【5月30日は“ごみゼロの日”】レジ袋は全年代で80%超が「買わない」派に!“ごみ分別の意識”は中高年ほど厳格で、年代間の意識差は最大で1.9倍に

株式会社mitoriz

株式会社mitoriz(本社:東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)は、消費者購買行動データサービス「Point of Buy®(以下、POB)」の会員2,998人に「ごみ削減に関する調査」を実施いたしました。

5月30日の「ごみゼロの日」にあわせ、POB会員を対象に、ごみ削減への意識や実際の取り組み、分別の実態や捨てられないものについて調査を実施。日常生活に根付いたごみとの向き合い方を明らかにしました。

《調査サマリー》

・74.4%の人がごみ削減を日常的に意識しており、年代が上がるほど意識が高い

・有料レジ袋は全年代で「購入しない」が80%を超えており、レジ袋削減の考えが広く浸透

・ごみの分別は「表示や素材を確認した正確な分別」において年代で顕著な差があり、中高年は意識が高い

・ごみに関連するストレスは「ごみのにおいや虫が気になる」が42.8%で最多

・ごみ削減のための取り組みは「マイバッグの持参など、レジ袋削減」が73.2%で最多

・捨てたいけど捨てられないものは「着ていない服や靴」や「処分が面倒な家具や家電」が上位、20代以下は「推し活グッズ」も

74.4%の人がごみ削減を日常的に意識しており、年代が上がるほど意識が高い

「普段、ごみ削減を意識しているか」について調査したところ「やや意識している」が52.8%、「意識している」が21.6%となり、74.4%の人がごみ削減を日常的に意識していることがわかりました。年代別に見ると「意識している」「やや意識している」と回答した割合は、60代以上が81.5%と最も高く、次いで50代が78.0%、40代が70.2%で70%以上になっており、年代が上がるほどごみ削減への意識が高い様子がうかがえます(図表1)。

有料レジ袋は全年代で「購入しない」が80%を超えており、レジ袋削減の考えが広く浸透

「有料レジ袋の購入状況」について調査したところ、「まったく買わない」と回答した人が48.1%と最多で、次いで「あまり買わない」が35.5%となり、全体の83.6%が有料レジ袋を購入していないことがわかりました。年代別にみると「まったく買わない」と回答した割合は60代以上が54.1%で最も高く、年代が上がるほどレジ袋を購入しない傾向が強まっている様子がみられます。とはいえ、全年代で「あまり買わない」と「まったく買わない」が80%を超えており、エコバッグを持参するなどしてレジ袋を購入しないという考え方が、幅広く浸透していることがうかがえます(図表2)。


「表示や素材を確認した正確なごみ分別」は年代間で顕著な差がでており、中高年ほど意識が高い

「ごみの分別に関する意識」について調査したところ「だいたいのルールに従って分別している」が56.9%と最も多く、「表示や素材まで確認し、正確な分別を心がけている」という最も高いレベルで分別している人も28.8%という結果でした。年代別にみると「表示や素材まで確認し、正確な分別を心がけている」は年代が上がるほど割合が高くなっており、20代以下の19.1%と60代以上の36.1%では約1.9倍の差が出ています。「面倒なので、ほとんど気にしていない」も年代間の差が顕著であり、全体的に若年層よりも中高年層の方が安定してごみの分別を実践している傾向が見て取れます(図表3)。


ごみに関連するストレスは「ごみのにおいや虫が気になる」が42.8%で最多

「ごみに関して感じるストレス」について調査したところ「ごみのにおいや虫が気になる(特に夏場)」が42.8%と最も多く、衛生面の不快感が大きなストレス要因となっていることがわかりました。次いで「ネット通販のダンボールや緩衝材がかさばって困る」が26.9%、「ごみの日に出しそびれると、家の中に溜まってイライラする」が19.0%で続き、家庭内のスペースやごみ出しのタイミングに関連したストレスが続いています。一方で「特にストレスは感じていない」と回答した人も22.0%存在しています(図表4)。

ごみ削減のための取り組みは「マイバッグの持参など、レジ袋の削減」が73.2%で最も多い結果に

「ごみ削減のための取り組み」について調査したところ、「マイバッグの持参など、レジ袋の使用を控えている」が73.2%と最も多く、レジ袋の削減が最も広く実践されていることがわかりました。次いで「食材を使い切るなど、食品ロスの削減に努めている」が48.6%、「詰め替え商品や再利用可能な容器の商品を選んでいる」が45.4%で続き、日常生活における具体的な工夫も多くの人に取り入れられています。「特に取り組んでいることはない」と回答した人は6.6%にとどまり、全体として多くの人が何らかの形でごみ削減のために取り組んでいる様子が見て取れます(図表5)。

捨てたくても捨てられないものは「高かったけど着ていない服や靴」「処分が面倒な家具や家電」が上位に

「捨てたいけれど捨てられないもの」について調査したところ、30%を超えた項目は5つありました。最も多かったのは「高かったけど着ていない服や靴」の37.0%で、次いで「処分が面倒な家具や家電」が36.9%、「使っていないけど壊れていない家電や雑貨」が35.6%と、“もったいない”気持ちや“処分の手間”を理由に捨てられないものが上位を占めています。また、「思い出の写真や手紙」(34.2%)や「紙袋・空き箱のストック」(31.4%)といった、感情的・実用的な理由から手放せないものも同程度の割合で並んでいます。年代別でみると20代以下は「推し活グッズ」(23.5%)が突出しており、年代によって「捨てにくさ」の背景が異なる傾向が見られました。一方で「特にない」と回答したのは12.0%にとどまり、多くの人が何かしら捨てたくても捨てられないものを抱えていることがわかりました(図表6)。

【アンケート調査概要】

調査期間:2025年5月7日~5月9日

調査対象:mitorizの消費者購買行動レポートデータサービス「Point of Buy®」の登録会員(POB会員)

     POB会員(平均年齢50.9歳)

調査方法:インターネットによる自社調査(有効回答数:2,998件)

消費者購買行動データサービス「Point of Buy®」

国内最大級の消費者購買DBを活用し、メーカーや小売りなどのマーケティングを支援するサービスです。レシートに記載された購買情報を活用しているため、POSやID-POSデータで開示されていない小売りチェーンのデータや、個のユーザー(シングルソース)に紐づいた、業態を横断した購買行動や併売商品など断続的な購買行動を把握できます。

Point of BuyⓇ:https://www.mitoriz.co.jp/lp/pob/

サービスページ:https://www.mitoriz.co.jp/business/service/digitalmarketing-multi-idpos/

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TEL:03-6328-0052 FAX:03-6328-3631 MAIL:press@mitoriz.co.jp

【会社概要】

会社名:株式会社mitoriz

本社所在地 :東京都港区赤坂3-5-2 サンヨー赤坂ビル5階

設 立 :2004 年 7 月 / 資本金 :1億円

代表者:代表取締役社長 木名瀬 博

HP :https://www.mitoriz.co.jp/

全国の主婦を中心とした60万人を超える登録スタッフネットワーク(アンケート会員含む)を活用し、北海道から沖縄まで全国のドラッグストアやスーパー、コンビニ、専門店など227,537店舗以上をカバーし、営業支援(ラウンダー)や市場調査(ミステリーショッパー、店頭調査など)を実施しています。

キャスト・データ・ネットワークを活⽤して、新たなつながりを創出し、⼈やモノの潜在価値を顕在化させ、社会に新たな価値を提供し、ビジネスを通じて社会課題を解決していきます。

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業種
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本社所在地
東京都港区赤坂3-5-2 サンヨー赤坂ビル5F
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代表者名
木名瀬博
上場
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設立
2004年07月