株式会社みんがくの株式取得及び第三者割当増資引受による子会社化に関するお知らせ
株式会社サクシード(証券コード:9256)は、生成AIを活用して教育分野で新たな価値創造をすることを目指し、株式会社みんがくの子会社化を決議いたしましたので、お知らせいたします。
1.株式取得の背景と目的
サクシードは、教育人材支援事業、福祉人材支援事業、個別指導教室事業、家庭教師事業の4つの柱で事業を展開しています。教育人材支援事業では、教員の長時間労働問題に対応するため、教育のDXを推進するためのICT支援事業や教員の業務負担軽減のための部活動運営受託事業を通じて、教育現場を支援してきました。また、学内塾の運営や学校介助員の派遣業務など、子どもたちがより良い学びの機会を得られる環境づくりにも力を注いでいます。
一方で、株式会社みんがくは、教育特化の生成AI活用プラットフォーム「スクールAI」を持ち、その企画・開発・運営を中心に、教育現場へ生成AIの導入を支援する総合教育DX推進コンサルティング事業を展開しているスタートアップ企業で、学校教育現場における生成AIを活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)の最前線を担っています。そして、東京学芸大学、東北学院大学、玉川大学、札幌国際大学、中部大学などの研究者との共同研究を行っており、代表の佐藤が教育AIサミットや教育AIハッカソンを主催するなど「生成AI×教育」をテーマに幅広く活動しています。また、Global e-LearningAwardにおいてAES GLOBAL Gold Prize を受賞、第20回 日本eラーニング大賞において経済産業省大臣賞を受賞、EICTokyo2024では最優秀賞を受賞するなど高い評価を得ており、複数の自治体からの受注を獲得しております。
このたび、教育現場における教員の負担軽減、それによる教育の質の向上を人材サービスを通して目指してきたサクシードと、生成AIを用いて教育現場の課題を解決し、個別最適化された教育環境を目指していく株式会社みんがくのビジョンが一致し、当社取締役会は株式会社みんがくを子会社化することを決議いたしました。
2.「教育×生成AI」で教育現場の変革を目指す
先日発表された文部科学省のガイドラインにおいても、教育現場で生成AIを活用していく方針が示されました。また、個別最適な学びへのニーズは今後ますます高まっていくものと予想されます。
本件を通じて、教育特化の生成AI活用プラットフォーム「スクールAI」の普及を加速させ、社会課題である教員の業務負担軽減や教育現場の効率化が実現されることを期待しています。さらに、生徒一人ひとりに最適化された学びを提供することで、教育の質を飛躍的に向上させるとともに、日本全体の教育環境の未来像を描いていきます。
これにより、当社の事業ポートフォリオは、生成AIを活用した新たな成長領域を取り込むことで大きく拡大し、社会課題解決型ビジネスの推進を通じて、企業価値のさらなる向上が見込まれます。
また、現在業績の二極化が進んでいる学習塾業界にも事業を展開しているサクシードにおいて、個別指導教室事業や家庭教師事業に生成AIを利活用することで差別化を図っていく計画を描いています。
当社は、今後も「教育と福祉」という社会的意義の高い分野で挑戦を続け、革新的なソリューションの提供を通じて、ステークホルダーの皆さまとともに、持続可能な未来を創造してまいります。
株式会社サクシード
証券コード:東証グロース9256
東京本社:東京都新宿区高田馬場1-4-15 大樹生命ビル8階
Tel:03-5287-7259(代表) Fax:03-5287-2091
関西支社:大阪市北区梅田1-11-4 大阪駅前第4ビル 21階
Tel:06-6343-5355 Fax:06-6343-3115
代表者:代表取締役 高木毅
設立:2004年4月
事業内容:教育・福祉業界むけ人材サービス、民間学童保育運営、個別指導塾運営、家庭教師紹介事業
コーポレートサイト https://www.succeed-corp.jp/
株式会社みんがく
本社:東京都目黒区上目黒4-24-13
代表者:代表取締役 佐藤雄太
設立:2021年
事業内容:教育サービス開発事業、教育機関へのコンサルティング・研修事業、教育メディア事業
会社HP https://mingaku.net/
受賞歴
・2021年 日本Eラーニング大賞「オンライン学習管理 特別部門賞」
・2021年 Asia EdTech Summit「Gold賞(金賞)」
・2023年 日本Eラーニング大賞「経済産業大臣賞」
・2023年 Asia EdTech Summit「Silver賞(銀賞)」
・2023年 文部科学省 Scheem-D Pitch and Conference 2023「 〜生成AIと教育〜」採択
・2023年 経済産業省 EdTechイノベーター支援プログラム採択
・2023年 Google Cloud Startup Program採択
・2024年 京都府 産学公連携・子育て支援プロジェクト採択
・2024年 経済産業省 働き方改革支援補助金採択
・2024年 Microsoft for Startups Founders Hub採択
・2024年 授業イノベーションコンテスト(EIC Tokyo2024)「最優秀賞」
イベント開催
・2024年 教育AIサミット@国会議員会館(みんがく代表の佐藤が代表理事を務める一般社団法人教育AI活用協会が主催)
・2024年 教育AIハッカソン@東京大学
共同研究
・2023年~ 東京学芸大学 鈴木直樹准教授 生成AI活用による授業振り返りシステムの開発と検証
・2023年~ 東北学院大学 稲垣忠教授 生成AIを用いたPBLシミュレーターのログと評価の分析
・2023年~ 玉川大学 濵田英毅教授 旺文社のデータに基づき歴史上の人物と対話ができる生成AIアプリ「歴史人物シミュレーター」の実証研究
・2024年~ 札幌国際大学 安井政樹准教授 教育現場における生成AI活用に関する共同研究
・2024年~ 中部大学 樋口万太郎准教授 教員向け研修パッケージ及び算数授業設計支援AIコンテンツの開発
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