花王株式会社がタレントマネジメントシステム「タレントパレット」を導入

~事業戦略であるK25に紐づく社員活力の最大化を目指し「花王のOKR」を運用開始~

株式会社プラスアルファ・コンサルティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:三室克哉 証券コード:4071)は、科学的な人材活用や人的資本の開示、人事業務のDX化、リスキリングの推進などを背景に、多くの企業で導入が進んでいるタレントマネジメントシステム「Talent Palette(以下:タレントパレット)」を花王株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長谷部佳宏、以下「花王」)にご導入いただき、2022年6月より「花王のOKR」の運用にご活用いただいておりますことをお知らせします。
※OKRとは「Objectives and Key Results」の略称


■花王のOKRとは
従来より運用している年度目標に基づく実績評価だけでなく、社員の一人ひとりが中長期な的視点で「こうありたい」という挑戦を促し、たたえることを目的としてOKRをスタートしました。個人が作成したOKRは、上司・部下の間だけではなく、同僚や他部門の社員にも公開され、タレントパレットの中で同じ志や夢を持つ仲間を検索しあうことができます。そういった「つながり」から「社員のワクワク」や「共創」を生み、その活気が「会社の活力」となり、最終的には「社員や会社の成長」につながると考えられています。

■ご導入背景
花王では、事業戦略であるK25に紐づく「社員活力の最大化」を実現するためには、グローバルを含めた全社員の人材データを一元化・適宜収集し、人事部だけでなく、マネジメント層や社員まで、それぞれの権限範囲内で情報を開示し活用していく必要があり、OKRの運用もその中の一つでした。
しかし、当時は人事情報を基幹システムのみで管理しており、権限設定や操作性が複雑なため人事部しか情報を確認できないことを大きな課題としており、タレントマネジメントシステムを検討することになりました。

■タレントパレット採用の決め手
導入時の課題を解決するだけではなく、選定検討の軸として「独自のOKR運用に対応」「グローバルで活用するための多言語」「細かな権限設定」など複数の必須事項がありました。
今回、複数のタレントマネジメントシステムを検討する中で、それを全て網羅しているかつ、今後より一層の企業成長を見据えた際に、データを保管しておくのみならず、人材データを分析・活用をして人事戦略を推進し実現していく必要があるとし、データ活用に対する思想や考え方が花王の方針とあっていると考え、日々の運用から将来的な人事戦略をも支援できるタレントパレットの導入に至りました。

■担当者様コメント
OKR自体、まだ日本では取り入れている企業が少ないため、実現できるサービスがなかなか見つからずにいました。そんな中で、タレントパレットが花王のOKRを一緒に実現してくれると提案をしてくださり、2021年10月ごろから準備を始め、翌年6月に社員に展開することができました。
OKR導入に際して大きくポイントとしていた「個々が入力した内容が全社員に共有ができる」「共有した内容からつながりたい社員を見つける」という点がシステム化の中でなかなか実現が難しかったのですが、コンサルティングや開発の方々がスピード感をもって協力してくださり、機能開発などを実施いただくことで実現することができました。来年にはグローバルにもOKRを展開し、各国の社員と国内の社員がつながることができるようになる予定です。
今後も、より一層にタレントパレットにて人事データを活用した科学的人事戦略を実現していきたいと思っております。

<Talent Palette(タレントパレット)について>
「タレントパレット(https://www.talent-palette.com/)」は、人材戦略に必須となる採用から育成、配置、評価、抜擢・活躍までを一気通貫で行い、人材情報を活用した科学的人事戦略を実現するタレントマネジメントシステムです。当社はこれまで3,000社超のビッグデータ活用支援を行ってきた実績があり、そこで磨き上げたデータ活用技術のノウハウを活かしています。タレントパレットの導入法人数は約2,000社を超え(契約社数990社、22年9月末時点)従来は管理するのみに留まっていた人材情報を分析し、そのデータを網羅的に活用することで経営層の意思決定を後押しします。具体的には人事情報、経歴、スキル、マインド(適性)、社員の希望や想い、日々のモチベーションやエンゲージメント、ヘルスケア(健康)までのデータを集約・活用することができます。これらのデータを分析することにより異動シミュレーションや研修まで含めた人材育成、テキストマイニングを活かした離職予兆の抽出、採用ミスマッチ防止、人的資本KPIのモニタリングなど、あらゆる人事戦略においてデータを活用した科学的人事戦略を実現します。

<株式会社プラスアルファ・コンサルティングについて>
株式会社プラスアルファ・コンサルティング(https://www.pa-consul.co.jp/)は『あらゆる情報から付加価値を生み出し続ける、見える化プラットフォーム企業』として、2006年の設立以来、顧客の声や顧客データ/購買データ、人事情報のようなビッグデータを「見える化」し気づきを与える力を持つ、「テキストマイニング」や「データマイニング」などの技術を核としたクラウドソリューション事業を行っています。様々な情報を「見える化」することで、お客様のビジネスに+α(プラスアルファ)の価値を創造するためのソフトウェアの開発・販売、コンサルティング、新規事業創出を行っています。

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会社概要

URL
http://www.pa-consul.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区東新橋1丁目9-2 汐留住友ビル25F
電話番号
03-6432-4016
代表者名
三室 克哉
上場
東証プライム
資本金
-
設立
2006年12月