株式会社Scalar、長期運用時のストレージ使用量の低減を支援する「ScalarDL 3.14」をリリース

~データの証拠性を維持しながら、不要となったメタデータを自動的に消去~

株式会社Scalar

株式会社Scalar(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:深津航、代表取締役CTO:山田浩之)は、分散台帳データベースミドルウェア「ScalarDL」の最新版となるバージョン3.14をリリースしました。

ScalarDL 3.14では、データの正しさを保証するために必要な情報を維持しながら、不要と判断されたメタデータを自動的に消去(パージ)できるようになりました。これにより、企業はデータの証拠性を維持しつつ、長期運用に伴うストレージ使用量の増加を抑え、保存コストの低減を図ることができます。

また、既存のScalarDL環境に蓄積されたメタデータを消去するためのツールも提供します。

ScalarDL 3.14開発の背景

企業が契約、取引、製造、サプライチェーン、監査などに関わる重要なデータを管理する際には、データを保存するだけでなく、後からその正しさを確認できる状態を長期間維持することが求められます。

ScalarDLは、業務データと、そのデータに対する操作や検証に関する情報を記録することで、データが不正に変更されていないことを検証可能にします。そのため、長期にわたってデータの真正性や証拠性が求められるシステムで活用されています。

一方で、システムを長期間運用すると、改ざん検知やトランザクションの正しさを保証するために生成されるメタデータも継続的に蓄積されます。大量のトランザクションを処理するシステムでは、こうしたメタデータの増加がストレージコストや運用負担につながる場合がありました。

ScalarDL 3.14では、データの正しさを保証するために最低限必要な情報を残しながら、不要となったメタデータを消去することで、データの証拠性と長期運用時のコスト低減の両立を支援します。

ScalarDL 3.14の主な強化点

不要となったメタデータを自動的に消去(パージ)

ScalarDL 3.14では、データの正しさを保証するために不要となったメタデータが、自動的に消去(パージ)されるようになりました。

主な対象は以下のとおりです。

  • ScalarDL Ledgerが管理するトランザクションログ

  • ScalarDL Auditorが管理するリクエストログ

データの正しさを保証するために必要な情報は維持されるため、ScalarDLが提供する改ざん検知やデータ検証の仕組みを維持しながら、メタデータの保存量を抑えることができます。

これにより、企業はシステムの利用期間や取引量の増加に伴うストレージ使用量の増加を抑え、長期運用時の保存コストを低減できます。

既存環境向けのメタデータ消去ツールを提供

ScalarDL 3.14では、新たに生成されるメタデータの自動消去に加えて、既存のScalarDL環境に蓄積されたメタデータを消去するためのツールも提供します。

これにより、新規導入環境だけでなく、すでに長期間運用されているシステムにおいても、保存データ量の削減に取り組むことができます。

今後の展望

今後は、ScalarDLが管理するデータのライフサイクル管理機能を強化していく予定です。

古いデータや使用頻度の低いデータを、より安価なストレージへ移動できる仕組みなどを提供することで、データの保存期間や利用頻度に応じて保存先を選択し、システム全体のストレージコストを最適化できる環境の実現を目指します。

これにより、企業が重要なデータの真正性と証拠性を長期間維持しながら、持続可能な運用基盤を構築できるよう支援してまいります。


【ScalarDLについて】

ScalarDLは、データの真正性の課題を解決する分散台帳データベースミドルウェアです。既存のデータベースと組み合わせて利用でき、データが不正に変更されていないことを検証可能にすることで、重要なデータの証拠性を確保します。

詳細は以下をご参照ください。

ScalarDL(GitHub)

https://github.com/scalar-labs/scalardl

ScalarDL(ドキュメントサイト)

https://scalardl.scalar-labs.com/docs/latest/

【株式会社Scalarについて】

株式会社Scalarは、「データマネジメントの未来を創る」をビジョンとし、東京とサンフランシスコに拠点を持つ、2017年設立の日本発グローバルスタートアップです。

複数・異種のデータベースを仮想的に統合し、トランザクションや分析問合せを実現するUniversal HTAPエンジン「ScalarDB」と、データの真正性の課題を解決するデータ改ざん検知ソフトウェア「ScalarDL」の開発・販売をしています。

詳細はウェブサイトをご覧ください。

https://www.scalar-labs.com/ja/


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会社概要

株式会社Scalar

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URL
https://scalar-labs.com/ja
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区袋町5番1号 Faro神楽坂209
電話番号
-
代表者名
深津航
上場
未上場
資本金
21億円
設立
2017年12月