外国語学部学生がカンボジアの学生とオンラインで交流授業 ~日本とカンボジアの社会課題に対して、相互に理解を深める~
文京学院大学(学長:櫻井隆)は、外国語学部 甲斐田万智子教授のゼミに所属する学生達が、カンボジアの社会課題への理解を深めること、及び卒業論文の執筆にあたって研究テーマへの理解を深めることを目的に、2020年11月13日にカンボジアのパンニャサストラ大学とオンラインで交流授業を実施したことをお知らせします。
- オンライン国際交流の背景と目的
当日は、1) 女性に対する暴力 2)貧困・差別・ジェンダー 3)子どもの権利 という3つのグループに分かれ、ディスカッションを行いました。本学からは3年生のゼミ生13名が、パンニャサストラ大学からは1年生と4年生のジェンダー学の学生30名が参加し、それぞれの意見を交換し、また、問題点を共有することで、カンボジアが直面している現状や社会課題について考えました。
■参加したカンボジアの学生からのコメント
Appreciate to Japanese students wanted to know about Cambodia. It’s also a great opportunity to knew each other and to shown about wealth gaps, LGBTQ, Education... in Cambodia.
Last but not least, I’m really enjoy this conference so much and also a great opportunity to improve our skills.
カンボジアのことを知りたいと思っている日本人学生に感謝しています。今回の交流は、カンボジアの貧富の格差、LGBTQ、教育...などについて、お互いに理解し合う良い機会になりました。今回の交流は本当に楽しく、私たちのスキルを向上させる素晴らしい機会となりました。
■パンニャサストラ大学(カンボジア) 中川香須美教授からのコメント
カンボジアの学生たちにとって、自分の社会をジェンダー視点から分析する機会はほとんどないです。今回は、日本の学生さんたちが鋭い視点で質問を投げかけてくれたので、とても勉強になったと思います。今回はある学生が、日本の学生のライフスタイルをぜひ知りたいと発言していたように、ぜひ次回はカンボジアの学生から、日本の学生さん達に質問する機会があれば良いと思います。
■参加した甲斐田ゼミの学生コメント
今回の授業で、カンボジアの女性達が、経済面、ヘルスケア面、精神面において厳しい状況であると知りました。私は、カンボジアの方が日本よりも女性の厳しい状況が続いているのではないかと予測していましたが、日本では、女性の厳しい生活状況があまり問題視されていないだけで、カンボジアでは、日本よりも大きな問題として取り上げているのではないかと考えました。今後、それぞれの国において、コロナ禍での女性の生活状況に関して問題提起するメディア報道の仕方などにも着目しながら、研究していきたいと思います。
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