【電機・電子機器業界に特化した脱炭素講座を提供開始】~グローバル規制や排出構造の具体を学び、取引停止リスク回避と社会全体のGX需要を獲得~

人材育成を通じて企業の脱炭素経営を支援する株式会社スキルアップNeXt(本社:東京都千代田区、代表取締役:田原 眞一、以下「スキルアップNeXt」)は、研修プログラム「GX入門講座」のオプションカリキュラムとして、電機・電子機器業界に特化した脱炭素の入門講座を11月7日から提供開始します。電機・電子機器業界に関わるCO2排出構造や削減ソリューション、業界企業によるGXの新たな事業創出例など、課題とチャンスの両面を構造的かつ具体的に学ぶことができます。
電機・電子機器業が拓くデジタルと環境のビジネスチャンス
電機・電子機器業は、私たちの日常生活からあらゆる産業活動、社会インフラに至るまで、現代社会を動かす電気・デジタルの基盤を提供する、社会の血液とも言える産業です。今、世界では、資源循環を促すE-waste(電子廃棄物)規制や、製品設計段階から環境配慮を求めるエコデザイン規則など、厳しいルールが次々と生まれています。これらは、もはや国際的な取引の「必須条件」です。しかし、超省エネ性能を持つ製品や技術の開発、提供により、排出量削減とリスクに応えるだけでなく、あらゆる産業の脱炭素化に寄与します。多業界に関連する特長ゆえに、社会全体のGX需要を自社のビジネスチャンスとして取り込める点が大きな強みです。
多くの企業が直面する脱炭素推進の概念と具体の間にある”業界独自の壁”
東証プライム上場企業を中心に8割の企業が「脱炭素化に全社的に着手したものの実行に移せていない」と回答しています。(ボストンコンサルティンググループ「BCG カーボンニュートラル・インデックスレポート 2024」)ここには、脱炭素推進において多くの企業が直面する「業界横断の総論は理解できても、自社特有の事情に落とし込めず、具体的な推進に着手できない」という“業界独自の壁”が存在しています。
業界特有の課題やアプローチの理解が脱炭素推進の第一歩
電機・電子機器業界は、排出量の約8割超が製品の使用段階(Scope3)に集中しているという、他業界と一線を画す独自の構造的課題を抱えています。加えて、複雑なグローバルサプライチェーンと、E-wasteの増大への対応も課題です。そのため、国際的な製品・サプライチェーン規制への早期対応が、取引継続の必要不可欠な条件となっています。このように、特有の課題と優先すべきアプローチが存在するため、業界横断的な知識とあわせて、自業界のGX事情を深く理解することが脱炭素推進の確かな第一歩となります。
本講座は、こうした電機・電子機器業界特有の主要課題から、対応すべき法制度、高効率製品・デジタル技術による削減ソリューション、そして再エネ関連機器の供給といった新たなビジネスチャンスまでを網羅的に学習できるよう設計されています。この学習プロセス自体が、自社の脱炭素推進に必要な思考のフレームワークとして機能し、実効性のあるGX推進を強力に支援します。
講座概要
これまで提供していた「GX入門講座」の基本カリキュラム(1〜6章)に、オプションカリキュラム(1章)として「業界別講座」を追加します。
名称:業界別講座
対象: 企業の経営層、経営企画、サステナビリティ・GX推進担当者、全従業員
電機・電子業界関係者に加え、主要顧客のGX動向を把握したい方にも有用です。
学習形式: eラーニング
価格:5,500円/1名(税込)
カリキュラム:
電機・電子機器業とGXの背景
電機・電子機器業を取り巻く GX 政策・規制とステークホルダーの要求
電機・電子機器業自身の GX
電機・電子機器製品・デジタル技術を活用した社会全体の GX 実現
業界別講座の詳細はこちら▶https://green-transformation.jp/course/gx/beginner/
スキルアップNeXtについて
スキルアップNeXtは、「スキルアップGreen」でGXを体系的に学べる講座や、GX推進に必要な知識やスキルを測る「GX検定」で企業のGX推進をワンストップでサポートしています。
https://green-transformation.jp/

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