ルテイン、アントシアニン、ベリー類配合食品の継続摂取による目の疲労感改善効果について
第15回日本予防医学会学術総会にて発表
長瀬産業株式会社(本社 東京都中央区、代表取締役社長 朝倉 研二)は、株式会社オルトメディコ(本社:東京都文京区、代表取締役:山本和雄)と共同で、ルテイン、アントシアニン、ベリー類等を配合した食品の4週間摂取により、VDT作業※1時の目の疲労度の改善と、乾き目改善効果を確認しましたので、以下のタイトルで第15回日本予防医学会学術総会(大分 2017年5月27日-28日)にて発表しました。
※1 VDT:Visual Display Terminals。PCやスマートフォンなどの端末画面を使用した作業のこと
※1 VDT:Visual Display Terminals。PCやスマートフォンなどの端末画面を使用した作業のこと
ルテイン、アントシアニン、ベリー類配合食品の継続摂取が
Visual Display Terminals(VDT)作業による目の疲労感に及ぼす影響
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【研究背景】
PC、スマートフォン、テレビゲーム等の普及により、端末画面を見る時間が増加し、それに伴う目や身体への負担が社会問題となっています。VDT作業により目に疲れを感じている人の割合は9割を超え(厚生労働省調査)、大きな負担となっています。加えてLEDを利用したディスプレイの普及によりブルーライトの影響も懸念されるようになり、目を取り巻く環境は年々悪化している状態です。
私たちは高い抗酸化作用を持ち、目の疲労を軽減する効果が報告されている素材に着目し、ルテイン、アントシアニン、ベリー類などを含む食品を開発し、VDT作業時の疲労感に対する影響について検討を行いました。結果、VDT作業に起因する目の疲労感の改善効果、乾き目改善効果が確認されたため、学会にて発表しました。
【学会発表内容】
対象者:健常な成人日本人男女11名(男性2名、女性9名、36.7±5.9歳)
※目の疲れを自覚している者
※VDT作業を1日4時間以上行う者
試験食品:ルテイン、アントシアニン、ベリー類配合食品
摂取方法:1日2包、4週間、自由摂取
測定方法: VDT作業(携帯ゲーム1時間)を行い、作業前後での目のピント調節機能の検査、フリッカーテスト(目の疲労度測定)を行い、摂取前、摂取4週間後の比較を実施。また摂取前、摂取4週間後にそれぞれシルマーテスト(涙量測定)、BUT検査(涙液の安定性測定)、自覚症状のアンケート調査を実施。
◆目の疲労度軽減
VDT作業による目の疲労度について、摂取前、摂取4週間後にフリッカーテストを行って比較したところ、摂取後には目の疲労度が有意に低減されることが確認されました。
◆涙液の安定性向上
BUT検査によって、摂取前は乾き目の可能性が高いとされる5秒以下だった涙液の安定時間が、摂取4週間後には大きく改善したことが確認されました。
◆自覚症状の改善
アンケート調査の結果、『目が疲れやすい』『目が乾きやすい』の2項目について、摂取後の緩和・改善が見られました。
【まとめ】
今回の検討により、ルテイン、アントシアニン、ベリー類配合食品の継続摂取により、VDT作業時の目の疲労度の改善と、乾き目改善効果が確認されました。対象者の自覚症状(目の疲労感、乾き)も改善されていることから、本食品の摂取によって、VDT作業等で酷使される目のQOL改善効果が期待されます。
以上の結果をふまえ、今後は「ナガセ ビオメイト」の機能性について、さらなる検討を進めていく予定です。
< この件に関するお問い合わせ先 >
長瀬産業株式会社 ライフ&ヘルスケア製品事業部 広報担当 若山
TEL:03-3665-3622 FAX:03-3665-3629 E‐mail:pr@nagase.co.jp
HPアドレス http://nbc.jp
Visual Display Terminals(VDT)作業による目の疲労感に及ぼす影響
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【研究背景】
PC、スマートフォン、テレビゲーム等の普及により、端末画面を見る時間が増加し、それに伴う目や身体への負担が社会問題となっています。VDT作業により目に疲れを感じている人の割合は9割を超え(厚生労働省調査)、大きな負担となっています。加えてLEDを利用したディスプレイの普及によりブルーライトの影響も懸念されるようになり、目を取り巻く環境は年々悪化している状態です。
私たちは高い抗酸化作用を持ち、目の疲労を軽減する効果が報告されている素材に着目し、ルテイン、アントシアニン、ベリー類などを含む食品を開発し、VDT作業時の疲労感に対する影響について検討を行いました。結果、VDT作業に起因する目の疲労感の改善効果、乾き目改善効果が確認されたため、学会にて発表しました。
【学会発表内容】
対象者:健常な成人日本人男女11名(男性2名、女性9名、36.7±5.9歳)
※目の疲れを自覚している者
※VDT作業を1日4時間以上行う者
試験食品:ルテイン、アントシアニン、ベリー類配合食品
摂取方法:1日2包、4週間、自由摂取
測定方法: VDT作業(携帯ゲーム1時間)を行い、作業前後での目のピント調節機能の検査、フリッカーテスト(目の疲労度測定)を行い、摂取前、摂取4週間後の比較を実施。また摂取前、摂取4週間後にそれぞれシルマーテスト(涙量測定)、BUT検査(涙液の安定性測定)、自覚症状のアンケート調査を実施。
◆目の疲労度軽減
VDT作業による目の疲労度について、摂取前、摂取4週間後にフリッカーテストを行って比較したところ、摂取後には目の疲労度が有意に低減されることが確認されました。
◆涙液の安定性向上
BUT検査によって、摂取前は乾き目の可能性が高いとされる5秒以下だった涙液の安定時間が、摂取4週間後には大きく改善したことが確認されました。
◆自覚症状の改善
アンケート調査の結果、『目が疲れやすい』『目が乾きやすい』の2項目について、摂取後の緩和・改善が見られました。
【まとめ】
今回の検討により、ルテイン、アントシアニン、ベリー類配合食品の継続摂取により、VDT作業時の目の疲労度の改善と、乾き目改善効果が確認されました。対象者の自覚症状(目の疲労感、乾き)も改善されていることから、本食品の摂取によって、VDT作業等で酷使される目のQOL改善効果が期待されます。
以上の結果をふまえ、今後は「ナガセ ビオメイト」の機能性について、さらなる検討を進めていく予定です。
< この件に関するお問い合わせ先 >
長瀬産業株式会社 ライフ&ヘルスケア製品事業部 広報担当 若山
TEL:03-3665-3622 FAX:03-3665-3629 E‐mail:pr@nagase.co.jp
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