世界の長期投資を日本へ。コモンズ投信とウォルター・スコットが挑む“30社厳選”の新ファンド『コモンズ・グローバル30ファンド』運用開始

コモンズ投信株式会社

2025年12月3日 15時30分

コモンズ投信株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：伊井哲朗、以下「コモンズ投信」）とウォルター・スコット・アンド・パートナーズ・リミテッド（本社：One Charlotte Square, Edinburgh、取締役社長：ジェーン・ヘンダーソン、以下「ウォルター・スコット」）は、2025年12月3日、日本を除く海外の株式市場から厳選した30社程度に長期投資を行うアクティブ運用の公募投資信託「コモンズ・グローバル30ファンド」の運用を開始いたしました。

§運用開始にあたって

■コモンズ投信伊井哲朗コメント

私たちは創業以来、日本株に投資する「コモンズ30ファンド」や「ザ・2020ビジョン」を通じて、企業の価値創造とお客さまの資産形成の時間軸を合わせる長期投資を続けて参りました。今回の「コモンズ・グローバル30ファンド」は、その理念はそのままに対象を外国株式へと広げるものです。長期投資家として世界的に著名な信頼できるパートナーと共に、投資の本当の楽しさをお客さまにお届けできることに、私自身心からワクワクしています。

■ウォルター・スコットジェーン・ヘンダーソンコメント

初めてコモンズ投信のメンバーと会った7年前、両社のカルチャーがとても似ていることに驚きました。長期目線で考え、お客様に最高の運用を届けたいという強い意志は両社に共通しています。

私たちウォルター・スコットがコモンズ投信とともに、日本のお客さまにグローバル株式への長期投資の機会をご提供できることをとても楽しみにしています。

§揺るぎない長期投資アプローチとパートナーシップ

コモンズ投信とウォルター・スコットは、「市場ではなく企業こそが価値創造の源泉である」という揺るぎない信念を共有しています。

私たち両社が「厳選投資」を行う理由は、少数の企業に絞り込むことで、財務情報だけでなく、非財務面を含む多角的な分析を徹底できる点にあります。長期にわたり高い利益成長を実現し、優れた収益性と堅固な財務基盤を兼ね備え、独自の企業戦略を自律的に遂行できる企業は決して多くありません。だからこそ、確信度の高い、限られた企業に長期で投資を行うという方針が導かれます。結果として、投資先の顔が見える、透明性の高い投資にもつながっています。

さらに、「長期投資」の観点から、投資先企業の経営陣との信頼関係の構築、ESG要素への着目、そして将来世代を豊かにする企業を厳選するという投資哲学も共通しています。

そして、私たち両社は「チームによる投資判断」を重視している点でも一致しています。複数の視点を結集させることで投資判断の質を高め、プロセスの再現性と持続性を確保しています。

ウォルター・スコットは、40年以上にわたり一貫した投資アプローチを守り抜き、長期投資を実践してきました。コモンズ投信もまた、2009年１月に「コモンズ30ファンド」の運用を開始して以来、日本に長期・未来志向の投資文化を根付かせるべく、お客さまや投資先企業との関係においても、顔の見える対話を積み重ねて参りました。

私たちは、短期のパフォーマンスに振り回されない王道の長期投資を続けていく先には、個人の資産形成が実を結び、そしてより良い未来をこどもたちに受け継ぐことができると確信しています。