ログラスのプライシング体制の高度化へ、EVC内製化を支援
EVCサイクルの実現で、より価値の高いプロダクトへ
プライシング・価格戦略に対するコンサルティング事業を手がけるプライシングスタジオ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:高橋 嘉尋、以下「当社」)は、株式会社ログラス(本社:東京都港区、代表取締役CEO:布川 友也、以下「ログラス社」)のEVC内製化支援を実施したことをお知らせいたします。これにより、営業力の強化およびプロダクトの価値向上に寄与します。
■導入の背景
戦略的にプライシングを行っている企業は多くありません。1%の価格改定が、企業の営業利益を約20%改善すると言われるように、価格戦略は企業において重要な戦略のひとつです。
ログラス社では、プライシングについての重要性を認識し、価格戦略に積極的に取り組んできました。今回、EVCの内製化を行うことにより、より高次元で取り組みが行えるようになり、プロダクトのさらなる価値向上を目指します。
■EVCについて
EVCとはEconomic Value to the Customer(顧客にとっての経済価値)の略称です。プライシング手法のひとつで、差別化要因をプロダクトやサービスの価値として価格に反映させます。算出された価格は顧客が払える最大の価格であるため、実際には数%を割り引いた値を販売価格とします。
差別化要因を価格に反映できるため、SaaSのプライシング戦略として注目を集めています。
EVCには以下のメリットがあります。
①営業力の強化
EVCは「顧客にとっての経済価値」を価格に反映させます。
これにより、その「価値」を理解し、プロダクトやサービスの価格が適切であることを「定性的」および「定量的」に説明できるようになります。自社プロダクトの「強み」を明確にし、プロダクトやサービスへの理解を深めます。
価格の妥当性やプロダクトの強みを論理的に説明することで、プロダクトの魅力を最大限に伝え、具体的な提案が可能となることから、営業力の強化に繋がります。
②EVCサイクルの循環
「EVCサイクル」と呼ばれる好循環が生まれます。
プロダクトやサービスの価値を価格に反映させることにより、顧客にとっても納得感のある価格となります。それにより、企業の収益が上がり、企業側は機能のアップデート等による顧客体験の向上に投資をすることが可能になります。
EVCサイクルの循環により、企業・顧客双方にメリットが得られることになります。
■株式会社ログラス 事業本部長/事業執行役員VP of Revenue 浅見 祐樹氏コメント
プライシングはお客様にとって適切に価値を判断していただくための定量的な指標であると同時に、事業成長において大きな要となる要素でもあります。
今回プライシングスタジオ様と取り組んだEVCの算出によって、改めてプロダクトがもつ価値、向き合うべきお客様の業務課題を言語化し、それらを定量的に表す一歩を踏み出すことができました。
今回の取り組みで得られた示唆を活かしてお客様、社会、当社の三方良しな事業設計を進め、ミッションである”良い景気を作ろう。”の実現のために邁進してまいります。
■ 株式会社ログラス 会社概要
代表者 :代表取締役CEO 布川 友也
設立 :2019年5月
所在地 :東京都港区三田3-11-24 国際興業三田第2ビル 9階
事業内容 :新しいデータ経営の在り方を生み出すDXサービスの企画・開発・販売
URL :https://www.loglass.co.jp/
■プライシングスタジオ株式会社 会社概要
代表者 :代表取締役CEO 高橋嘉尋
事業内容 :プライシングにおけるコンサルティング・人材育成・研修事業
所在地 :東京都港区芝浦三丁目1番1号 msb Tamachi 田町ステーションタワー N22階
問い合わせ:https://pricing.co.jp/contact/
WEBサイト:https://pricing.co.jp
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