Crypto Asia Summit 9月29日 2日目レポート
2020年9月28日~29日にかけて、アジアで最大のブロックチェーン・暗号資産オンラインサミットであるCrypto Asia Summitが開催されました。本記事では、2日目の模様をご紹介します。
今回は、 分散型金融のDeFiや分散型ストレージのIPFSを中心に、 トレンド変化が激しいブロックチェーン業界において、 近い将来に来るであろう破壊的なイノベーションの最前線を、 自宅や会社に居ながら知ることができるようになっています。
動画:https://www.chaintalk.tv/event/keisuke-honda-kevin-chou/
今回スペシャルゲストで出演した本田圭佑氏は、RallyのKevin Chou氏と共に出演し、双方が互いのビジネスについてインタビューを行いました。本田氏は、多くの人が質の良い教育を受けられるためのNowDo、新しく立ち上げたNowVoiceについて語りました。一方で、Kevin氏はソーシャルプラットフォームを利用するクリエイターの収入リスクと、その課題に対するRallyの取り組み、クリエイターコインの経済圏について紹介しました。
Rally: https://www.rally.io/
Diego Gutierrez Zaldivar:IOVlabs - CEO
動画:https://www.chaintalk.tv/event/diego-gutierrez-zaldivar/
IOVlabsは、ビットコインの2ndレイヤーであるRSK及び、3rdレイヤーのRIF OSを開発していることで知られています。IOVlabsを率いるDiego氏は、RSKがなぜビットコインの2ndレイヤーなのか、RSKとRIF OSの特徴を述べ、4thレイヤーのソーシャルマーケットプレイスのTaringa!を紹介しました。また、最後にRSKエコシステムへの参加方法を案内しました。
IOVlabs: https://www.iovlabs.org/
Illia Polosukhin:NEAR Protocol - Co-founder
動画: https://www.chaintalk.tv/event/illia-polosukhin/
NEARを率いるIllia氏は、冒頭でOpen Webの概念とその構成要素について、NEAR Protocolがその一端を担っていることを述べました。NEAR Protocolについては、主にユーザーエクスペリエンスに焦点が当てられ、開発者フレンドリーで、イーサリアムと相互運用が可能な点などが紹介されました。また、コミュニティのNEAR Collectiveには既に10カ国からなる50人以上のフルタイムメンバーで構成され、開発が盛んになっています。
NEAR: https://near.org/
Patrick Dai:Qtum - Founder
動画:https://www.chaintalk.tv/event/patrick-da/
2016年からQtumのプロジェクトを率いるPatrik氏は、4つのトピックに触れました。まず2019年から2020年にかけて台頭したパブリックブロックチェーンや、DeFiエコシステムの広がりについて触れ、将来的にはLayer2の上にアプリケーションが構築されるだろうと自身の考えを述べました。Qtumの取り組みでは、オフラインステーキング、仮想マシンのミドルウェア、匿名取引機能やDeFiの達成について紹介し、エコシステムが順調に成長していることを示しました。
Qtum: https://qtum.org/
Eagle Huang:Deepcoin – Founder
動画:https://www.chaintalk.tv/event/eagle-huang/
Deepcoinを率いるEagle氏は、暗号資産業界の動向とDeepcoinを紹介しました。業界動向では、直近のDeFiのブームに触れ、短期的には明らかなバブルであるが、長期的には価値があることだと、自身の見解を述べました。Deepcoinは、世界各国からの金融や暗号資産取引所からの出身者で構成されており、米国NFAとMSB、カナダのMSBのライセンスを保有するデジタル資産取引プラットフォームです。Eagleは、取引所が進行金融エコロジー全体の中核インフラであるとし、Deepcoinの商品について自信を見せました。
Deepcoin: https://deepcoin.com/
Crypto Asia Summitは、動画収録されているため、ご自身でも内容を確認することができます。ChainTalkにアクセスの上、是非ご覧になってみてください。
https://chaintalk.tv/
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