事実である。介助犬総合訓練センター~シンシアの丘~(愛知県長久手市)には補助犬慰霊碑があり、これまでに亡くなった当会にゆかりのある犬たちの霊を慰めるために、シンシアの丘開所以来毎年慰霊祭を執り行っている。
今年はコロナ禍という状況を鑑み、初のオンライン開催となった。
例年であればシンシアの丘にて開催していた慰霊祭だが、オンライン開催へ変更したことに伴い広く遠方の方にも参拝頂けた。
式典の中では、納骨されている犬たちの様子が動画で紹介された後、元介助犬使用者より心のこもった挨拶も頂いた。最後には代表の職員が献花を行い、天国の犬たちの冥福を祈った。
対応した訓練部職員は「シンシアの丘に直接お越し頂けなかったことは残念だが、オンライン配信という形でご参列頂いた皆様と亡くなった犬たちに想いをはせる時間を共有する事ができて良かった。私たちと共に生きてくれた犬たちに心から感謝し、今生きている犬たちとの時間を大切にしていきたい」と話す。
【問い合わせ先】
社会福祉法人日本介助犬協会
045-476-9005 info@s-dog.jp
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