宮城県富谷市、AIチャットボット「Bebot」で忙しい子育て世代を24時間サポートする実証事業開始
~ 富谷市の子育て支援に関する情報の問い合わせに、スマートフォン一つで24時間365日対応 ~
富谷市のお問い合わせサービスにBebotが導入されることで、妊娠・出産・子育てに関する様々な悩みや質問に対し、富谷市の育児世帯向け支援制度の内容、子育てに関する行政手続き、育児相談など、幅広い情報の中から必要な情報を深夜、休日を問わず、24時間365日、対話形式で案内することが可能となります。
■AIチャットボット「Bebot」の特長
Bebotは、ビースポークが自社開発した自然言語処理エンジンを使ったAIチャットボットです。過去8年間のチャット履歴をもとに開発された自然言語処理エンジンを採用し、長い文章でもしっかりと文脈を把握し、ユーザー入力の意味を理解した上で適切に回答できるため、正しいやり取りを自然な会話として行うことができることが特長です。Bebotは、正確さと迅速さが求められる自治体などの公共機関や交通機関を中心に国内外の様々な組織で導入されています。行政機関においては、オンライン市役所、外国人対応、危機管理、災害対応、観光案内や住民の声の収集など幅広い範囲での活用実績があります。口語体や長い文章での自由入力がされた場合でも的確な回答を返すことが可能です。ブラウザベースで稼働するので、パソコン、スマートフォン、タブレット端末等、ダウンロードなしでディバイスを問わずに利用が可能です。
■富谷市子育て支援AIチャットボットの導入背景と特長
核家族化の進行や地域のつながりの希薄化により、周りに頼れる身近な人がいない子育て世帯は増加傾向にあり、この様な状況下で、日々の育児方法や、子どもの急な病気や怪我等、突発的なアクシデントにより、子育てに対する不安を抱える保護者が、時間にとらわれず問い合わせができる環境の整備が求められていました。また、市の子育て支援が厚く多岐にわたるからこそ、膨大な情報の中から利用者自身が検索をして求める情報にたどり着くのが難しいといった問題が生じていました。
そこで、利用者の意図を正確に汲み取ることができる優れた自然言語処理技術と、高い回答の精度、そして24時間稼働できる強さを併せ持つ「Bebot」が導入される運びとなりました。
年中無休で稼働しているAIチャットボットだからこそ、保護者等が時間を問わず気軽に相談ができるようになります。「Bebot」をきっかけに「相談すること」に対する心理的ハードルが軽減され、育児に前向きに取り組んでもらえる環境づくりへの期待が寄せられています。
■サービスの詳細
■対象者 : 富谷市内に住む子育て家庭
■提供する情報 : 子育て支援に関する情報
■利用方法: 富谷市ホームページの右下のチャットアイコンからアクセス
■提供時間 : 24時間365日
■対応言語 : 日本語
■期間 : 2024年2月16日から2024年3月15日まで
<<画像(スマホ版利用画面)>>
■AIチャットボット「Bebot」の対応質問例
- ひとり親家庭の支援
- 初めての妊娠で必要なことは?
- 出産応援給付金について知りたい
- 育児が辛い
- 夜中に子どもが発熱しました
■今後の展開
市民の皆様の利便性と共に、職員の皆様の作業効率向上を図り、現時点では回答できない質問や相談についても対応可能となるよう継続的にFAQの追加・修正、AIの再学習などを行い改善を続けてまいります。そしてビースポークはBebot導入を通じて、保護者の皆様が安心して子育てできる環境づくりを、最新のテクノロジーで支援してまいります。
■AIチャットボット「Bebot」導入実績
国内: 日本政府観光局(JNTO)、成田国際空港、富山県、山梨県、札幌市、仙台市、新発田市、桑名市、笠岡市、徳島市、掛川市、鹿児島市、三菱地所プロパティマネジメント、ホテルニューオータニ等 海外: ウィーン国際空港、タンパ国際空港、スターアライアンスなど
■会社概要
会社名: 株式会社ビースポーク
代表者: 代表取締役 綱川明美
所在地: 東京都渋谷区渋谷2−21−1 渋谷ヒカリエ8F
設立: 2015年10月
事業内容: DXソリューション「Bebot」
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