参院選を前に「N高グループ政治部」の生徒による、模擬選挙のワークショップを開催~中高生が感じる物価高などの社会課題や政策について議論を交わし、選挙で使用される実物の投票箱を使用して、投票の仕方を学ぶ~

学校法人角川ドワンゴ学園

 学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校・S高等学校・R高等学校(以下、N高グループ)、N中等部は、2025年7月17日(木) 14時より、課外学習プログラム「参院選直前!リアル模擬選挙!ミライ視点で”今”を見つめる『財政・社会保障』」を開催します。

  本プログラムは、「N高グループ政治部」で活動する服部 将昌さん(N高等学校・3年)と中田 裕己さん(N高等学校・2年)が企画・運営を行います。

☑︎ 中高生に向けて、各政策の効果・影響の理解を促すワークショップを開催

 服部さんと中田さんは、今回の参議院選挙で物価高対策としての経済政策などが争点になっていることや、SNSやネット上で選挙・政治に関する真偽不明な情報の拡散、極端な議論の過熱が見受けられる現状を受け、中高生向けに国の財政状況や各政策で見込まれる効果・財政への影響を正しく理解し、各政策のメリット・デメリットを考える機会をつくろうと、模擬選挙のワークショップを企画しました。

 服部さんと中田さんは、2024年度に政治部の同じグループで活動し、「財政教育」をテーマに研究活動をしてきました。さまざまな社会課題の解決・政策の実現には、基盤となる「財政」の問題が関わることに気づき、2025年3月に実施した政治部の成果発表会では、現職国会議員に向けて、財政についての正しい知識を学ぶ「財政教育」の機会を拡充する政策提言を行いました。その後2人で学生団体「財政教育フロンティア」を立ち上げ、政治部に在籍しながら同団体で財政教育に関するプロジェクト活動を進行しています。

 当日は、以下の企画を実施します。

<実施内容>

■財政と「フューチャーデザイン」に関する講義・ディスカッション

参議院選挙の争点にもなっている経済政策について考える前に、財政や税制、社会保障の基本構造と現状の基礎知識を知り、消費税減税、給付金、社会保険料、年金制度など各政策にどのようなメリット・デメリットがあるのかを学びます。

その後、物価高などの現状の社会課題について、中高生が身近で影響を感じる場面を話し合い、その解決につながる政策についてディスカッション。また、「フューチャーデザイン※」の考え方に基づき、中高生が大人になった2050年の時代で起こりうる社会課題についても議論し、将来も見据えて今必要となる財政政策・経済政策は何かを話し合います。

※フューチャーデザイン…将来を生きる世代の立場も踏まえ、持続可能な社会を引き継ぐための社会の仕組みを議論・デザインすること。

■模擬選挙ワークショップ

現在掲げられている各政党の公約について、財政や社会保障の論点ごとに解説と比較提示を実施。フューチャーデザインの講義・ディスカッションで学んだことも踏まえ、参加者一人ひとりがワークシート・チェックリストを使って政策・自分の価値観を整理し、投票先を検討します。

実際に選挙で使用される投票箱を使って、政党名を記載する模擬投票を行い、投票の仕方を学びます。

☑︎「参院選直前!リアル模擬選挙!ミライ視点で”今”を見つめる『財政・社会保障』」概要

【日時】2025年7月17日(木)14時〜17時

【参加者】N高グループの生徒をはじめとした中高生 約15名

【実施内容】

・財政と「フューチャーデザイン」に関する講義・ディスカッション

・模擬選挙ワークショップ

※進行の都合上、予告なく当日のスケジュール・内容等を一部変更させていただく可能性がございます。予めご了承ください。

☑︎ コメント 

服部 将昌さん(N高等学校・池袋キャンパス・3年)

日本の財政社会保障の持続可能性について、自分自身が将来世代であると考えた時、現在の財政や社会保障制度に強い課題意識を持ち、国会議員への政策提言などを行ってきました。

今回、同世代の中高生にもこの問題を「自分ごと」として考えてもらう場を自ら作りたいとの思いから、本企画を発案しました。参議院選挙を前に議論されている政策が、財政や社会保障、自分たちの未来にどう繋がるのかを考える機会にできたらと思っています。また、模擬選挙で政策を比較検討し選択する経験を通じて、社会の担い手となる意識を実感するきっかけにもなれば嬉しいです。

中田 裕己さん(N高等学校・ネットコース・2年)

高校生のうちから、財政や社会保障について主体的に考える機会はあまり多くありません。その機会をつくろうと企画したのが、今回のイベントです。

私はこれまで財政政策に関わるプロジェクト活動を通じて、社会と自分自身との繋がりを実感してきました。

将来、私たちが担っていく財政や社会保障。そのあり方を、私たち一人ひとりの一票で形作っていく。今まで選挙や政策についてあまり考えたことがなかった中高生が、少しでも身近に考える機会になるよう、実施していきたいと考えています。

▼2025年3月 N高グループ政治部5期生 成果発表会 発表の様子

◆N高グループ政治部について◆

主権者教育の一環として、2020年に設立。2025年5月より6期目がスタートし、3カ月ごとに1つのテーマで活動。

https://nnn.ed.jp/attractiveness/extracurricular/club/politics/

<N高グループ政治部の活動目的>

・与野党問わず、さまざまな政治家の方の話を直接聞くことで主権者としての視野を広げる

・メディアリテラシーを身につけ、情報操作に惑わされず自分で調べ考え判断する習慣をつける

▼過去の特別講義

https://youtube.com/playlist?list=PLyBum7ySyP_ppGApNJ3k5bht6sX13JOlZ

▼5期生(2024年度)の活動テーマ・講義 ※ゲストの所属・役職名は実施当時のものです

 ・2024年6月 特別講義(ゲスト:自由民主党幹事長 茂木敏充 氏)

 ・2024年7月 政治とメディアの役割(ゲスト:前民放連会長 大久保好男 氏)

 ・2024年10月 野党の役割(ゲスト:日本共産党 前参議院議員 大門実紀史 氏)

 ・2025年1月 地方自治と若者の政治参加(ゲスト:兵庫県芦屋市長 髙島崚輔 氏)

◆学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校・S高等学校・R高等学校について◆

<N高等学校(本校:沖縄県うるま市、校長:奥平博一)/S高等学校(本校:茨城県つくば市、校長:吉井直子)/R高等学校(本校:群馬県桐生市、校長:奥平博一)>

N高グループはインターネットと通信制高校の制度を活用した “ネットの高校”で、2016年の「N高等学校」開校後、2021年に2校目となる「S高等学校」を開校し、2025年に3校目となる「R高等学校」を開校しました。現在の生徒数は32,613名(2025年3月31日時点)。VRやAIを活用した最先端のオンライン学習環境を提供しているほか、高校卒業資格のための必修授業だけでなく、大学受験やプログラミング、イラスト、小説、ゲーム、ファッション、料理、美容など多彩な課外授業を生徒は好きな時間にオンラインで受けることができます。また、日本全国で実施している宿泊型の職業体験や、企業や自治体と連携した課題解決型学習プログラムなど、社会で役立つスキルや経験を身につけられる学習機会を提供しています。

Webサイト:https://nnn.ed.jp/ YouTube:https://www.youtube.com/@n_highschool 

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TikTok:https://www.tiktok.com/@nshighschool

◆学校法人角川ドワンゴ学園 N中等部について◆ 

N中等部は教育機会確保法の趣旨を鑑みた、新しいコンセプトの「プログレッシブスクール」です。現在、1,653名(2025年3月31日時点)の生徒が全国で学んでいます。N中等部では、総合力を身につけるために教養・思考力・実践力の3つを学びます。21世紀型スキル学習、プログラミング、基礎学習(国・数・英)など多彩な学習コンテンツがあり、一人ひとりが自分のペースで学び、目標を見つけて主体的に行動することで進路やキャリアづくりといった夢への第一歩が広がります。

※N中等部は学校教育法第一条に定められた中学校ではありません。ご自身の中学校に在籍したままN中等部で学んでいただきます。

Webサイト:https://n-jr.jp/ X:https://x.com/njrjp1

Facebook:https://www.facebook.com/nnn.jr.f

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業種
教育・学習支援業
本社所在地
沖縄県うるま市与那城伊計224
電話番号
-
代表者名
奥平博一
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年04月