JTBグループの経費データ連携プラットフォーム「ビズバンスJTB経費データ連携」、ZERONIの「taias I/F」との連携を開始
~経費データ連携をもっと身近に、簡単に実現可能へ~
JTBグループで経費データ連携プラットフォーム「ビズバンスJTB経費データ連携」を提供する株式会社JTBビジネストラベルソリューションズ(本社:東京都江東区、代表取締役社長執行役員:原田 雅裕/以下JTB-CWT)は、株式会社ZERONI(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:西浦 智博/以下ZERONI)が提供する「taias I/F」とのシステム間のデータ連携を開始いたしました。

JTB-CWTは、ビジネストラベルマネジメント領域で豊富な実績と高い専門性を持ち、企業活動に伴う顧客課題の解決や、ビジネスの前進に貢献する包括的なソリューションを提供してまいりました。「ビズバンスJTB経費データ連携」は出張データやコーポレートカード利用明細データなどの経費データを外部システムに連携できる経費データ連携プラットフォームです。
ZERONIは、インターフェース(システム間のデータ連携)の要件定義と構築を低コストで実現するプラットフォーム「taias I/F」を提供しています。「taias I/F」のプラットフォーム上ではアシスタントから“クエスト”として提供されるタスクを実行していくだけで、連携したいインターフェースを自社で構築していくことが可能です。仕様追加や変更による追加コストもかからず、専門のシステム開発業者に依頼することなく、同じ粒度での高品質なインターフェース構築を実現いたします。
この度JTB-CWTは、「ビズバンスJTB経費データ連携」のAPIと法人企業の各種システムとの連携を促進するため、ZERONIの「taias I/F」の「Express Template」を通じて、低コストで効率的なデータ連携を図ってまいります。第1弾として、JTB-CWTのオンラインブッキングツール「ビズバンスJTB出張予約」をご利用中の1,500社以上の法人顧客向けに、社員情報や部署情報等のマスタデータ自動連携をノンコーディングで実現できる専用テンプレートの提供を開始いたします。

連携のメリット
-
開発工数の大幅削減
●データ供給元との連携:従来の個別開発が不要となり、「taias I/F」による統一的なデータ取り込みが可能
●データ供給先との連携:エクスプレステンプレートを活用することで、少ない工数で効率的に連携構築を実現
-
運用保守コストの削減
●仕様変更時の対応が設定変更のみで完結
●開発リードタイムの短縮により、迅速なサービス提供を実現
●システム保守に関わる人的リソースの最適化
-
高い柔軟性と拡張性
●多様なデータ形式(CSV・XML・固定長)に対応
●API項目の追加や変更も設定変更のみで対応可能
●新たなデータ供給元の追加時も迅速に対応
-
品質向上とリスク軽減
●標準化されたテンプレートによる品質の均一化
●個別開発に伴うバグリスクの軽減
●安定したデータ連携環境の提供
今後、両社は連携パートナーとして、「こんなデータが自動連携できれば良いのに」というお客様のご要望にお応えするため、様々な経費データの自動連携をもっと身近に、簡単に実現できる機能やサービスの開発を続けてまいります。企業の経費精算業務における効率化とコスト削減を実現し、より良いデータ連携サービスの提供を目指してまいります。
■「ビズバンスJTB経費データ連携」について
「ビズバンスJTB経費データ連携」は、経費精算に必要な出張データやカード利用明細データを中継する、クラウド型の経費データ連携プラットフォームです。2025年8月現在で300社以上の導入実績があります。導入により、出張および各種利用経費の可視化による不正防止やコストの削減など、経費処理全般の業務効率化に寄与します。「ビズバンスJTB経費データ連携」はあらゆる手入力作業や領収書・請求書の添付を無くすことを目指します。国内で販売されている多くの経費精算システム・ワークフローシステムとの連携実績があります。
※詳しくは製品HPをご参照ください。
https://bts.jtbbwt.com/solution/bizvance/dataconnect
■「ビズバンスJTB出張予約」について
「ビズバンスJTB出張予約」は、出張の一括手配・一元管理を実現し、出張に関わる業務の効率化・簡素化を実現するシステムです。出張者向けの海外出張・国内出張の航空/ホテルなどのオンライン予約やプロファイル管理機能、管理者向けのレポート抽出や各種設定・メンテナンス機能を搭載しています。国内出張におけるJR・航空券・ツアーに加えて、海外出張に関する航空券・ホテルも一括予約でき、業務効率化と経費削減に貢献します。
※詳しくは製品HPをご参照ください。
https://bts.jtbbwt.com/solution/bizvance/booking
■「taias I/F(タイアス インターフェース)」について
「taias I/F」は、これまでSIer(システムインテグレーター)に頼らざるを得なかったインターフェース(システム間のデータ連携)の要件定義と構築を低コストで可能にするプラットフォームです。
従来のインターフェース構築においては、SIerが要件定義書を作成し、その要件定義書に基づいてプログラム開発と検証を行います。インターフェースの数や難易度に伴ってコストが増加するほか、連携するシステムの改修に伴って都度改修が必要になるなど、開発・運用・保守にかかる膨大なコストが事業会社の負担となっていました。
「taias I/F」では、これらのSIerとのインターフェース構築の際に発生する作業をSIerの代わりに支援いたします。プラットフォーム上でアシスタントから”クエスト”として提供されるタスクを実行していくだけで、連携したいインターフェースを自社で構築していくことが可能となります。従来のインターフェース構築プロジェクトとは異なり、何度でもソースコードの作成をプラットフォーム内で実行することができるため、仕様追加や変更による追加コストを気にすることなく、自社が作成したいインターフェースになるまで仕様の変更等を行うことができます。SIerを介さずとも、SIerと作成する粒度での高品質なインターフェース構築が本プラットフォームのみで完結します。
※詳しくは製品HPをご参照ください。
https://zeroni.co.jp/taias-if/
※サービスへのお問い合わせ
https://zeroni.co.jp/taias-if-contact/
■「Express Template」について
「taias I/F」が搭載する「Express Template」は、用意されたテンプレート一覧から対象のものを選ぶだけで、システム間で連携するデータの一覧や各データ項目のマッピングなどがプリセットされたプロジェクトを自動で作成できる機能です。作成されたプロジェクトをもとに各企業での運用に合わせてマッピングを修正するだけで、連携に必要なインターフェースを最短1日で構築することが可能です。また、テンプレートでカバーしていない項目も「Smart Connect」機能を利用して簡単に要件定義を行うことができます。
■株式会社JTBビジネストラベルソリューションズについて
名称 :株式会社JTBビジネストラベルソリューションズ
所在地 :東京都江東区豊洲5-6-52 NBF豊洲キャナルフロント
代表者 :代表取締役社長執行役員 原田 雅裕
設立 :2000年8月
事業内容:BTM(Business Travel Management)事業、法人向けITソリューション事業
■株式会社ZERONIについて
名称 :株式会社ZERONI
所在地 :東京都千代田区神田神保町1-50 浦野ビル8階&PLACE
代表者 :代表取締役CEO 西浦 智博
設立 :2019年11月
事業内容:SaaS「taias I/F」の開発と運用保守サービス事業
※記載されている会社名および商品・製品・サービス名(ロゴマーク等を含む)は、各社の商標または各権利者の登録商標です。
※仕様や提供内容については予告なく変更となる場合があります。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像