【ソーシャル・エックス】ソーシャルXアクセラレーション 第2期入賞スタートアップ4社が決定!
東京都「多様な主体によるスタートアップ支援展開事業(TOKYO SUTEAM)」協定事業者として、財務リターンと社会的インパクトを両立するスタートアップを支援
ソーシャルXアクセラレーションとは
ソーシャルXアクセラレーションは、TOKYO SUTEAMの協定事業者である当社が提供する、官民共創型アクセラレーションプログラムです。本プログラムでは、財務リターンと社会的インパクトの両立の支援が大きな特徴となっており、行政との実証実験を通じてインパクトを可視化する仕組みになっています。
2024年6月にファイナリスト16社を決定し、プログラムを構成するワークショップやメンタリングを通じて、実証実験の要件を定義するなど、3カ月間の伴走支援を実施してきました。このたび、10月8日に東京都が提供する国内最大級のスタートアップ支援拠点「TIB(Tokyo Innovation Base)」にて実施した最終審査会で、以下の4社が最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞に選ばれました。
公式サイト:https://sac.socialx.inc/
ファイナリスト16社と審査委員
入賞企業一覧と受賞テーマ
最優秀賞:URBANIX株式会社
<受賞テーマ>
「見えてなかったまち本来の力に"気づき"、効果的な施策検討を可能にするまちの解析サービス」
優秀賞:株式会社チャイルドサポート
<受賞テーマ>
「養育費確保を自治体共創でリデザイン」
審査員特別賞:株式会社コネプラ
<受賞テーマ>
「GOKINJOが自治会を変える:運営の負担軽減と住民参加の未来」
審査員特別賞:株式会社ヤモリ
<受賞テーマ>
「空き家賃貸ファンドで空き家を再生して地方創生」
ソーシャルXアクセラレーションのこれまでと今後の流れ
<これまでの流れ>
4月23日:キックオフセミナー実施
4月23日~5月17日:エントリー募集
5月〜6月:書類審査・面談審査を経てファイナリスト16社を決定
7月~10月上旬:3カ月間のブラッシュアップ期間の中で、社会的インパクト設計のワークショップ、メンタリング、自治体との面談を実施。
<今後の流れ>
最優秀賞、優秀賞に選ばれたスタートアップは実証実験できる自治体とのマッチング・伴走支援とその後にソーシャルインパクト評価を実施します。10月18日以降、官民共創新規事業開発プラットフォーム「逆プロポ」のホームページ(https://gyaku-propo.com/projects)にて募集予定です。
審査員特別賞に選ばれたスタートアップにはソーシャルインパクト評価を実施します。現在、同様のアクセラレーションプログラムを、内閣府沖縄総合事務局、群馬県(テーマは脱炭素)と連携して実施しており、内閣府沖縄総合事務局とのアクセラプログラムは最終審査会に向けてのブラッシュアップ期間中、群馬県とのアクセラプログラムはエントリー募集期間中となります。
入賞スタートアップからのコメント
■最優秀賞
URBANIX株式会社
代表取締役 岩淵 丈和 氏
この度、最優秀賞をいただけたこと、大変光栄に思います。今回の受賞を契機に、より多くの自治体パートナーや企業、大学研究機関と連携しながら、時代の変化に対応できる新しいまちづくり手法を構築し、都市の課題解決と可能性拡大に向けて取り組みを一層拡大して参ります。
■優秀賞
株式会社チャイルドサポート
代表取締役 佐々木 裕介 氏
この度は優秀賞をいただき、誠に光栄です。「養育費確保を自治体共創でリデザイン」することをテーマにメンタリングでもご支援いただき、サービスの形をデザインしてきました。養育費確保は、ひとり親支援の4つの柱の1つであり、自治体が主体的に取り組まれている課題ですが、自治体のアセットと当社サービスで共創できる余地はまだまだ大きく、1人でも多くの子どもに養育費が届くように課題解決に取り組んでいきたいと思います。
■審査員特別賞
株式会社コネプラ
代表取締役社長 中村 磨樹央 氏
この度は審査員特別賞をいただき、大変うれしく思います。これまでマンションを中心に築いてきた「リアル×デジタル」の地域コミュニティ支援サービス「GOKINJO」が、いよいよ地方自治体の皆様に活用いただけることに、大きな喜びを感じています。日本は今、人口減少、少子高齢化、地方の空洞化といった問題に直面しています。私たちコネプラは、これらの課題に対処するため、新しい時代の地域インフラとしてGOKINJOを活用し、地方自治体の皆様に貢献してまいります。
■審査員特別賞
株式会社ヤモリ
代表取締役 藤澤 正太郎 氏
このような賞を頂きありがとうございます。これから各自治体と協業して空き家賃貸ファンドの取り組みを拡大していきます。社会課題である空き家を地域の職人さんと一緒に再生し、安価な賃料の賃貸物件に変えていきます。地域で循環する新しい仕組みを作ることで、地域の魅力を高めて地方創生に少しでも寄与できるよう進めていきます。
審査委員長 守屋 実 氏からのコメント
入賞したスタートアップの皆様、誠におめでとうございます。第1期に引きつづき素晴らしい社会課題解決型ビジネスのピッチを拝聴しました。第1期の総評で「ピッチコンテストで入賞することがゴールではなく、社会的インパクトを生み出すことが大事」と述べさせていただきました。今まさに、第1期の入賞企業と自治体において、社会的インパクトを生み出すための実証実験が開始しております。第2期もこのように素晴らしい実証実験につながることを期待します。また、入賞しなかった企業もピッチをきっかけに自治体との出会いにつながり、実証実験につながった事例も聞いております。今回もそのような素晴らしい出会いが生まれることも期待しております。
当社代表取締役 伊藤 大貴からのコメント
スタートアップと行政のイノベーションでは「何ができるか」以上に、「なぜやるのか」の共感形成が重要です。この3ヶ月間、普段とは頭の使い方が異なり、各社頭を悩ませたことと思います。既に1期目の卒業生も実績が出始めています。2期の卒業生の各社もこれに続くものと期待しています。
会社概要
社名:株式会社ソーシャル・エックス
住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1渋谷ヒカリエ32F
「官民共創に最高の体験を。」を掲げ、官民共創新規事業開発プラットフォーム「逆プロポ」シリーズの企画運営、および、社会課題解決型の新規事業開発を支援しています。2021年グッドデザイン賞受賞。
サービスサイト:https://gyaku-propo.com/
ソーシャルXアクセラレーション公式サイト:https://sac.socialx.inc/
官民共創事例紹介サイト「SOCIAL TIMES」:https://media.socialxlab.co.jp/
【本件問い合わせ先】
プロジェクト担当 シニアマネージャー 木村亮太 マネージャー 高橋知史
PR/GR Director 志賀 久美子
メール:info@socialx.inc
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