9割近くの自治体担当者が、テレワークという働き方が住民の働き方の選択肢になると実感
~令和5年度に実施した地域住民向け『在宅ワーカー育成セミナー』の受講者・実施自治体の満足度は95%~
株式会社イマクリエ(本社:東京都港区 代表取締役:鈴木信吾、以下、当社)は、令和5年度中(2023年4月~2024年3月)に、当社への委託業務として地域住民向けの『在宅ワーカー育成セミナー』を実施した地方自治体の担当者を対象に、セミナーの満足度調査を実施しました。また、セミナーを受講した地域住民に対して行ったアンケートを取りまとめましたので、あわせてお知らせします。
■令和5年度『在宅ワーカー育成セミナー』満足度調査の実施概要
・セミナー受講者延べ人数:1,262名(アーカイブ配信視聴による受講者数を含む)
・セミナー実施自治体数:10自治体
・セミナー実施回数:39回
・調査期間:2023年9月~2024年6月(2024年7~8月に取りまとめ)
・調査の実施方法:オンラインでのアンケート調査
・調査の実施対象者:
①当社に『在宅ワーカー育成セミナー』を委託し実施した地方自治体の担当職員
②『在宅ワーカー育成セミナー』の受講者
地方自治体は、地域外への人口および労働力の流出と、それに起因した労働力不足という課題を抱えています。
自治体職員の意見としては、テレワークという働き方を住民に認知してもらい、スキルアップを経て住民の就業率を上げたいという期待がありました。
■自治体が『在宅ワーカー育成セミナー』に期待した効果
【アンケートの質問】
セミナー実施にどのような効果を期待しましたか?
【回答】
・テレワークという働き方を住民に広く知ってもらう
・住民のスキルアップやリ・スキリング
・住民の就業率の向上
・地元企業への雇用創出
・女性の活躍支援
■地方自治体が抱える地域課題
【アンケートの質問】
セミナー実施前、どのような課題を抱えていましたか?
【回答】
・人口流出超過
・自治体内雇用ニーズと希望職種のミスマッチによる近隣自治体への労働力流出
・労働人口の減少による労働力不足
・女性の就労率低下
・テレワーク等の新しい働き方の推進
■『在宅ワーカー育成セミナー』に対する満足度
当社が受託し実施した『在宅ワーカー育成セミナー』に対する満足度は非常に高く、受講者では91%、自治体では100%の満足度を獲得。
自治体職員からも非常に満足度が高かったと評価していただいています。
特によかった点としては
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現役の在宅ワーカとの座談会
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実際の業務の疑似体験ができるプログラム内容
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セミナー後に受講可能なキャリアコンサルティング
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希望者はセミナー後に在宅ワークでの就業が可能
などがあげられ、当社独自のプログラムが高く評価される結果となりました。
セミナーの実施を通して自治体に起こった在宅ワークに対する意識の変化としては、9割近くの自治体担当者が「在宅ワークという働き方は、住民の働き方の選択肢の一つになると実感した」と回答しており、今後、継続して在宅ワークのセミナーを実施する意欲があるという結果との相関性が見られました。
■今後の在宅ワーカー育成セミナーの実施予定
6割以上の自治体が、『在宅ワークセミナー』のような住民のリ・スキリングを支援するための講座を今後も継続して実施することを希望しています。
■受講者アンケートから見る『在宅ワークセミナー』
受講者に対して行ったアンケートでは、9割以上の受講者がセミナーの内容について、今後テレワークをする上で役立つと思うと回答しています。
受講者(地域住民)から「自治体への要望」として
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今回のような在宅ワークの仕事につながる講座をどんどん増やしてほしい
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今回の講座をもとに、応用講座や実際にもっと作業をして経験を積むような講座をやって欲しい
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今回のようにオンライン(zoom)での職業訓練的な講座がもっとあると、時間や日程等で受けられずにいる方も参加しやすいのではと思います
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親の介護があるので、会社勤めは難しく感じています。今後もテレワークなどでの就職につながる、実践に役立つ講座を企画していただけると、とても希望が持てると思います
など、自治体による同様のセミナーや講座をもっと行って欲しいという声が非常に多くあがりました。
■オンライン実施とアーカイブ配信が受講者から高評価
オンライン開催に対して、自治体から不安の声が上がることがありますが、受講者の9割以上がオンライン開催で良かったと回答しています。オンライン開催で起こった問題としては、主に、受講者のインターネット環境によるもの、はじめてのZoomの利用に対する不安といった限定的なもので、参加のしやすさや内容理解に関するものではありませんでした。
一方で、居住地が遠くても参加可能、託児不要、就業中でも受講可能などの理由から、オンラインでの開催と、あわせて提供しているアーカイブ配信について良かったという声が多く上がりました。
受講者の状況は様々であり、その多様性を考慮するとオンライン開催の需要は今後も高まることが予想されます。
【オンライン開催についての受講者の声】
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交通の便の悪いところに住んでいるため、オンラインでの開催で助かった
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未就学の子供がいるため、託児ありのセミナーかオンラインセミナーしか受けられないのでこういった講座があるとありがたい
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離島に住んでいてハローワークのセミナーもなかなかないので、オンライン講座をますます充実させてもらえたら嬉しい
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受講中に自宅のインターネットが落ちてしまいました。こちら側の問題ではありますが、今の環境ではテレワークができないのではと思いました
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Zoomを使うのが初めてだったので少し戸惑った
また、現職中で在宅ワークへの切り替えを検討されている方などを中心に、リアルタイムでの参加ができないため、アーカイブ配信で受講できたことが良かったといった声もありました。
【アーカイブ配信についての受講者の声】
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子どものお世話で聞き逃したところもアーカイブ配信のおかげで後で聴き直せるのでとても助かった
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平日開催でもアーカイブ視聴で対応していただけたので、仕事をしていても参加しやすかったと思います
■イマクリエの雇用創出支援プログラム「在宅ワーカー育成サービス」
当社が自治体に提供する雇用創出支援プログラム「在宅ワーカー育成サービス」の特徴は、3つあります。
1. 在宅ワーカーの悩みに熟知した講師陣
長年に渡り在宅ワーカーを採用、育成し一緒に業務を行ってきた経験から、在宅ワーカーが抱える様々な悩み事とその解決方法に精通しています。地域住民向けのセミナーでは、その知見を惜しみなくお伝えし、在宅ワークに挑戦したい気持ちを後押しします。
2. 即戦力を育成するプログラム
当社のプログラムは一般的なOAスキル講座などと異なり、実際に募集されている仕事から逆算して作成しているコンテンツとなります。セミナーおよび講座の受講、課題提出、実践演習、習熟度確認テストを通じて身に着けたスキル・ノウハウは実践に即生かしていただけるよう構成しています。
3. 在宅ワーカープラットフォームへの登録
講座受講後、希望者は当社に在宅ワーカーとして登録いただくことができます。すでに多くのプログラム卒業生が、実際に当社で在宅ワークを始めています。
■雇用創出支援プログラム「在宅ワーカー育成サービス」について無料相談会受付中
サービス内容に関するお問合せは、以下の問合せフォームからお願いいたします。
>>お問い合わせフォーム
■株式会社イマクリエについて
株式会社イマクリエは、住む場所やライフステージなどに縛られることなく、一人ひとりがいきいきと働ける社会を目指して、世界40か国以上に在住する登録者と共にテレワークを活用したアウトソーシングならびにコンサルティング事業を展開しています。内閣府から「地方創生テレワークアワード 地方創生担当大臣賞」を受賞した自社のノウハウを元に、子育て、介護、副業など社会課題に対してテレワークを活用してイノベーションを起こしています。
<株式会社イマクリエ概要>
会社名 :株式会社イマクリエ
所在地 :東京都港区東麻布2丁目3-5 第一ビル 2F
設立 :2007年7月
代表者 :代表取締役 鈴木 信吾
事業内容:地方創生事業、在宅ワーカー育成事業、テレワーク導入コンサルティング、コンタクトセンター運営代行事業、アウトソーシング事業、生成AI運用代行・活用支援事業
WEBサイト:https://www.imacrea.co.jp
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