お茶×アートを楽しむ新ギャラリー「アートスペース福寿園」が新規オープン
京都・四条にある福寿園京都本店7階にて、2024年4月26日 (金)グランド・オープン
創業230年を超える株式会社 福寿園は、このたび、伝統工芸、現代美術、フォトグラフィー、インスタレーションなど幅広い分野のアートを展示できる新スペースをオープンします。 伝統を大切にしながらも、今までとは一味違った体験ができるカルチャースペースとして、お茶を飲みながらアートを楽しみ、お茶の文化を見つめなおしていただく機会となれば幸いです。
老舗茶舗ならではの「お茶」をテーマにしたアートスペース
福寿園は寛政二年(1790年)、山城国上狛(現京都府木津川市山城町)に福井伊右衛門が創業して以来、宇治茶の伝統を守り育てると共に、一人でも多くの方にお茶の素晴らしさをお伝えする取り組みを行ってきました。時代の変化に合わせて、新しいお茶の楽しみ方の商品開発や、お茶づくりを気軽に体験できる施設を各所に開設するなど、お茶に親しんでいただき、お茶が人生を潤す一助になればと尽力しております。この度のアートスペース福寿園では、京都の素晴らしい環境を背景に、福寿園ならではのおもてなしやお茶をお楽しみいただきながら、アートの新しい体験をご提供いたします。素晴らしいアートと共にお茶を嗜む幸福感に浸れる空間となれば幸いです。
「アート・伝統文化・イノベーションの交差点」を目標に、伝統工芸から現代美術、フォトグラフィーやインスタレーションなど、お茶を原点とした幅広いジャンルの展示販売会を開催していく予定です。
杮落し個展「茶花礼賛」
新スペースのオープンを記念し、杮落しとして現代アーティスト・戸田沙也加氏の個展「茶花礼賛」を開催します。戸田沙也加氏は、自然環境においてその土地その土地で生まれ育つ植物や植物と人、文化や伝統を研究し、独自の表現で作品を展開しておられます。
今回は、満開になってしまうとお茶の味や風味が落ちるために疎まれている、白く可憐なお茶の花にフォーカスし、本来植物が成長する過程で自然に生まれるものが、人の手によって強制的に排除されてしまう儚さに醜美を見出し、絵画とインスタレーションでお茶の花を表現しています。
アートスペース福寿園でお茶を嗜みながら、宇治の茶畑で茶木の育つ様を想像し、お茶の花の儚い美しさに触れ、戸田沙也加氏が表現する“醜美”の世界、その理想郷に浸ってください。※すべて新作の発表となります。
会期:2024年4月26日(金)~2024年6月25日(火)
ギャラリー空間の設計
アートスペース福寿園は建築家・陶器二三雄氏によって設計されました。福寿園京都本店の建築コンセプトに相応しいアート作品が輝き、心が和む「中庸」の空間です。お茶をいただきながら会話を楽しむ新しい体験のできるギャラリー空間は、温もり感じる木材を使用したフロアー、建物全体で使用されている伝統的な「しとみど」を残した光の演出、遊び心を大切にしたガラスのパーテーションがデザインフィーチャーになっています。ゆったりとした時間を過ごせるように考えられたラウンジチェアやベンチも配置されており、福寿園ならではのおもてなしをご提供させていただきます。
陶器二三雄氏は、国立国会図書館関西館、森鴎外記念館の設計、ヘルシンキミュージックセンターの国際コンペ優秀賞受賞など、国内外で数々の建築アワードを受賞されています。
店舗概要
アートスペース福寿園(Art Space FUKUJUEN)
■住所:京都市下京区四条通富小路角 福寿園京都本店 7階
■TEL:050-3177-3920
■営業日時:木曜日~日曜日 11:00~17:30
■HP:https://artspace.fukujuen.com/
■Instagram:https://www.instagram.com/artspace_fukujuen/
【会社概要】
株式会社福寿園は、寛政二年(1790年)の創業以来、茶一筋に歩み続けている京都の老舗茶舗です。代々が築いた茶づくりの伝統の技を生かしながら、常に新しい技術を取り入れ、これからの時代のティーライフをご提案してまいります。
会社名 : 株式会社 福寿園
所在地 : 京都府木津川市山城町上狛東作り道11
代表者 : 取締役社長 福井 正興
創業 :寛政2年(1790年)
事業内容: 日本茶の製造・販売
URL : https://www.fukujuen.com
福寿園観光ポータルサイト:https://experience.fukujuen.com/
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