Googleとイプソスは複数国にまたがるAI調査2025を実施
Googleはイプソスに委託し、21ヵ国の一般市民を対象に人工知能(AI)の経験と将来の期待に関する2回目の調査を実施しました。
世界最大規模の世論調査会社イプソス株式会社(日本オフィス所在地:東京都港区、代表取締役:内田俊一)は、Googleの依頼を受け、AIに関する意識調査を行いました。この調査は、日本を含む21ヵ国21,000人を対象に実施され、その結果を「Our life with AI : From innovation to application(AI のある生活: イノベーションから応用まで)」と題したレポートとして公開いたしました。詳細はこちらからご覧ください。
データは、世界中で AI を使用する人が増えていること、職場や家庭で人々の生活を向上させる AI の可能性に対する楽観的な見方が高まっていること、そしてAIの責任ある開発を確実にすることへの懸念が続いていることを示しています。
また、AI がもたらす進歩から社会が恩恵を受けられるように、リーダーシップを持った人々が活躍することが望まれています。
「私のような人がAIの恩恵を受けると思うか」という問いに「恩恵を受けそう」と回答した日本人は40%で、調査対象21ヵ国の中で最下位となりました。この結果は、日本人がAIに対して慎重な姿勢を持っていることを示唆しています。
調査結果
利用の増加
AI の利用は昨年より調査対象のすべての地域で増加しており、新興市場では最も高い成長が見られます (2024 年から 11 ポイント増加)。
アジア太平洋地域も2桁の成長(10ポイント増)を記録、欧州と米国はそれぞれ8ポイントと9ポイント増となっています。
イノベーション
調査対象となったすべての国において、AI の可能性に対する期待 (57%) が AI に対する懸念 (43%) を上回っています。昨年の調査では、回答者の意見は均等に分かれました(50%が興奮、50%が懸念)。
社会への恩恵
回答者は、現在最も重要な AI アプリケーションは医療分野であると考えており、5 人中 4 人以上が AI の現実のアプリケーションが社会にとって非常に重要であると報告しています。
【調査概要】
調査方法:イプソスのオンラインパネル、パートナーパネルソース、KnowledgePanel® でのオンライン調査
調査対象者: 21か国で18歳以上の成人約21,043人
米国、カナダ、ベルギー、フランス 、ドイツ 、オランダ 、ポーランド 、スペイン、イタリア、英国 、オーストラリア 、インド 、日本 、シンガポール 、韓国 、ブラジル 、チリ 、メキシコ 、ナイジェリア 、南アフリカ 、アラブ首長国連邦に居住する18歳以上の成人約1,000名
実施日:2024 年 9 月 17 日 ~ 10 月 8 日
イプソス株式会社
イプソスは、世界最大規模の世論調査会社であり、90の市場で事業を展開し、18,000人以上の従業員を擁しています。1975年にフランスで設立されたイプソスは、1999年7月1日からユーロネクスト・パリに上場しています。同社はSBF120およびMid-60指数の一部であり、繰延決済サービス(SRD)の対象となっています。
ISINコード FR0000073298, Reuters ISOS.PA, Bloomberg IPS:FP www.ipsos.com
【プレスルーム】
https://www.ipsos.com/ja-jp/pressroom
【会社概要】
会社名:イプソス株式会社
所在地:東京オフィス 〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-3-13 ヒューリック神谷町ビル
代表者:代表取締役 内田 俊一
事業内容:世論調査並びに各種市場調査の調査企画立案、実査、集計、分析、レポーティングに関する全てのサービス
HP:https://www.ipsos.com/ja-jp
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