Capyのパスキー、NTTデータ「CAFIS®」に採用決定

Capy株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:岡田満雄)は、株式会社NTTデータが提供する日本最大級のキャッシュレス決済プラットフォーム「CAFIS」に、当社のパスキー認証技術が採用されたことをお知らせします。
導入の背景と社会的意義
オンライン決済を狙った不正利用は年々増加しており、金融・決済業界にとってセキュリティ強化は喫緊の課題です。しかし、追加認証の負担や複雑な手続きはユーザー体験を損なう原因となり、「安全性」と「利便性」の両立は長年のジレンマでした。
Capyのパスキーは、FIDO規格[1] に準拠したパスワードレス認証サービスです。パスワードを完全に不要とし、生体認証や端末認証を活用することで、利用者は直感的でシンプルな操作で取引を完了できる一方、フィッシングやリスト攻撃といった従来型の脅威を根本から排除します。
今回の導入は、国内決済インフラにおける“パスワードレス認証時代”の到来を象徴する取り組みとなっております。
◾️FIDO規格(Fast IDentity Online)とは
Apple、Google、Microsoft など世界のIT大手が加盟する「FIDOアライアンス」が策定した、パスワードに依存しない新しい認証の国際標準です。
従来のID・パスワード認証やSMS認証は、フィッシングやリスト型攻撃といった不正利用に弱く、ユーザーにも煩雑さを強いるものでした。FIDOはこうした問題を解決するために生まれた技術であり、生体認証や端末認証を活用することで、強固なセキュリティと高いユーザビリティを両立します。
実際に、日本国内でも三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、Yahoo! JAPAN、ソフトバンクなどがすでにFIDO認証を導入しており、今やFIDOは、金融・決済・通信など、セキュリティが求められる分野で急速に普及しています。
Capyが提供する「パスキー」は、FIDO規格に準拠したパスワードレス認証の先進事例であり、ユーザーはスマートフォンやPCを使って、わずか数秒の直感的な操作だけで、安全かつスムーズに本人確認を完了できます。
導入による効果
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利用者
パスワードやワンタイムコード入力が不要となり、快適でストレスのない取引体験を実現。
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カード会社
不正利用リスクを大幅に低減。フィッシング詐欺にも有効であり、顧客満足度の向上を実現。
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加盟店
認証の利便性が高まることで取引完了率が改善し、売上機会の拡大につながる。フィッシング詐欺防止により、加盟店としての信頼性強化にも寄与。
■株式会社NTTデータについて
会社名:株式会社NTTデータ
代表者:代表取締役社長 鈴木 正範
本社所在地:〒135-6033 東京都江東区豊洲3-3-3 豊洲センタービル
設立:2022年11月1日
事業内容:電気通信事業等、詳細は以下参照
https://www.nttdata.com/jp/ja/about-us/profile/
公式サイト:https://www.nttdata.com/jp/ja/
■Capy株式会社について
会社名:Capy株式会社
代表者:代表取締役社長 岡田 満雄
本社所在地:〒100-0005 東京都千代田区丸の内2丁目2−1 岸本ビルヂング 6階
設立:2017年8月
事業内容:不正ログイン対策ツール「Capyキャプチャ」の開発・提供、生体認証ソリューションの開発・提供、セキュリティコンサルティング
公式サイト:https://corp.capy.me/ja
※「CAFIS」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
【本リリースに関するお問い合わせ先】
Capy株式会社 広報担当
Email: info@capy.me
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